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さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫) 文庫 – 2006/6/10

3.2 5つ星のうち3.2 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 富士見書房 (2006/6/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 299ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4829163577
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4829163573
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 4個の評価

著者について

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新井 輝
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年4月30日に日本でレビュー済み
「泣ける!!」という作品の1つにしばしば上がるので購入したけれど、ずっと放置していました。改めて読んでみてなぜそんなに放置していたかを実感しました…文章に魅力が全くない。キャラも設定もおよそ魅力というものがない。これでは少し読み進めただけでやめてしまいます。ライトノベル界隈に吹き荒れた「妹萌え」をただ形だけまねて、裸で再開とかイチャイチャする展開とかを入れただけで何も作者の心を感じません。だらだらとそんな展開が続くだけでおよそストーリーというようなものもない。最悪なのは、主人公が全く妹の「お兄ちゃんが一人の男性として好き」という思いをかなえてやらないまま終わってしまうことです。これはない。これで泣けるわけがない。主人公に腹が立つだけです。まぁ、登場人物の誰をとってもリアルさがなく愛着もわかないのですが、ひたすら後味は悪いです。何より「妹」というものの可愛さを作者は何も分かっていないか、表現できていません。数ある「妹もの」の中でもこれは駄作もいいところでしょう…イラストも魅力がなく、キャラに愛着がわかないばかりか、誰が誰かもわかりません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月24日に日本でレビュー済み
内容】3日まえに妹が交通事故で死んだ。
遺体は見ない方がいいと言われる死に方だった・・・・・・

暗く落ち込む兄。
しかし自宅の風呂から死んだはずの妹が、
突然以前と変わらない様子で現れる。
そこから、物語は始まります。

批評】途中のシチュエーションは素晴らしい。
妹属性には堪らないイベントを押さえています。
また、母と息子の対話も深く心を揺さぶるものでした。

しかしダメです!すごく好きな内容だが言おう。
そう、あえて言おう!!最後がダメ!ダメダメですよ!!
あっさりしすぎです。ちょっと無理やり終わらせてませんか?

正直納得いきません。個人的には2冊刊行にて周りの人間関係をより深め
そして別れの後の悲しみに挫け、立ち直るまでの過程を描いて欲しかったです。

ちなみに他の方が 18禁ゲームの加奈のことを記載していますが
私は本でも映画でもあれほど泣いたことは無いほど、泣けます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月16日に日本でレビュー済み
いもうとは、いつまでも、いもうと。

『さよなら、いもうと』

新井 輝著 富士見ミステリー文庫

《あらすじ》

妹・トコが死んだのは、三日前のことだった。 交通事故だった。
大型トラックに轢かれたとだけ聞かされた、 遺体は見ない方がいい、と言われた。
そんな死に方だった。
そう、そりゃあ言葉では分かっている。 人間いつか誰だって死ぬってことは……… 自分であれ、 他人であれ、 事故なのか、 病気なのか、 寿命なのか。
でも、俺は死ぬってことがまだ良く分かっていなかった。
そして、もっと分かっていなかったのは、人が生き返るってことで………
“由緒正しい”魔法の日記に書かれていた、 「お兄ちゃんと結婚したい」 という言葉のせいなのか、 妹―トコは生き返り、また俺と暮らすことになったんだ…‥。

《解説》

この小説を知ったのは、今は無き地元・紀伊國屋書店の書籍検索コーナーでした。
たまたま、「いもうと」というキーワードで検索中に見つけ、速攻購入です。
当時 “ライトノベル”という分野を購入するのは、 十数年ぶりでした。
したがって、この作者新井輝氏のことも、正直、よく存じません。
御免なさい。
しかし、 本作が、素晴らしい作品であることは断言出来ます。

テーマは、タイトルそのものにあるように、
「いもうととは、何であるか」 です。

筆者のように、 一人っ子で、 兄弟姉妹不在の中で、人生の約三分の1を生きてしまった者にとっては、考えさせられるテーマです。
リアルに妹さんがいる人にとっては、 何を考え込む必要があるのか‥…? と思われる話かもしれませんが…‥

作中何回か、 実兄と結婚云々‥…の、いささかショッキングな表現が出てきますが、 いわゆるインセスト的な淫靡な話ではありませんので…‥

わかりやすく言えば、 幼稚園児や小学校低学年くらいの女の子が
「お兄ちゃんとずっと一緒にいたい」 みたいなニュアンスです。

作中の妹・トコちゃんは、 魔法の力で生き返ったら、生前より小さく(事故死した時は中学生だった) 見た目は小学校4、5年生くらいにしか見えませんから‥…

あと、“兄妹モノ”が陥りやすい、
「二人だけの世界」にならないよう、 主人公の母親や、クラスメートが適度に絡んで、バランスをとっています。
魔法の力で、生き返った妹との生活を、日常的に淡々と描いた良作であります。

「兄と妹」物が好きな方、切ないお話が好きな方に、本作品を強く推薦いたします。
2006年6月14日に日本でレビュー済み
妹について幻想、特別な想いを抱いている者にとって、あるいはこれによって開眼した者には、おそらくジャンルは違えど「加奈」と同様信仰対象たりえるだけの力をもった強力な一冊です。

シチュエーションとしても、冒頭からお風呂でバッタリそしてついには一緒に入ったり、なでなで、添い寝、あーんとかもうこれでもか、これでもかというシーンのオンパレード

ただ、そのような細部にも神は宿っていますが、メインは主人公と母親の会話、主人公と妹の母についての会話の部分です。まさにこの部分でもって単なる萌えから、人生観そのものへという深い部分に訴求する力を持ちえているといっても過言ではないです。

この上品なエロと哲学的人生訓の融合、バランスこそ新井氏の魅力なのでしょう。
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