なんとも、達幸の思考回路って不思議でしたね。。。
子どもの頃、明良の飼い犬に嫉妬し憧れ、自分も犬になりたい(ただし飼い主は明良限定!)と本気で思っているのですから。。。
とにかく達幸は、明良の為に生き、明良の為に稼ぎ、明良の為に必死に尽くすのです・・・。
そのすべての中心には、いつも必ず明良がいます。
そして、とてつもない名俳優のくせに、仕事よりも明良優先。
明良にくっついたら最後、常にベタ甘で、片時も離れずにず〜っと、明良の体の中にも外にも(そのやり方が半端無くエロすぎて感動ものです!!)自分の臭いを付けまくり、周りにアピールしようとするなんて犬そのもの?いや、犬以上か??
おかげで萌え死にしそうでしたわ・・・。
そして、嫉妬(ちょっと妄想も入っているけど)も激しく、常に周りの人には冷たく威嚇するし、もし明良を傷つける者に出会おうものなら、途端に狂犬になって相手を噛み殺す勢いです。
でも、このギャップがたまらない。いいです。凄いです。達幸最高です!
この執着心の凄さに完敗してしまうのは、読者の私ばかりではありませんでした。
明良や、マネージャーや、明良の父まで・・・白旗振ってる状態です。
逆にみんながみんな、明良には、是非とも「狂犬」達幸に付けた鎖をしっかり握って(一生)離さずにいて欲しいと心から願っていると思います(笑)
また、途中で明良が陥る人間らしい心の葛藤(天使の部分と悪魔の部分)というのは、基本いい人だから起こり得る訳ですので、明良の人柄がにじみ出ていて、それなりに納得できましたし、共感できました。
せつなさあり、達幸の俳優としての見どころもあり・・・で大満足。
執着もの、ワンコ攻め、俳優ものがお好きな方へ・・・是非お勧めします。
読んで悔いなし!!ですよ。
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渇仰 (プラチナ文庫) 文庫 – 2012/3/9
お前は僕の恋人で、僕の犬だ。
人生のどん底で再会した幼馴染み・達幸は人気俳優となっていた。かつて父の愛情を奪われ、事故で夢を失った明良は、彼と二度と会うことはないと思っていた。しかし達幸は、己の成功は明良の「犬」になるためだと縋り付く。ついには身体まで奪われ屈辱に塗れた明良は、すべてを奪われた自分と同じ苦しみを与えてやろうとするが、達幸は明良の傍にあることだけを求めていて……。
人生のどん底で再会した幼馴染み・達幸は人気俳優となっていた。かつて父の愛情を奪われ、事故で夢を失った明良は、彼と二度と会うことはないと思っていた。しかし達幸は、己の成功は明良の「犬」になるためだと縋り付く。ついには身体まで奪われ屈辱に塗れた明良は、すべてを奪われた自分と同じ苦しみを与えてやろうとするが、達幸は明良の傍にあることだけを求めていて……。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社フランス書院
- 発売日2012/3/9
- ISBN-104829625252
- ISBN-13978-4829625255
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登録情報
- 出版社 : フランス書院 (2012/3/9)
- 発売日 : 2012/3/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4829625252
- ISBN-13 : 978-4829625255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 686,057位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,571位ボーイズラブノベルス (本)
- - 148,296位文庫
- - 192,012位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このお話しがお好きと言う方には申し訳ないのですが私は駄目でした。執着愛は大好きなのですが、達幸のそれはほんとうに愛と言えるのか疑問です。他の方もおっしゃっていますが、愛ではなく雛の刷り込みと歪んだ支配欲なのではないかと。明良の為と言いながら達幸の根底には、ひたすら我欲しか無いのではないでしょうか。もし明良が恋人と上手くいっていたら、或いは既に結婚していて子供がいたら達幸はどうするつもりだったのか考えるとゾッとします。同作者様の墜つればもろともの朔は社会性もあり、確かに愛も感じられたので大変に萌えさせて頂いたのですが達幸は気持ち悪いだけでした。何より、あの幼児性が寒気がします。ですが物語自体は面白かったので個人的嫌悪感以外の部分で星三つとさせて頂きました。度が過ぎる犬っぷりと幼児性格と閉塞感溢れる二人の関係性に萌える方にはお勧めです。
2013年11月21日に日本でレビュー済み
まさしく、お犬様です。
攻めが「あーちゃん、あーちゃん、あーちゃん…」と
他に何かないのか?というくらい受けに傾向していて
ちょっといなくなっただけでも、頭がおかしくなったんじゃないのか?というくらい
騒ぎ立てます。
周りは大迷惑!
