先にアニメ本編は全て鑑賞し終わった後での漫画版購入だった訳ですがハノカゲさんの
画風は私の好みにもマッチしていましてストーリーは全て知りつつも、別メディアでの
形を変えた再会として新たな気持ちで読み進める事が出来ました。
アニメでは救いというものが皆無だった、さやか&杏子の結末に対して漫画版では
たとえそれが最期の瞬間、杏子の脳裏をかすめたに過ぎないただの幻影だったとしても
杏子自身…そして読者の胸中に、救いを与えてくれた事は本当に溜飲が下がりました。
ただアニメでは救いというものが完全に皆無な現実を常に突きつけてきたからこそ物語
終盤に向かっての壮大なカタルシスが得られたのも事実ですので、やはり鑑賞はアニメ
→漫画の順に進まれることをお勧めします。
そしてラストシーン…胸が熱い思いで一杯になる…アニメと違ったそんな終わり方に
ただただ感動…
この漫画版のラストシーンこそ
2013/5/3時点で未だ見ぬ劇場版最終作[新編] 叛逆の物語でのラストシーンそのもの、に
なる事を希望として願わずにいられません。
本レビュータイトルにしました
「奇跡も、魔法も、あるんだよ」の言葉にはそんな私の祈りが込められています。
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魔法少女まどか☆マギカ (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) コミック – 2011/5/30
ハノカゲ
(著),
Magica Quartet
(原名)
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『魔法少女』の正体が明らかになり、さやか、杏子はそれぞれの運命を歩き始める。
それをただ見守り続けるしかない鹿目まどか。
それでもキュゥべえはまどかにささやき続ける。
『魔法少女に、なってくれないか』
それを必死で防ごうとする暁美ほむらの理由とは…?
そしてまどかは最後、自分の気持ちとどう向き合う…!?
大人気オリジナルTVアニメの完全描き下ろしコミカライズでお贈りする魔法少女たちの運命の物語、堂々完結!!
それをただ見守り続けるしかない鹿目まどか。
それでもキュゥべえはまどかにささやき続ける。
『魔法少女に、なってくれないか』
それを必死で防ごうとする暁美ほむらの理由とは…?
そしてまどかは最後、自分の気持ちとどう向き合う…!?
大人気オリジナルTVアニメの完全描き下ろしコミカライズでお贈りする魔法少女たちの運命の物語、堂々完結!!
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社芳文社
- 発売日2011/5/30
- ISBN-104832240145
- ISBN-13978-4832240148
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登録情報
- 出版社 : 芳文社 (2011/5/30)
- 発売日 : 2011/5/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 162ページ
- ISBN-10 : 4832240145
- ISBN-13 : 978-4832240148
- Amazon 売れ筋ランキング: - 171,106位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
公式コミカライズ、完結の第3巻。
1〜2巻と較べて描きなれてきた感じが良い。
アニメ未見の人が読んでどうか・・・?というのは分からない。
正直、読みながら頭の中でBGMや声が流れて来ているので、どこかで補完してしまっている。
しかし、アニメになかった表現にも強いインパクトがある。
第9話で血だらけになりながら最期を迎える杏子と、彼女を受け入れるさやか。
感情がないはずなのにケラケラ嘲笑うQB。
第11話でほむらを襲う<ワルプルギスの夜>の手先(?)となった魔法少女・・・。
そして、アニメのエンディングの、更に先を思わせるエンディング。
コミックだけで読むと第10話のように分かりにくい部分もある。
できればアニメとコミックで補完しあうように読んでもらえれば・と思う。
評者は、そうするつもりである。
作者の方へ。
全三巻、お疲れさまでした。
楽しい時間を、ありがとう。
