内容は(かなり)不器用な二人のラブストーリー
ゼロの使い魔からヤマグチノボル先生を知ったので
ギャグないのに多少驚きましたが、
まわりの人間関係や心理描写が
テンポよく感じられ楽しく読めました。
純粋に月9でやるような、ドラマのような内容なので
【萌え】を期待してはいけません。
ちょっと大人のラブストーリーですね。
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描きかけのラブレター (富士見ミステリー文庫 63-1) 文庫 – 2004/8/1
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日2004/8/1
- ISBN-104829162651
- ISBN-13978-4829162651
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(富士見書房) (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 295ページ
- ISBN-10 : 4829162651
- ISBN-13 : 978-4829162651
- Amazon 売れ筋ランキング: - 703,880位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32,472位ライトノベル (本)
- - 151,644位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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元某兎美少女ゲーム会社を勤務CGや原画を10年程担当後、フリーランスに。イラストやコミック等を中心にした活動をしております。作は異世界もの創世記作品のひとつ「A君の戦争」、快盗ルパン、自転車モノなど幅広く、代表作としてはアニメ化もした「南鎌倉高校女子自転車部」小説イラストでは「ミニスカ宇宙海賊」シリーズ。最近では同人誌やオリジナルの電子書籍にも注力しています。
ヤマグチノボル(やまぐち・のぼる)
1972年2月、茨城県生まれ。『カナリア~この想いを歌にのせて』(角川スニーカー文庫)でデビュー。代表作『ゼロの使い魔』シリーズ(MF文庫J)のほか、角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫でも著書多数。近刊は『烈風の騎士姫』シリーズ(MF文庫J)。
イメージ付きのレビュー
4 星
『ゼロの使い魔』の作者による青春小説
氷室冴子『海がきこえる』を「面倒くさい女の子とそれに振り回される男子を描いた小説」と定義するならば、男の作者が描いた『海がきこえる』と言えなくもなく。その分、分かり易過ぎるところもあったけど。雑誌掲載のヒロイン側から見た短編「side:B」も蛇足だったと思う。主人公=読者から見てヒロインの心情が見えないってのが肝なのに。あとがきでは富士ミスの編集長に「普通の恋愛小説」をやりたいと力説された、と紹介されてて、なるほど富士ミスの路線ってああなるべくしてなったんだなーと。その言葉通り、作者の他作品のようなコミカルなノリはほとんどなく、淡々とした筆致で主人公とヒロインの不器用なやり取りが描かれている。が、根っこの部分は変わらない。女の子は可愛い。でも面倒くさい。でもやっぱり可愛い。男の子はそれに惹かれる。でも惹かれるだけじゃなく、意地を張らなきゃならない時もある。青春は姦しく、痛々しくて、切ない。……考えてみれば、『海がきこえる』のヒロインはツンデレの元祖、なんて一部で言われてたなあ。ツンデレブームという時代と寝た作者がこういう小説を書く、ってのは何らかの必然だったんだろうか。また作者はこの後同レーベルで、同傾向の『遠く6マイルの彼女』という作品を執筆。あちらは作者の趣味であるバイクと、「年上の彼女」を絡めた作品で、本作と合わせ「日立三部作」(作品の舞台であり作者の故郷でもある茨城県日立市から)と銘打っているが、3作目はいまだ書かれていない。レーベルが休刊したという事情もあるのだろうけれど、ネクストファンタジア大賞を設立して現代物でも『スノウピー』のような作品を出してる今ならファンタジアでも行けないかな?MFで引き取ってくれても一向に構わないよ!
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月25日に日本でレビュー済み
氷室冴子『海がきこえる』を「面倒くさい女の子とそれに振り回される男子を描いた小説」と
定義するならば、男の作者が描いた『海がきこえる』と言えなくもなく。
その分、分かり易過ぎるところもあったけど。雑誌掲載のヒロイン側から見た短編「side:B」も
蛇足だったと思う。主人公=読者から見てヒロインの心情が見えないってのが肝なのに。
あとがきでは富士ミスの編集長に「普通の恋愛小説」をやりたいと力説された、と
紹介されてて、なるほど富士ミスの路線ってああなるべくしてなったんだなーと。
その言葉通り、作者の他作品のようなコミカルなノリはほとんどなく、淡々とした筆致で
主人公とヒロインの不器用なやり取りが描かれている。が、根っこの部分は変わらない。
女の子は可愛い。でも面倒くさい。でもやっぱり可愛い。男の子はそれに惹かれる。
でも惹かれるだけじゃなく、意地を張らなきゃならない時もある。青春は姦しく、痛々しくて、
切ない。……考えてみれば、『海がきこえる』のヒロインはツンデレの元祖、なんて
一部で言われてたなあ。ツンデレブームという時代と寝た作者がこういう小説を書く、ってのは
何らかの必然だったんだろうか。
また作者はこの後同レーベルで、同傾向の『遠く6マイルの彼女』という作品を執筆。
あちらは作者の趣味であるバイクと、「年上の彼女」を絡めた作品で、本作と合わせ
「日立三部作」(作品の舞台であり作者の故郷でもある茨城県日立市から)と銘打っているが、
3作目はいまだ書かれていない。レーベルが休刊したという事情もあるのだろうけれど、
ネクストファンタジア大賞を設立して現代物でも『スノウピー』のような作品を出してる
今ならファンタジアでも行けないかな?MFで引き取ってくれても一向に構わないよ!