「あーちゃんの犬になりたい!」「犬だったら、あーちゃんに無条件で受け入れられる」
みたいなことを言って、受けを呆れさせると同時に陶然ともさせ
破れ鍋に綴じ蓋。
もう、他に何も言いますまい。
エロでヘンタイ。
ベロベロベロと全身を犬のように舐めまくり。
どんだけ、他人から見たら格好良くても、素敵でも
ハメっぱなし。やりっぱなし。
私は、そんな攻めを受け入れる受けの器が大きい、と思う。
そんなお二人のお話。
いっちゃってるし、突き抜けてる感あるし、で面白くはある。
ただ、文章が具現化していて生々しくもある。その辺、生理的に合うか合わないかで
評価もどっちかに分かれるかな、と思う。
以上、感想でした。
攻めが「あーちゃん、あーちゃん、あーちゃん…」と
他に何かないのか?というくらい受けに傾向していて
ちょっといなくなっただけでも、頭がおかしくなったんじゃないのか?というくらい
騒ぎ立てます。
周りは大迷惑!
「あーちゃんの犬になりたい!」「犬だったら、あーちゃんに無条件で受け入れられる」
みたいなことを言って、受けを呆れさせると同時に陶然ともさせ
破れ鍋に綴じ蓋。
もう、他に何も言いますまい。
エロでヘンタイ。
ベロベロベロと全身を犬のように舐めまくり。
どんだけ、他人から見たら格好良くても、素敵でも
ハメっぱなし。やりっぱなし。
私は、そんな攻めを受け入れる受けの器が大きい、と思う。
そんなお二人のお話。
いっちゃってるし、突き抜けてる感あるし、で面白くはある。
ただ、文章が具現化していて生々しくもある。その辺、生理的に合うか合わないかで
評価もどっちかに分かれるかな、と思う。
以上、感想でした。
2012年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮緒さんの作品は、「献身的なまでに相手に尽くす」「盲目的な愛」、的設定が多いようです。
前作、前々作の「堕つればもろとも」「悪夢のように幸せな」も同様。
わりと似たような設定なのですが、宮緒さんの作品にハマってしまった読者の一人です。
今回は、不幸に見舞われる受 主人公の明良と、売れっ子俳優だけど受のためなら何でもアリ(暴力的なこともすべて)な攻 達幸のお話。
受に対してあまりに盲目的で従順で、受がいなくちゃ生きていけない、まわりなんて気にならないし気にしない攻に、そんなんで芸能活動大丈夫なの?とか、犬になりたいってどうよ?とか、読みながら最初はツッコミを入れつつ、でも後半は攻のワンコ的可愛さにやられてしまいました。
一歩間違えばただのストーカーか犯罪者ですよーーー!
最初は受も恨みつらみから攻も不幸に陥れようと辛辣に扱うのですが、攻の一途な愛に、切なく愛おしく受も私もいつの間にかキュン02。
大抵受キャラを好きになる私が、今回は攻に萌でした。わりと続編あったら買っちゃうくらい好きかも。
もちろん宮緒さんだけにHも盛りだくさん。3作品中、Hが一番犬化してる。。。受と再会して発情期突入って感じです(^^;
私的に順位をつけるとするなら、1位は「悪夢のように幸せな」、ですが2位はこの作品です。
前作、前々作の「堕つればもろとも」「悪夢のように幸せな」も同様。
わりと似たような設定なのですが、宮緒さんの作品にハマってしまった読者の一人です。
今回は、不幸に見舞われる受 主人公の明良と、売れっ子俳優だけど受のためなら何でもアリ(暴力的なこともすべて)な攻 達幸のお話。
受に対してあまりに盲目的で従順で、受がいなくちゃ生きていけない、まわりなんて気にならないし気にしない攻に、そんなんで芸能活動大丈夫なの?とか、犬になりたいってどうよ?とか、読みながら最初はツッコミを入れつつ、でも後半は攻のワンコ的可愛さにやられてしまいました。
一歩間違えばただのストーカーか犯罪者ですよーーー!
