『華の皇宮物語』シリーズのスピンオフ。
この方の後宮の設定は緻密でユニークでお話に幅を持たせてくれましたが、
娼妓館での約束事もなかなか読み応えのあるものでした。
ヒロインは自ら国一番の娼妓を目指す人。
正直、何故そこまで体を売ることに抵抗がないのか理解に苦しい部分もあります。
細かい描写はないけどヒロインはヒーロー以外に何人もお客を取るし、
ヒロインに想いを寄せたヒーローも他の娼妓と遊んだりするので、
そのあたりに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
ただ気持ちとしてはどちらも一途なので、お話としては十分満足のいくものでした。
またTLではあまり見かけないヒーロー以外の男による
凌辱があるので気になる方はご注意を。
イラストはしっとりした雰囲気がお話と合ってて良かったです。
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華の遊郭物語 (ティアラ文庫) 文庫 – 2012/6/1
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社プランタン出版
- 発売日2012/6/1
- ISBN-104829666110
- ISBN-13978-4829666111
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登録情報
- 出版社 : プランタン出版 (2012/6/1)
- 発売日 : 2012/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 271ページ
- ISBN-10 : 4829666110
- ISBN-13 : 978-4829666111
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,722,114位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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6月9日生まれ。東京都出身・栃木県在住 (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『決別の塔』(ISBN-10:4861344263) が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの「華の〜」シリーズと同じ世界観で書かれている作品。
私は最初の二作品を読んだのですが、「あ〜」「へ〜」と思う点がありニヤニヤしました。未読でも全く問題はありません。
あらすじは他の方が書かれているので省略します。
主人公・美麗の自分から娼妓になるという選択や、やや傲慢ともいえる自分への自信は、人によっては受け付けないかもしれません。
個人的には、今までにないヒロインでよかったと思います。
賢いヒロインの周囲とのやり取り、臨場感のある遊郭での生活、そして現代の女性にも通ずる、恋と仕事の間での葛藤…どれも隙がなく、読み応えがあります。
構成にも矛盾がなく、納得して読ませてくれます。
中盤ヒロインを狙う(?)男二人が出張ってきてヒーローとの絡みが少なかったのが少し残念。もう少しヒーローの魅力が伝わるエピソードが欲しかった気も?
しかし、それを補って余りある魅力のある作品だと思いました。
おすすめです。
私は最初の二作品を読んだのですが、「あ〜」「へ〜」と思う点がありニヤニヤしました。未読でも全く問題はありません。
あらすじは他の方が書かれているので省略します。
主人公・美麗の自分から娼妓になるという選択や、やや傲慢ともいえる自分への自信は、人によっては受け付けないかもしれません。
個人的には、今までにないヒロインでよかったと思います。
賢いヒロインの周囲とのやり取り、臨場感のある遊郭での生活、そして現代の女性にも通ずる、恋と仕事の間での葛藤…どれも隙がなく、読み応えがあります。
構成にも矛盾がなく、納得して読ませてくれます。
中盤ヒロインを狙う(?)男二人が出張ってきてヒーローとの絡みが少なかったのが少し残念。もう少しヒーローの魅力が伝わるエピソードが欲しかった気も?
しかし、それを補って余りある魅力のある作品だと思いました。
おすすめです。
2012年6月8日に日本でレビュー済み
中華の「遊郭」を舞台にした恋物語です。
父親の分からない子に生まれた美麗は祖母の元に預けられ、貧しい暮らしを送っていた。
やがて母も亡くなるが、親から授かった素晴らしい贈り物、美しい容姿を持っていた美麗は、また賢い娘でもあり、世渡り術を身に付けてもいた。
あるとき帝の新妃候補選出のため県総長に見出だされ、養女となり後宮に上がることになったのだが。
今上帝の好みはふくよかで賢くない女性であったため、妃から漏れ女官として屈辱的な日々を送らねばならなかった。
そしてやっと任期が明けた美麗には野望があった。
それは国の妃になれないなら、国で一番の高級娼婦となり、女の栄華を極めること。
国で一番の高級娼館の門をたたき、そこから美麗の遊女生活が始まる。
娼妓のご法度は「客に恋をしてはいけない」こと。
だけど、娼館の門を叩く前に寄った衣装屋の若き店主、高 大布が初めての客だと知り、彼に惹かれてしまう美麗が取った方法とは…!?