1〜2巻と較べて描きなれてきた感じが良い。
アニメ未見の人が読んでどうか・・・?というのは分からない。
正直、読みながら頭の中でBGMや声が流れて来ているので、どこかで補完してしまっている。
しかし、アニメになかった表現にも強いインパクトがある。
第9話で血だらけになりながら最期を迎える杏子と、彼女を受け入れるさやか。
感情がないはずなのにケラケラ嘲笑うQB。
第11話でほむらを襲う<ワルプルギスの夜>の手先(?)となった魔法少女・・・。
そして、アニメのエンディングの、更に先を思わせるエンディング。
コミックだけで読むと第10話のように分かりにくい部分もある。
できればアニメとコミックで補完しあうように読んでもらえれば・と思う。
評者は、そうするつもりである。
作者の方へ。
全三巻、お疲れさまでした。
楽しい時間を、ありがとう。
2011年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「まどか☆マギカ」は希望と祈りの物語であり、同時に、絶望と呪いの物語でもある。
望みをかなえるために祈ることは、望みが絶たれ呪いの言葉をつぶやくことから、最もかけはなれた行為であり、だからこそ、絶望と呪いを描くことで、希望と祈りが際立ってくるわけだ。
と、そもそもの物語の成り立ちから語るのは、ひとまず置いて、このコミックについてである。
今回のコミカライズは、原作のアニメ版と同時進行というメディアミックスの斬新な方法自体を広告として利用したもので、企画それ自体は、見事に成功したといって良いと思う。
しかしながら、そこから生まれた作品は、既に多くの方が書いているように、アニメをリアルタイムで追いかけていた者からすると、話が駆け足であったり、描写に物足りなさを感じる部分もある。
それは、おそらく、アニメーションとコミックという非常に近しい…特に、日本では手塚治虫以来その関係が続いているのだが、互いにまったく異なるメディアでの表現手段の違いによるものであろう。
アニメーションでは、時間軸や色味、そして、音声・BGMなど、演出者が、その意図を具体化するための表現要素は数多くある。そして、それがアニメーションの情報量の多さにつながる。
対して、コミックでは、その表現は、主に視覚効果によって具体化するのみで、1ページを読むのにかける時間も読者が自由に変えることができる…ただし、だからこそ、コミックでないと表現できないこともあるわけだが、この「まどか☆マギカ」のコミカライズでは、主に、ページ数の関係から表現方法に非常に大きな制約がかかったように感じられた。
私の場合は、コミックを読みながらも、脳内では、主題歌である「コネクト」や「magia」が、そして、劇団イヌカレーによる不条理な「結界」内のようすが再現されており、そのように表現を自動的に補完することで、アニメを見たときの感動を再び味わうこととなった。
以上の事から言えるのは、これも、既に述べられていることではあるが、アニメを未見の方には、残念ながら、あまりお勧めできそうにないということである。
と、ここまでなら、☆3つクラスの作品なのだが、私は、このコミックのラストシーンで、ヤラレテしまった。
それは、ほむらの望んだ、そして、まどかの祈りが成就した世界である。
二人の交わした約束がはたされるとき、きっと訪れる、温かく穏やかな光景。
…この「まどか☆マギカ」という作品の本当の主人公は、暁美ほむらではないかと、密かに私は妄想していたりするのだが(特にアニメ第10話で強く刷り込まれてしまった)、そのような「ほむほむ、かわいいよ、ほむほむ」というちょっとアレな方には、納得のエンディングではなかろうか。
また、商業的な成功を前提にスケジュール最優先で作品づくりせざるを得なかったハノカゲ氏の、矜持を垣間見る思いもしたものである。
ということで☆1つを加え、私の評価は☆4つとした。
望みをかなえるために祈ることは、望みが絶たれ呪いの言葉をつぶやくことから、最もかけはなれた行為であり、だからこそ、絶望と呪いを描くことで、希望と祈りが際立ってくるわけだ。
と、そもそもの物語の成り立ちから語るのは、ひとまず置いて、このコミックについてである。
今回のコミカライズは、原作のアニメ版と同時進行というメディアミックスの斬新な方法自体を広告として利用したもので、企画それ自体は、見事に成功したといって良いと思う。