最初は受も恨みつらみから攻も不幸に陥れようと辛辣に扱うのですが、攻の一途な愛に、切なく愛おしく受も私もいつの間にかキュン02。
大抵受キャラを好きになる私が、今回は攻に萌でした。わりと続編あったら買っちゃうくらい好きかも。
もちろん宮緒さんだけにHも盛りだくさん。3作品中、Hが一番犬化してる。。。受と再会して発情期突入って感じです(^^;
私的に順位をつけるとするなら、1位は「悪夢のように幸せな」、ですが2位はこの作品です。
2013年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに私好みの犬攻めでした!!
この作家さんのストーリーは毎回ひねりあって好きなので、次回も購入したいと思います。
この作家さんのストーリーは毎回ひねりあって好きなので、次回も購入したいと思います。
2012年3月15日に日本でレビュー済み
ストーリーが斬新でとても面白いと思います。
ですが好きか嫌いかというと嫌いではない…程度。
少なくとも萌えなかった。
ワンコなのに執着攻め…という雰囲気に迷わずポチッと購入しましたがちょっと想像と違ったかも。
次々と不幸に見舞われた明良(受け)の前に、かつて兄弟のように育った達幸(攻め)が現れます。
達幸は会わない何年間の間に俳優として成功していて家を失った明良を囲うと言い出します。
執着攻めは大好物ですし、共依存のような関係に陥るBLもぞくぞくするので好きです。
ですがそれは「恋愛」が大前提としてあるから萌えるのであって
今作はただの共依存でした。痛いくらいの…。
達幸の感情は「雛の刷り込み」から全く成長しておらず
目の前にいる明良を見ていない気がしました。
昔、唯一優しくしてくれた綺麗な明良。彼の目には今もそれだけしか写っていない。
比喩表現で「犬にしてください」なんて言葉を使いますが、
今回は本当に犬でとにかく明良だけに忠実。
明良のために稼ぎ、明良を見るだけでその人間に威嚇。
言葉遣いも拙くて可愛いと言うより、成人男性として見ると哀れ。
引いてしまいました。
そんな男が俳優として成功してとかちょっと都合いいな、と思ってしまいました。
最終的に犬から恋人へと変貌するわけですが
私としては欲しくなかった方向へ行ってしまった、という気分です。
以下、ネタバレ気味かもしれませんが
明良には自分の道を切り拓いて欲しかった。
結局は危ない関係に足をつっこんだだけでした。
もしそうなるとしても、、
達幸の手綱をきちんと持たないといけないのにそれすら放置しそうな勢い。
お互いだけいればいい…という考えも良いのかもしれませんが、
かなり極端に二人の世界に閉じこもりそうなので、私的にはBADEND。
お話的には面白かったです。
ただ萌えきれなかった…のと
単純にHシーンが合わなかったというのがあります。
濡れ場もけっこう多かったのですが。。
頻繁に「胎内」という表現が使われますが、
その度に赤ちゃんを宿した母親のお腹をイメージしてしまい、ちょっと萎えてしまいました。
たぶん今回の設定が自分に合わなかったというだけ、だと思います。
文章力のある作家様ですし、、次作に期待します。
ですが好きか嫌いかというと嫌いではない…程度。
少なくとも萌えなかった。
ワンコなのに執着攻め…という雰囲気に迷わずポチッと購入しましたがちょっと想像と違ったかも。
次々と不幸に見舞われた明良(受け)の前に、かつて兄弟のように育った達幸(攻め)が現れます。
達幸は会わない何年間の間に俳優として成功していて家を失った明良を囲うと言い出します。
執着攻めは大好物ですし、共依存のような関係に陥るBLもぞくぞくするので好きです。
ですがそれは「恋愛」が大前提としてあるから萌えるのであって
今作はただの共依存でした。痛いくらいの…。
達幸の感情は「雛の刷り込み」から全く成長しておらず
目の前にいる明良を見ていない気がしました。
昔、唯一優しくしてくれた綺麗な明良。彼の目には今もそれだけしか写っていない。
比喩表現で「犬にしてください」なんて言葉を使いますが、
今回は本当に犬でとにかく明良だけに忠実。
明良のために稼ぎ、明良を見るだけでその人間に威嚇。
言葉遣いも拙くて可愛いと言うより、成人男性として見ると哀れ。
引いてしまいました。
そんな男が俳優として成功してとかちょっと都合いいな、と思ってしまいました。
最終的に犬から恋人へと変貌するわけですが
私としては欲しくなかった方向へ行ってしまった、という気分です。
以下、ネタバレ気味かもしれませんが
明良には自分の道を切り拓いて欲しかった。
結局は危ない関係に足をつっこんだだけでした。
もしそうなるとしても、、
達幸の手綱をきちんと持たないといけないのにそれすら放置しそうな勢い。
お互いだけいればいい…という考えも良いのかもしれませんが、
かなり極端に二人の世界に閉じこもりそうなので、私的にはBADEND。
お話的には面白かったです。
ただ萌えきれなかった…のと
単純にHシーンが合わなかったというのがあります。
濡れ場もけっこう多かったのですが。。
頻繁に「胎内」という表現が使われますが、
その度に赤ちゃんを宿した母親のお腹をイメージしてしまい、ちょっと萎えてしまいました。
たぶん今回の設定が自分に合わなかったというだけ、だと思います。
文章力のある作家様ですし、、次作に期待します。
2012年7月19日に日本でレビュー済み
評判がよかったので読んでみたのですが、
一言で言うと、私にはまったく萌えれなかったです。
この作家さんは評判がいい&攻め執着物で設定的には好み設定なので全部読んだのですが
私にはどれもダメでした。多文文章が合わないのだと思います。読みにくさを感じます。
話より萌え重視という方はあまりお勧めできません。
一言で言うと、私にはまったく萌えれなかったです。
この作家さんは評判がいい&攻め執着物で設定的には好み設定なので全部読んだのですが
私にはどれもダメでした。多文文章が合わないのだと思います。読みにくさを感じます。
話より萌え重視という方はあまりお勧めできません。
2012年5月12日に日本でレビュー済み
宮緒さんの書かれる攻めは受けの事が
好きで好きで執着しているキャラクターばかりで、
今回の攻めである達幸もそうです。
前二作はその部分が大変萌えたんですが、
今作は途中から流し読みしてしまいました…
理由は攻めの達幸の性格や考え方、喋り方が
子供っぽすぎて萎えてしまったからです。
受けならばある程度は許容出来ますが、
攻めの場合は引いてしまいます。
達幸が子供っぽいキャラクターだったとしても、
年齢に合わせてきちんと大人な部分も書いてほしかったです。
一作目の攻めである朔も今回と同じ犬な
感じでしたが、リーダーシップがあって頼りがいが
ありました。今作の攻めは駄々を捏ねているだけのように感じてしまいました。
好きで好きで執着しているキャラクターばかりで、
今回の攻めである達幸もそうです。
前二作はその部分が大変萌えたんですが、
今作は途中から流し読みしてしまいました…
理由は攻めの達幸の性格や考え方、喋り方が
子供っぽすぎて萎えてしまったからです。
受けならばある程度は許容出来ますが、
攻めの場合は引いてしまいます。
達幸が子供っぽいキャラクターだったとしても、
年齢に合わせてきちんと大人な部分も書いてほしかったです。
一作目の攻めである朔も今回と同じ犬な
感じでしたが、リーダーシップがあって頼りがいが
ありました。今作の攻めは駄々を捏ねているだけのように感じてしまいました。