私はこれで桜庭一樹さんのファンになったという・・・恐ろしい本です。
絵が美麗。可愛らしくって、次の挿絵が待ち遠しいっ と、頁をめくる手をはやめてしまう。
けれどじっくり読みたいのー、と悩みまくる。
私的に、こっちを先に読んでから1を読んだ方が良いのではないかと。
時間の流れからしてそっちの方がスムーズ。(実際私もそうでしたし。)
これだけ読み心地のよい文章も久しぶり。かなり引き込まれます。時代設定もいいし。
ミステリーだけでなく人間関係のドラマも見所ですかねぇ。
読めばよさが分かると思うんだけどな。
可愛くて小さな探偵さんは、ヴィクトリカ。そしてワトソン役が久城一弥。
それからもろもろの人達・・・・・。
登場人物の中でも最も人気なのはヴィクトリカ。やっぱり探偵役ですし。可愛らしい容姿だし。知恵の泉をもち、世界の混沌を弄ぶ、退屈なる謎めいた少女・・・・に、あなたもきっと心を奪われるっ!
さらに、話の構成がかなりできてて、作者をおもわずソンケー。
ってな感じで、面白い本です。GOSICKファンは見ないと損です。。そうでない方もどうぞ。
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GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫) 文庫 – 2005/7/8
西欧の小国ソヴュール、聖マルグリット学園に東洋からの留学生がやってきた。学園になじめず孤独な一弥はあらぬ殺人容疑をかけられる。そんな彼を救ったのは、図書館塔に引きこもる謎の少女・ヴィクトリカだった。
- 本の長さ349ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2005/7/8
- ISBN-104829163100
- ISBN-13978-4829163108
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2005/7/8)
- 発売日 : 2005/7/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 349ページ
- ISBN-10 : 4829163100
- ISBN-13 : 978-4829163108
- Amazon 売れ筋ランキング: - 974,262位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3位富士見ミステリー文庫
- - 196,328位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (ISBN-13:978-4044281106)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年7月10日に日本でレビュー済み
GOSICKシリーズの短編集です。
時間軸は1巻の前の話で、一弥とヴィクトリカの出会いのあたりと、ヴィクトリカが聖マルグリット学園に入学したての話です。
中身としては、ミステリーとしては小さく纏まってしまっていたかなと思います・・・
短編として話を纏めないといけないので、GOSICKシリーズと比べて淡々と謎解きが終わってしまうのが寂しかったです。
ただ、一弥とヴィクトリカの初めて出会う場面やアブリルの来る場面などGOSICKファンには堪らない内容となっていました。
キャラそれぞれに目線を合わせて読むと非常に楽しめると思います。
あとがきも非常に好調ですので、GOSICKシリーズがお好きな方は是非読んでみてください。
時間軸は1巻の前の話で、一弥とヴィクトリカの出会いのあたりと、ヴィクトリカが聖マルグリット学園に入学したての話です。
中身としては、ミステリーとしては小さく纏まってしまっていたかなと思います・・・
短編として話を纏めないといけないので、GOSICKシリーズと比べて淡々と謎解きが終わってしまうのが寂しかったです。
ただ、一弥とヴィクトリカの初めて出会う場面やアブリルの来る場面などGOSICKファンには堪らない内容となっていました。
キャラそれぞれに目線を合わせて読むと非常に楽しめると思います。
あとがきも非常に好調ですので、GOSICKシリーズがお好きな方は是非読んでみてください。
2007年5月4日に日本でレビュー済み
サイドストーリー・・・というか、補完って言えばいいかな?
1巻が長編の前の話、2巻が夏休み、3巻が長編6巻以降の話となっています。
予備知識なしでもそこそこ読める内容になっていますが、長編読んでからのほうが
楽しめるかもしれませんね。
実際僕は長編よりも先にこちらの短編集を読み始めましたが、
直ぐに長編から読み直しました。
このシリーズのウリはなんといっても挿絵ではないでしょうか?
アルフォンス・ミュシャを思わせるような緻密で繊細な絵は見ているだけで癒されます。
GOSICKってどんな物語?と思ってる方はまずは1巻だけでも読んで見ることを
お勧めします。
1巻が長編の前の話、2巻が夏休み、3巻が長編6巻以降の話となっています。
予備知識なしでもそこそこ読める内容になっていますが、長編読んでからのほうが
楽しめるかもしれませんね。
実際僕は長編よりも先にこちらの短編集を読み始めましたが、
直ぐに長編から読み直しました。
このシリーズのウリはなんといっても挿絵ではないでしょうか?
アルフォンス・ミュシャを思わせるような緻密で繊細な絵は見ているだけで癒されます。
GOSICKってどんな物語?と思ってる方はまずは1巻だけでも読んで見ることを
お勧めします。
2006年3月14日に日本でレビュー済み
(;'Д`)ハァハァ これはゴシックシリーズの1巻が始まる前の・・・お話が収録されている。短編集であるが、話がつながっている・・・?!
1つのお話として読める。
謎めいた天才少女 ヴィクトリカと 帝国軍人の三男の九弥一哉の出会い
を描いている、セシル先生・アブリル・ブロワ警部なども
色々と出て来る。
退屈だ・・・退屈だ・・・ってのは
界王様が つまらないダジャレで笑っちまうほど 狭い世界に
悠久の時を過ごしたために そうなったんだらう
1つのお話として読める。
謎めいた天才少女 ヴィクトリカと 帝国軍人の三男の九弥一哉の出会い
を描いている、セシル先生・アブリル・ブロワ警部なども
色々と出て来る。
退屈だ・・・退屈だ・・・ってのは
界王様が つまらないダジャレで笑っちまうほど 狭い世界に
悠久の時を過ごしたために そうなったんだらう
2005年8月29日に日本でレビュー済み
キャラクタに惚れたなら、迷わずお勧めの1冊になっています。とにかくメインキャラクタに絞って展開される物語的に最初となるお話は、4冊読んだ後ではどことなくもどかしく、短編集ゆえにあっさりしていて。最後に序章があるのも納得です。ますますこれからの物語の行方に奥行きを添えてくれる、そんな物語に仕上がっています。
2007年1月22日に日本でレビュー済み
発行日では1巻以降なのですが、内容はそれよりも以前にあたります。一応、短編集に加筆したとのことですが、ギクシャクしたところもありません。筆致の細かさが挿し絵と相まって、優美で可憐な世界観を見事に表現した作品です。
推理やトリックの面で敢えて厳しい評価とし満点ではありませんが、限りなく満点評価に近いことを蛇足ながら付け加えておきます。
このシリーズ読破の取っ掛かりの一冊には本巻がオススメです。
推理やトリックの面で敢えて厳しい評価とし満点ではありませんが、限りなく満点評価に近いことを蛇足ながら付け加えておきます。
このシリーズ読破の取っ掛かりの一冊には本巻がオススメです。
2005年12月12日に日本でレビュー済み
このシリーズ好きですねぇ。相変わらずヴィクトリカは魅力的です。
しかし、ストーリーについて個人的な不満が……
一弥には実は”ボーイミーツガール”願望があったとか、ヴィクトリカとの出逢いは実はヴィクトリカが狙ってやったことだったとか、いらん設定が出てきてしまってるように思います。まったくの偶然だったりするほうが、運命的で美しいと思うんですがねぇ…
しかし、ストーリーについて個人的な不満が……
一弥には実は”ボーイミーツガール”願望があったとか、ヴィクトリカとの出逢いは実はヴィクトリカが狙ってやったことだったとか、いらん設定が出てきてしまってるように思います。まったくの偶然だったりするほうが、運命的で美しいと思うんですがねぇ…