定義するならば、男の作者が描いた『海がきこえる』と言えなくもなく。
その分、分かり易過ぎるところもあったけど。雑誌掲載のヒロイン側から見た短編「side:B」も
蛇足だったと思う。主人公=読者から見てヒロインの心情が見えないってのが肝なのに。
あとがきでは富士ミスの編集長に「普通の恋愛小説」をやりたいと力説された、と
紹介されてて、なるほど富士ミスの路線ってああなるべくしてなったんだなーと。
その言葉通り、作者の他作品のようなコミカルなノリはほとんどなく、淡々とした筆致で
主人公とヒロインの不器用なやり取りが描かれている。が、根っこの部分は変わらない。
女の子は可愛い。でも面倒くさい。でもやっぱり可愛い。男の子はそれに惹かれる。
でも惹かれるだけじゃなく、意地を張らなきゃならない時もある。青春は姦しく、痛々しくて、
切ない。……考えてみれば、『海がきこえる』のヒロインはツンデレの元祖、なんて
一部で言われてたなあ。ツンデレブームという時代と寝た作者がこういう小説を書く、ってのは
何らかの必然だったんだろうか。
また作者はこの後同レーベルで、同傾向の『遠く6マイルの彼女』という作品を執筆。
あちらは作者の趣味であるバイクと、「年上の彼女」を絡めた作品で、本作と合わせ
「日立三部作」(作品の舞台であり作者の故郷でもある茨城県日立市から)と銘打っているが、
3作目はいまだ書かれていない。レーベルが休刊したという事情もあるのだろうけれど、
ネクストファンタジア大賞を設立して現代物でも『スノウピー』のような作品を出してる
今ならファンタジアでも行けないかな?MFで引き取ってくれても一向に構わないよ!
氷室冴子『海がきこえる』を「面倒くさい女の子とそれに振り回される男子を描いた小説」と
定義するならば、男の作者が描いた『海がきこえる』と言えなくもなく。
その分、分かり易過ぎるところもあったけど。雑誌掲載のヒロイン側から見た短編「side:B」も
蛇足だったと思う。主人公=読者から見てヒロインの心情が見えないってのが肝なのに。
あとがきでは富士ミスの編集長に「普通の恋愛小説」をやりたいと力説された、と
紹介されてて、なるほど富士ミスの路線ってああなるべくしてなったんだなーと。
その言葉通り、作者の他作品のようなコミカルなノリはほとんどなく、淡々とした筆致で
主人公とヒロインの不器用なやり取りが描かれている。が、根っこの部分は変わらない。
女の子は可愛い。でも面倒くさい。でもやっぱり可愛い。男の子はそれに惹かれる。
でも惹かれるだけじゃなく、意地を張らなきゃならない時もある。青春は姦しく、痛々しくて、
切ない。……考えてみれば、『海がきこえる』のヒロインはツンデレの元祖、なんて
一部で言われてたなあ。ツンデレブームという時代と寝た作者がこういう小説を書く、ってのは
何らかの必然だったんだろうか。
また作者はこの後同レーベルで、同傾向の『遠く6マイルの彼女』という作品を執筆。
あちらは作者の趣味であるバイクと、「年上の彼女」を絡めた作品で、本作と合わせ
「日立三部作」(作品の舞台であり作者の故郷でもある茨城県日立市から)と銘打っているが、
3作目はいまだ書かれていない。レーベルが休刊したという事情もあるのだろうけれど、
ネクストファンタジア大賞を設立して現代物でも『スノウピー』のような作品を出してる
今ならファンタジアでも行けないかな?MFで引き取ってくれても一向に構わないよ!
定義するならば、男の作者が描いた『海がきこえる』と言えなくもなく。
その分、分かり易過ぎるところもあったけど。雑誌掲載のヒロイン側から見た短編「side:B」も
蛇足だったと思う。主人公=読者から見てヒロインの心情が見えないってのが肝なのに。
あとがきでは富士ミスの編集長に「普通の恋愛小説」をやりたいと力説された、と
紹介されてて、なるほど富士ミスの路線ってああなるべくしてなったんだなーと。
その言葉通り、作者の他作品のようなコミカルなノリはほとんどなく、淡々とした筆致で
主人公とヒロインの不器用なやり取りが描かれている。が、根っこの部分は変わらない。
女の子は可愛い。でも面倒くさい。でもやっぱり可愛い。男の子はそれに惹かれる。
でも惹かれるだけじゃなく、意地を張らなきゃならない時もある。青春は姦しく、痛々しくて、
切ない。……考えてみれば、『海がきこえる』のヒロインはツンデレの元祖、なんて
一部で言われてたなあ。ツンデレブームという時代と寝た作者がこういう小説を書く、ってのは
何らかの必然だったんだろうか。
また作者はこの後同レーベルで、同傾向の『遠く6マイルの彼女』という作品を執筆。
あちらは作者の趣味であるバイクと、「年上の彼女」を絡めた作品で、本作と合わせ
「日立三部作」(作品の舞台であり作者の故郷でもある茨城県日立市から)と銘打っているが、
3作目はいまだ書かれていない。レーベルが休刊したという事情もあるのだろうけれど、
ネクストファンタジア大賞を設立して現代物でも『スノウピー』のような作品を出してる
今ならファンタジアでも行けないかな?MFで引き取ってくれても一向に構わないよ!
このレビューの画像
2005年4月27日に日本でレビュー済み
レーベルは富士見ミステリー文庫だが、特にミステリーの要素はほとんどない。しかし、一つの読み物として読む文にはぜんぜん問題ない。
どこかにありそうな恋愛モノの本ではあるが、読んでいて飽きることなくスラスラ読んでいくことができた。
読みやすい本なので読書初心者などにもすすめたい。
どこかにありそうな恋愛モノの本ではあるが、読んでいて飽きることなくスラスラ読んでいくことができた。
読みやすい本なので読書初心者などにもすすめたい。