しかしながら、そこから生まれた作品は、既に多くの方が書いているように、アニメをリアルタイムで追いかけていた者からすると、話が駆け足であったり、描写に物足りなさを感じる部分もある。
それは、おそらく、アニメーションとコミックという非常に近しい…特に、日本では手塚治虫以来その関係が続いているのだが、互いにまったく異なるメディアでの表現手段の違いによるものであろう。
アニメーションでは、時間軸や色味、そして、音声・BGMなど、演出者が、その意図を具体化するための表現要素は数多くある。そして、それがアニメーションの情報量の多さにつながる。
対して、コミックでは、その表現は、主に視覚効果によって具体化するのみで、1ページを読むのにかける時間も読者が自由に変えることができる…ただし、だからこそ、コミックでないと表現できないこともあるわけだが、この「まどか☆マギカ」のコミカライズでは、主に、ページ数の関係から表現方法に非常に大きな制約がかかったように感じられた。
私の場合は、コミックを読みながらも、脳内では、主題歌である「コネクト」や「magia」が、そして、劇団イヌカレーによる不条理な「結界」内のようすが再現されており、そのように表現を自動的に補完することで、アニメを見たときの感動を再び味わうこととなった。
以上の事から言えるのは、これも、既に述べられていることではあるが、アニメを未見の方には、残念ながら、あまりお勧めできそうにないということである。
と、ここまでなら、☆3つクラスの作品なのだが、私は、このコミックのラストシーンで、ヤラレテしまった。
それは、ほむらの望んだ、そして、まどかの祈りが成就した世界である。
二人の交わした約束がはたされるとき、きっと訪れる、温かく穏やかな光景。
…この「まどか☆マギカ」という作品の本当の主人公は、暁美ほむらではないかと、密かに私は妄想していたりするのだが(特にアニメ第10話で強く刷り込まれてしまった)、そのような「ほむほむ、かわいいよ、ほむほむ」というちょっとアレな方には、納得のエンディングではなかろうか。
また、商業的な成功を前提にスケジュール最優先で作品づくりせざるを得なかったハノカゲ氏の、矜持を垣間見る思いもしたものである。
ということで☆1つを加え、私の評価は☆4つとした。
2014年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
異なるメディアに展開すると大抵元の作品に比べて大きく見劣りすることが
多いように思いますが、これは成功した作品だと思います。
勿論、アニメでの素晴らしい音楽や、声優さんの熱演はありませんが、
マンガという表現形式の中で十分納得できるものが形作られている
と感じました。
まどかがほむらの部屋を尋ねるシーンは特に良いと思います。
アニメに感動した方にぜひお勧めしたいと思います。
多いように思いますが、これは成功した作品だと思います。
勿論、アニメでの素晴らしい音楽や、声優さんの熱演はありませんが、
マンガという表現形式の中で十分納得できるものが形作られている
と感じました。
まどかがほむらの部屋を尋ねるシーンは特に良いと思います。
アニメに感動した方にぜひお勧めしたいと思います。
2011年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作完全準拠として、アニメが生まれ、漫画が生まれた。どうやら小説も生まれる決定がされた。
それぞれの表現媒体の特性を活かした、原作表現手法があるといえるだろう。
幸いにも、基盤に当たる原作準拠なため、痛い失敗としてありがちな原作路線無視の道には進まなかった。
当然、漫画を書く作家としては自らのメッセージも込めたいところだろう。
そこをぐっと我慢して、原作を見事に消化し、読者に伝えられたのは見事としか言いようが無い。
その反動か、第1巻〜3巻に渡ってカバー裏は相当良い意味ではっちゃけているが。
これはこれで大爆笑させて頂いたことに感謝をしたい。
魔法少女まどか☆マギカのアニメ版をみた方はもちろん、この漫画版も読むとさらにこの世界を楽しめるだろう。
そして、魔法少女まどか☆マギカを知らない方は、なぜこれだけこの作品が支持されたのかを考察するためにも、
アニメ版(もちろんこの作品の真価を発揮するブルーレイディスク版がいいよ)を鑑賞し、それから本作シリーズを
お手に取ることをお薦めする。
それぞれの表現媒体の特性を活かした、原作表現手法があるといえるだろう。
幸いにも、基盤に当たる原作準拠なため、痛い失敗としてありがちな原作路線無視の道には進まなかった。
当然、漫画を書く作家としては自らのメッセージも込めたいところだろう。
そこをぐっと我慢して、原作を見事に消化し、読者に伝えられたのは見事としか言いようが無い。
その反動か、第1巻〜3巻に渡ってカバー裏は相当良い意味ではっちゃけているが。
これはこれで大爆笑させて頂いたことに感謝をしたい。
魔法少女まどか☆マギカのアニメ版をみた方はもちろん、この漫画版も読むとさらにこの世界を楽しめるだろう。
そして、魔法少女まどか☆マギカを知らない方は、なぜこれだけこの作品が支持されたのかを考察するためにも、
アニメ版(もちろんこの作品の真価を発揮するブルーレイディスク版がいいよ)を鑑賞し、それから本作シリーズを
お手に取ることをお薦めする。
2013年1月5日に日本でレビュー済み
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一気に読んであげてくださいTVでは抑えてきた血を見る戦いもここでは惜しみなく描かれています。
2011年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵は綺麗だし話も原作に忠実、各話がアニメと同じ話数、タイトルなので
アニメを既に見た人が読むならダイジェスト的にストーリーを楽しみつつ、
アニメと違う表現を楽しめるのでとてもお勧めだと思う。
カバー裏のおまけマンガも楽しいしね。
でもアニメ未見の人にとってこの第3巻は非常に厳しいことになっていると言わざるを得ない。
もともとアニメ1話約20分を40ページ弱に納めようというのだから無理が出て当然なのだが、
そんな厳しい制約の中で1巻と2巻はなんとかうまくにまとめていた。
しかしこの最終巻はなんといっても10話-12話の怒濤の展開が収録されている巻である。
あの高密度なストーリーを1話あたり40ページで表現するのはさすがに無理だったようだ。
特に場面転換の多い10話などはアニメ未見の人は何が起きているか全く理解できないのではないだろうか。
まあ、対象をアニメを既に見た人に絞り込んでいるのならそれも大したマイナスにはならないのかもしれない。
それよりも、多少ページが少なかろうともアニメの余韻醒めやらぬうちの刊行のほうがプラス要素が多いのだろう。
単一作品としてではなく関連グッズ的にとらえるべきものなのでしょうね。
そんなわけなのでアニメ関連グッズとしては★★★★ですが、
単独商品としては★★なので総合的には★★★とさせていただきます。
アニメを既に見た人が読むならダイジェスト的にストーリーを楽しみつつ、
アニメと違う表現を楽しめるのでとてもお勧めだと思う。
カバー裏のおまけマンガも楽しいしね。
でもアニメ未見の人にとってこの第3巻は非常に厳しいことになっていると言わざるを得ない。
もともとアニメ1話約20分を40ページ弱に納めようというのだから無理が出て当然なのだが、
そんな厳しい制約の中で1巻と2巻はなんとかうまくにまとめていた。
しかしこの最終巻はなんといっても10話-12話の怒濤の展開が収録されている巻である。
あの高密度なストーリーを1話あたり40ページで表現するのはさすがに無理だったようだ。
特に場面転換の多い10話などはアニメ未見の人は何が起きているか全く理解できないのではないだろうか。
まあ、対象をアニメを既に見た人に絞り込んでいるのならそれも大したマイナスにはならないのかもしれない。
それよりも、多少ページが少なかろうともアニメの余韻醒めやらぬうちの刊行のほうがプラス要素が多いのだろう。
単一作品としてではなく関連グッズ的にとらえるべきものなのでしょうね。
そんなわけなのでアニメ関連グッズとしては★★★★ですが、
単独商品としては★★なので総合的には★★★とさせていただきます。
2011年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1から3までと、アニメでまどかマギカをみて、正直ピカ一の面白さでした、まさか魔法少女物を面白いと思うとは自分でもビックリです、内容は可愛い絵柄やマスコットキャラからは想像できない中々硬派でシビアな世界観で精神描写が巧いと思いました。昨今の無駄に長い漫画と違って3巻で完結するのも粋だと思いました、あと絵を描いてるハノカゲさんのカバー裏の、きゅうべえなどはニヤニヤしてしまい、作品への愛を感じました、大変よかったです、たしかにオススメです。