遊郭の娼妓の恋を描くこの作品はティアラ文庫では異色だったので、目新しかったです。
娼妓はいわゆる「春」を売る仕事だけど、遊女美学とでもいうか客にも娼妓にも規律があり、それを守ることで夢を買い、夢を与える関係に人間らしさを感じます。
恋をしてはいけない遊女と大商家の跡取り息子の恋。
美麗は芯の強い女性なので、己の信念を貫くために想いを隠し通すのか、最後まで2人の恋の行く末が読めず、だいぶヤキモキしました。
美麗と大布のお互いを想う気持ちがとても切なかったです。
こんな遊女物語ですがエロ描写は多くなく、その分内容がしっかりしています。
見ごたえ十分なバランスのいい作品でした(^^)v
父親の分からない子に生まれた美麗は祖母の元に預けられ、貧しい暮らしを送っていた。
やがて母も亡くなるが、親から授かった素晴らしい贈り物、美しい容姿を持っていた美麗は、また賢い娘でもあり、世渡り術を身に付けてもいた。
あるとき帝の新妃候補選出のため県総長に見出だされ、養女となり後宮に上がることになったのだが。
今上帝の好みはふくよかで賢くない女性であったため、妃から漏れ女官として屈辱的な日々を送らねばならなかった。
そしてやっと任期が明けた美麗には野望があった。
それは国の妃になれないなら、国で一番の高級娼婦となり、女の栄華を極めること。
国で一番の高級娼館の門をたたき、そこから美麗の遊女生活が始まる。
娼妓のご法度は「客に恋をしてはいけない」こと。
だけど、娼館の門を叩く前に寄った衣装屋の若き店主、高 大布が初めての客だと知り、彼に惹かれてしまう美麗が取った方法とは…!?
遊郭の娼妓の恋を描くこの作品はティアラ文庫では異色だったので、目新しかったです。
娼妓はいわゆる「春」を売る仕事だけど、遊女美学とでもいうか客にも娼妓にも規律があり、それを守ることで夢を買い、夢を与える関係に人間らしさを感じます。
恋をしてはいけない遊女と大商家の跡取り息子の恋。
美麗は芯の強い女性なので、己の信念を貫くために想いを隠し通すのか、最後まで2人の恋の行く末が読めず、だいぶヤキモキしました。
美麗と大布のお互いを想う気持ちがとても切なかったです。
こんな遊女物語ですがエロ描写は多くなく、その分内容がしっかりしています。
見ごたえ十分なバランスのいい作品でした(^^)v
2012年11月7日に日本でレビュー済み
貧しい生まれから皇帝の寵姫となるべく、美貌や教養を磨きあげたヒロイン美麗
ですが、皇帝の好みと外れていたため、後宮に入ったもののお手がつくこともなく
代替わりの時にお払い箱となります
そこでヒロインが選んだ道が自分で客を取る娼婦という仕事です
なぜそんな極端な道をと思いますが作者さんの描写が巧みで違和感がありません
ヒロインを見守るヒーローや彼女に執着を見せる将軍、郷里の幼馴染み、娼館の女主人等
メインからサブまでキャラが立って面白く読めました
職業上、ヒーロー以外の客とも関係を持ちますので、そういう設定がダメな人には
お薦めできませんが、さらっと書かれてますので自分は気になりませんでした
ですが、皇帝の好みと外れていたため、後宮に入ったもののお手がつくこともなく
代替わりの時にお払い箱となります
そこでヒロインが選んだ道が自分で客を取る娼婦という仕事です
なぜそんな極端な道をと思いますが作者さんの描写が巧みで違和感がありません
ヒロインを見守るヒーローや彼女に執着を見せる将軍、郷里の幼馴染み、娼館の女主人等
メインからサブまでキャラが立って面白く読めました
職業上、ヒーロー以外の客とも関係を持ちますので、そういう設定がダメな人には
お薦めできませんが、さらっと書かれてますので自分は気になりませんでした