主人公のまみのいうネーミングは狸に由来するらしく
毎話、様々な境遇のささきまみが登場し、七変化が楽しめる。
いかなる境遇・時代にあっても「ヘタレ」である事にブレがない。
一種の才能である。
連載終了を経て続編が刊行されているが、ネタのキレは
本作の方が上である。
個人的には、最近小坂氏の作品からは、こういった
”20代フリーター的若さと元気さ”があまり感じられないように思え、
少し残念である。作者の真骨頂は本作のような作品にあると
考えているからである。
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ひがわり娘 1 (まんがタイムコミックス) コミック – 2001/11/1
小坂 俊史
(著)
著者:小坂俊史
- 本の長さ111ページ
- 言語日本語
- 出版社芳文社
- 発売日2001/11/1
- ISBN-104832262300
- ISBN-13978-4832262300
登録情報
- 出版社 : 芳文社 (2001/11/1)
- 発売日 : 2001/11/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 111ページ
- ISBN-10 : 4832262300
- ISBN-13 : 978-4832262300
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,394位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
3グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年7月11日に日本でレビュー済み
主人公「笹木まみ」という人物、基礎となる世界では一人暮らしであまり外に出たがらないフリーター、それに親友の飯田ナツコと中尾ちえみの3人を中心とした設定を作られており、そこに1回の掲載分に定めたテーマに沿った様々なパラレルワールドに生きる基本的に負け組の「笹木まみたち」の生活をギャグとして展開させています。
例えば「10にまつわるササキさん」という回では高校生・フリーター・劇団員・幼稚園児・女子野球選手などの5つの設定で入れ替わり立ち替わり4コマが描かれています。作者注を読むと上記のように彼らは同一人物ではなく、平行した別個の世界に存在している「笹木まみ」だそうで、話も特に連続性のあるものではありませんので、時間が空いた時にペラっと捲って読んでもまったく問題なく爆笑できます。
唯一の難点を挙げるとすれば、冒頭あたりでは絵のタッチが現在と違って洗練されていない時期のものが含まれており、少し違和感を感じる位でしょうか。
またこの作品にハマった人には嬉しい情報として、一度は連載が終了したこのシリーズも
最近「ささきまみれ」というタイトルに改名し連載が再開されました。
設定も全く一緒、今なら新作も読めるのでぜひハマっちゃってください。
このシリーズに限っては1巻から読まずともまったく問題ありませんので、好きなように読んでみてください。
例えば「10にまつわるササキさん」という回では高校生・フリーター・劇団員・幼稚園児・女子野球選手などの5つの設定で入れ替わり立ち替わり4コマが描かれています。作者注を読むと上記のように彼らは同一人物ではなく、平行した別個の世界に存在している「笹木まみ」だそうで、話も特に連続性のあるものではありませんので、時間が空いた時にペラっと捲って読んでもまったく問題なく爆笑できます。
唯一の難点を挙げるとすれば、冒頭あたりでは絵のタッチが現在と違って洗練されていない時期のものが含まれており、少し違和感を感じる位でしょうか。
またこの作品にハマった人には嬉しい情報として、一度は連載が終了したこのシリーズも
最近「ささきまみれ」というタイトルに改名し連載が再開されました。
設定も全く一緒、今なら新作も読めるのでぜひハマっちゃってください。
このシリーズに限っては1巻から読まずともまったく問題ありませんので、好きなように読んでみてください。
2005年3月28日に日本でレビュー済み
この人の漫画はハズレがない。
これも文句なしに面白い。
話は笹木まみという二十過ぎぐらいの女が、毎回様々な立場に状況を変えて破天荒な笑いを振り撒くという感じ。その振り撒き方が突拍子なさ過ぎて爆笑。
この人だけではないが、最近の四コマ漫画家にはサブタイトルにオチをつけてる人が多い。漫画を終えてからサブタイトルを見遣り、もう一発笑いを取るのが定番。本編より面白かったりもする。なるほど、この人たちにとって四コマ漫画は五コマ漫画なのかと勝手に解釈。
最後になったが細部が最高である。書き割りで登場する脇役の名前や新聞にある種の一貫性があるのだ。見つけるたびに、今年のロッテはどうなのかなあと、私のようなロッテファンに思わせるのだ。ターゲット狭っ。
これも文句なしに面白い。
話は笹木まみという二十過ぎぐらいの女が、毎回様々な立場に状況を変えて破天荒な笑いを振り撒くという感じ。その振り撒き方が突拍子なさ過ぎて爆笑。
この人だけではないが、最近の四コマ漫画家にはサブタイトルにオチをつけてる人が多い。漫画を終えてからサブタイトルを見遣り、もう一発笑いを取るのが定番。本編より面白かったりもする。なるほど、この人たちにとって四コマ漫画は五コマ漫画なのかと勝手に解釈。
最後になったが細部が最高である。書き割りで登場する脇役の名前や新聞にある種の一貫性があるのだ。見つけるたびに、今年のロッテはどうなのかなあと、私のようなロッテファンに思わせるのだ。ターゲット狭っ。