中古品:
¥80 税込
配送料 ¥240 5月31日-6月2日にお届け(4 時間 20 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

ふたりごと自由帳 (まんがタイムコミックス) コミック – 2007/7/6

4.9 5つ星のうち4.9 9個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 芳文社 (2007/7/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/7/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 198ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4832265555
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4832265554
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 9個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
重野 なおき
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
9グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二人とも素敵なデフォルメで魅力的なキャラクターを生み出している。
2007年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段笑えるし可愛いし、の4コマ職人の2大先生(最大の賛辞)が笑いを脇役に抑えたこの人間ドラマに絶句してしまった。

小坂先生編の、後半に至るにつれ、異様なまでの生死(しょうじ)感には胸を締め付けるせつなさがある。
決して「泣き」に落とさず「ブラック」や「シュール」にも「アイロニィ」にもせず、「死」を描ききった小坂先生は天才なのか、それとも先生自体「死」と相対する「なにか」(それがたとえ闇であっても)を持ち続けているのだろうか(いや、笑えるオチのもあるんスけどね)?

そして死ぬのは人の命だけでなく街も建物も思い出も死ぬ。そして「死にたい」という気持ちさえも「死ぬ」(P14「缶蹴り」)。死にかけた街に戻ってきた死にかけた人生を持つ男のスケベ心が「死」んでしまい、「ちくしょう」という無意識の「復活」の台詞で幕を閉じる(P71 「1/4の町で」)。
時に「死」と「生」は相対化し、また「死」は「生」の延長あるいは結果としてとして、そして「死んで」しまった者(物)は「復活」するしかなく、先に「死なれて」しまった者は結果的に「生きる」ことを選択する。ブローティガンやジョイスやナボコフやギンズバーグをちゃんこ鍋にした後のおじやの味がすると言えば持ち上げすぎか?持ち上げすぎてないか?いっ、いや、自分はこう高評価していいと思う。恥ずかしいが、本当にそう、思う。

重野先生編は惜別、邂逅を繰り返す人たちの話。
大雑把にくくると前半が惜別と未成熟な(片思いのような)出会いをテーマにした作品が、「君に幸あれ」のP152のページ半分をつかった美香のモノローグから、大きく邂逅と出会いの物語へと転進してゆく。美森さんと荘太の等身大な描かれ方はより年代の近い人より、その時を過ごした大人たちにこそ共感を呼ぶだろう。いいなあ、チクショー、俺だって大学時代はあんな感じだったのに(法学部というのも同じ)なあ、フッ・・・

美森さんの「世の中の暗いニュースに敏感に反応する」というのは重野先生ご自身に重なること?確かにアズマ先生のいる「Good Morningティーチャー」のような世界だったら少年犯罪も無いかもしれない。かも、だが。

普段ハジケてる作品をバンバン描くお二人の、ちょっと違ったコンセプトの作品、人によっては「暗い」「異様」「ほのぼのし過ぎ」「平凡」「真面目すぎ」「ギャグ少ない」等いろいろ感じ方もあるとは思いますが、これマジ、傑作です。是非ご一読を・・・

PS:ちょっと恥ずかしいんで小坂先生の「せんせいになれません」3巻P19より(他社だけど)

河田「〜感動したんだって」
池田「すごいよな、まじめな子の思考回路って」
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 お二人の作品はよく拝見しているのですが、全く芸風の違う作品集です。
 普段は笑わせてもらっている二人の漫画ですが、この作品はクスッと笑うことはあるけど、むしろせつない気持ちになる漫画です。でもとてもさわやかな読後を保証します。
 青春を過ごしてきた人には心のどこかに必ずひっかかる話が多く、二十代よりも三十代の人におすすめです。

 同人誌に掲載された作品だそうで、一般誌よりも制限が少ないせいか、不必要に笑わせようとか、ページやコマ数もフリー。好きなように書いた、まさに自由に書かれた作品集です。それでも制限は少しあるのかな??
 でも決していままでみてきた彼らのテイストは感じられ、ファンとしては楽しませてもらいました。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月22日に日本でレビュー済み
 著者の小坂俊史と重野なおきはそれぞれ4コマ漫画界のホープとして活躍中であることは説明無用であろう。そんな二人の,通常とは異なった,一味違った作品世界が広がっている。
 何気ない日常風景を,あるときはシュールに,あるときはほのぼのと,見事に描いる。
 特に,若者の,言葉にならないもどかしさや悲しみのようなものが嫌味にならずさりげなく表現されており,「ああ,こういうことってあるよな,こういう気持ちって分かるよな」とつい膝を叩いてしまう。
 一つ一つの作品についてあえて言及はしないが,この本を読むと,まるで曇り空が少しずつ晴れ渡っていくような,すーっとした読後感がある。どこか懐かしい,忘れ物を見つけたようなうれしさがある。
 
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月7日に日本でレビュー済み
同人誌即売会コミティアで発表した作品という事で
商業誌作品とはずいぶん毛色が違っている。
特に重野なおき編については、作者が普段あまり
描かないような静的な心理描写が多い。
小坂編については、最近発刊された「これでおわりです。」の
ノリに近い。
オチは、商業作品の制約から解放された自由な印象を受けた。
こんな締め方は許されるのかという。
作品を読んでピンときたならば、同人誌即売会を訪ねても
楽しいかもしれない。本作まさにコミティアの空気感と思う。
2007年9月4日に日本でレビュー済み
この二人の作者の漫画をそれぞれ知っていれば、
なんでこんなもんを・・・・・・?

と思われるかも知れませんが
あとがきにある「しみったれたショート集」
とは適正ではあるまい。

30代以上なら是非読んでみてください。

あなたの心の琴線に触れる作品のひとつになるかと存じます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月7日に日本でレビュー済み
「せんせいになれません」の小坂俊史先生と「Good Morning ティーチャー」の重野なおき先生が同人誌で発表したショート作品集です。

僕は小坂・重野両氏のギャグ作品が好きなので期待していましたが、すごくいい意味で裏切られました。

二人は普段商業誌ではギャグ四コマを中心に活動をしていますが、この同人作品集はギャグがまったくと言っていいほどありません。
むしろ普段の商業作品にはないような切なくなったり、ほのぼのしたり詩を読んでいるような感じで、違和感を感じられる人もいるとは思いますが、僕は四コマとは違った二人の魅力が見られてとても良かったです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月15日に日本でレビュー済み
あるいはこの作品を論じるだけの知識はないのかもしれない。この作者たちの作品は、この作品以外知らないからである。しかし、書かずにはいられない。この作品は良作である。
作者は4コママンガで有名とのことであり、恐らくは絵柄に合ったユーモアマンガを描いているのだろうと想像する。しかし本作品は、ユーモアセンスは滲み出ているものの、商業的な配慮を捨てたであろうプリミティブな作品群となっている。初出は同人誌ということであるから、商業誌で描きこぼした世界観を表出するという意欲的な作品であるのだろう。
何気ない日常のありえそうな断片の数々。しかし、そこには、あらゆる感情が塗されて、抑制的な悲しみと喜びが少しだけ顔を見せている。これは人生のフラグメントだ。

絵柄が単純であるがゆえに、そこに描かれる世界は夾雑物を排除した、素直な人間の関係性が強調される。それはえてして即物的なサラリーマン生活をしている読者の心に、懐かしさと切なさを思い出させることが出来る。こういうのを、文学というのではないか、と思ったりする。読後感は最高であり、そしてそれに引きずられることなく、現実世界へと戻ることが出来る。こういう作品が多くの人に受け入れられるのであれば、まだまだ現代日本も捨てたものではないに違いない。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート