シリーズ第一部(があるのなら)完結作の今作は第一冊目から続いている
デットエンドコンプレックスとの決着の巻。
と、ミステリ小説について多くの内容を語ること程、ルール違反な事はないので
内容は読んでもらうとして(あとがきにも記載されてるがシリーズを読んだ後じゃないと
一気に色々ネタバレの危険あり)、僕はこの本で初めて錯覚という現象を体験した。
それだけでも、この本は、僕にとってとても価値のある一冊となった。
著者曰く『ミステリの基本は、騙されること』だと語っている。
まさにそれだった。
誰かと、この錯覚が晴れたときの衝撃を共有したいが
それはルール違反に大いに関わる部分なので、読んでくれとしか言えないのが歯がゆい。
…この感覚を伝えるためだけに著者に手紙を書きそうな勢いな程
僕にとってミステリの基本初体験は衝撃的だった。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
SHI-NO愛の証明 (富士見ミステリー文庫 76-4) 文庫 – 2006/12/1
暗く、そして逃げることの出来ない僕と志乃の物語。第四弾!
珍しくデパートへ買い物に来た「僕」たち。だが、なんとそこで爆弾騒ぎに巻き込まれてしまう! 爆弾を発見したものの、デパートの電源が落ち、閉じこめられてしまう。カウントは7200秒! 犯人はいったい!?
珍しくデパートへ買い物に来た「僕」たち。だが、なんとそこで爆弾騒ぎに巻き込まれてしまう! 爆弾を発見したものの、デパートの電源が落ち、閉じこめられてしまう。カウントは7200秒! 犯人はいったい!?
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104829163798
- ISBN-13978-4829163795
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(富士見書房) (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 243ページ
- ISBN-10 : 4829163798
- ISBN-13 : 978-4829163795
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,703,365位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61,924位ライトノベル (本)
- - 292,810位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
5グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年8月21日に日本でレビュー済み
SF大好きで、蔵書はハヤカワと東京創元社ばっかりだけど、ミステリは読んだこと無かった。だから、こうゆう「書き方」には免疫無くて。
騙されたー! と言うのが第一印象だけど、ミステリってこうゆう物なんだよね、きっと。
第一巻を読んだときは「下手くそだな、大丈夫か、コイツ?」と思ったけど、既に全巻購入した後だった。頼むよ、ホント。
ミステリ素人のボクだけど、これは面白かった。皆も若い作家を応援しよう。Let's click!
騙されたー! と言うのが第一印象だけど、ミステリってこうゆう物なんだよね、きっと。
第一巻を読んだときは「下手くそだな、大丈夫か、コイツ?」と思ったけど、既に全巻購入した後だった。頼むよ、ホント。
ミステリ素人のボクだけど、これは面白かった。皆も若い作家を応援しよう。Let's click!
2008年7月30日に日本でレビュー済み
逃げ場なし、そんな状況に置かれて露わになるのは人の本性、そしてこれだけは譲れぬと普段から心に決めている覚悟。
そうしたものが、きわめて明確になった話ではなかったかと思います。
『僕』と志乃とに訪れる試練は、2人をして『らしからぬ』そんな行動をさせる……あるいはそれは、2人の本来そうあるべき『ホントウノトコロ』であったのか――?
息つく暇もなく一気に最後まで読み進めたくなる、読み進めざるを得ないそんな展開満載です。
そうしたものが、きわめて明確になった話ではなかったかと思います。
『僕』と志乃とに訪れる試練は、2人をして『らしからぬ』そんな行動をさせる……あるいはそれは、2人の本来そうあるべき『ホントウノトコロ』であったのか――?
息つく暇もなく一気に最後まで読み進めたくなる、読み進めざるを得ないそんな展開満載です。