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タオ、気のからだを癒す 単行本 – 1999/3/20
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- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社法蔵館
- 発売日1999/3/20
- ISBN-104831864145
- ISBN-13978-4831864147
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
著者について
登録情報
- 出版社 : 法蔵館 (1999/3/20)
- 発売日 : 1999/3/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 4831864145
- ISBN-13 : 978-4831864147
- Amazon 売れ筋ランキング: - 355,935位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 35,873位科学・テクノロジー (本)
- - 52,625位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
東京に生まれ、少年期をニューヨークで過ごす。浄土宗和田寺住職、タオ指圧/気心道創始者、ミュージシャン、平和活動家、ゲーム発明家など、さまざまな顔を持つ、タオサンガ・インターナショナル代表。
1990年頃より、北米各地、ヨーロッパ各地、中東、オセアニアなどの世界各地で、タオ指圧、気心道、また念仏ワークショップ等を行い始める。
また、それらの足跡によって、世界各地のタオサンガが生まれ、現在、各センターは、仏教の修行道場、タオ指圧*気心道などの各教室、海外援助NPOユニ事務局等、さまざまな精神文化の発信拠点となっている。
著書に、「<気と経絡>癒しの指圧法」(講談社+α新書)、「気の経絡指圧法
安らぎのツボ実技篇」(講談社+α新書)、「気心道」(だいわ文庫)、「タオ指圧入門」(講談社α文庫)等があり、いずれも数か国語に翻訳出版されているほか、五カ国語で出ているDVDブック「気心道とタオ指圧」(タオ出版)、DVD「<気と経絡>タオ指圧」(医道の日本社)等の映像がある。
また新刊は、「タオ指圧、東洋医学の革命」(ヒューマンワールド)、「気の幸福力」(法蔵館)である。
一方、音楽家としては、ミディレコードよりライアル・ワトソン推薦版である「ウォーター・プラネット」を含む、五枚のソロアルバムをリリースし、内外のテレビやラジオでオンエアーされている。また、自ら率いるバンド、遠藤りょうきゅう
& LAMANI でもCDアルバム「アミリタ」を発表し、ライブ活動を行っている。
月刊ウエブマガジン「和田寺NOW!」(無料)では、著者へのインタビュー記事、"住職に聞く"を毎月更新中!
タオ指圧やタオサンガ活動の5分映像 http://www.youtube.com/watch?v=iYPrNKldfzg
タオサンガホームページ http://taosangha.com
個人ブログページ http://endo-ryokyu.com
和田寺NOW! http://news.taosangha.com/jp/
タオサンガショップ(著者作品の直販サイト):
http://shop.taosangha.com
アマゾン内にある、著者作品のアソシエイトストア:
http://astore.amazon.co.jp/taosangha-22
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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指圧とは、いうなれば「ただひたすらに」患者の生命に共感していくことなのだ。施療者が心を澄ませて、相手の生命感覚を感じ取ろうとするとき、相手の生命実感が「わがこととして」感じられる。「相手が圧して欲しがっているのはどこなのか」が見えてくる。このようなレベルに達した施療者の指圧がいかに治療効果を上げるかについて、本書は豊富な事例を示している。
ところで、「相手に共感する」ということは、言うのは簡単だが実践することは並大抵ではない。相手を自分の尺度で計ったりせず、その存在を全面的に受け入れる度量の大きさがいる。我見や偏見を捨て、透明な心をもって相手に対して臨む豊かな人間性が求められる。施療者には、精神的な修練が欠かせないという。著者の遠藤氏は、念仏修行者として数年過ごされ、今も現役の住職である。仏道修行を通じて東洋的価値観を修得した遠藤氏だからこそ、ここまで「気の指圧」を深めることが出来たのだろう。
イエス・キリストの奇跡の癒やしも、「気の指圧」だったのかもしれない。病人の手を握り、ただひたすら病人の呼吸に合わせると、病人は安らぐというのも、気のなせる技であろう。目に見えない生命エネルギーの不思議さ、奥の深さを知り、人生を豊かに過ごすために、本書が多くの人の目に触れることを願っている。
この本に紹介されている経絡治療は、心身両面を癒す画期的かつ最終的な治療でありながら、世俗的な欲得、価値観を超えているので、とても真実に、また身近に感じます。
ところで卑近な例ですが、こんなことがありました。「よく噛むと膝関節を司る脾経の働きが高まって膝が伸展しやすくなる」という記述があったので、スポーツクラブのサウナで膝をゴシゴシさすっているおばあさんに「よく噛むといいらしい」と伝えると「アタシは早食いだから」との返事。帰って本を読み返すと「脾虚の人は概してせっかちである」とも。後日、おばあさんはちょっと不思議そうに、症状の改善を報告してくれました。
何度読み返しても、実践的にも精神的にも、新しい発見がある本です。
この本の中に本来の指圧の心を凝縮した感動的な文がありますので抜粋します。
「一念、人の幸せを祈れば、一念、自らの幸せが得られ、一圧、他者の生命に共感すれば、一圧、普遍的生命との交流が得られる。それは与えることの中に真の喜びがあり、無我の中にこそ真の幸せがあるということにほかならない。」
興味がある人は巻末にHPアドレスも掲載され、現在の教室や治療の状況などはHPに詳しく載っています。
私は著者と面識があり、実際に、彼や彼のお弟子さんにあたる方の指圧を受けたことも、何度かあります。海外での指導なども含め、世界的に活躍しておられますが、謙虚で欲のない、清廉な方とお見受けします。
これが著者の第一弾で、それに続く著書も合わせて読むべきだと思う。東洋医学の常識が明治以降の物質主義の影響を受けてしまったことに対する初めての本格的な応えではないだろうか?東洋医学のみならず、精神の問題に関心がある人に絶対お薦め。