質屋さんを経営する一家と、幽霊の女の子と、訪れるお客さんの織りなす人情味あふれる4コマ漫画。安らぎます。個人的に「まんがタイムきららMAX」誌(史)上最高傑作。
まあ、萌え4コマ漫画であって「萌え」とは縁遠い自己矛盾、地味といえばこれほど地味なものはないんですけど、笑いや萌えを取りにいかなければならないためにどうしても必要になってくる大げさな感情表現とか、過剰な演出がほとんど見あたらないという意味での《落ち着く》地味さであって。
時にはお茶目だったりハメを外したりもするけれど、ベースは理知的で情味ある物腰の、何も急いだり焦ったりすることのない 穏やかでゆるやかな、人々と、日常のまなざし――。
和の生活感に根ざし、"しっとり"とした間をコマに浸透させて、個性豊かなキャラクターたちのごく親密なやりとりによる小気味いい笑いを十分確保した上で、心温まるエピソードをしなやかに描いてゆこうという。これは、4コマ漫画という古臭いけれど等(身)大で等速の枠組み自体をホームとしたドラマ(=ホームドラマ)なのだと、そう思いますね。
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看板娘はさしおさえ 1 (まんがタイムKRコミックス) コミック – 2006/3/27
鈴城 芹
(著)
- 本の長さ118ページ
- 言語日本語
- 出版社芳文社
- 発売日2006/3/27
- ISBN-104832275704
- ISBN-13978-4832275706
登録情報
- 出版社 : 芳文社 (2006/3/27)
- 発売日 : 2006/3/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 118ページ
- ISBN-10 : 4832275704
- ISBN-13 : 978-4832275706
- Amazon 売れ筋ランキング: - 545,036位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年7月1日に日本でレビュー済み
着せ替えさせられ、遊ばれる十世ちゃんが可愛くてGood。良い感じな父に、ちょっとはっちゃけた母も良い味です。
吹き出すようなネタではありませんが、くすって感じのネタがしかっりとしていて。
母がらみは、ちょっとオトナ…マニア向けなネタでしょうか。
吹き出すようなネタではありませんが、くすって感じのネタがしかっりとしていて。
母がらみは、ちょっとオトナ…マニア向けなネタでしょうか。
2021年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載当時には古雑誌で読んでいたのでエピソードも飛び飛びにしか知りませんでしたが、個人的にとても好きな作風なので単行本で読み直してみて納得。可愛らしい絵柄からは直ぐには分かりませんが、悪気の無いセクハラも含めてさり気無くエッチなお話です。ただし下品になることは無く、ほんのいたずら心で済まされるところは作者の匙加減ですね(たまに堪り兼ねる事はある)。
質入れという行為にも嘘やデタラメが無い様にきちんと取材してあるところにも好感が持てます。誰もが様々な理由から大切な持ち物を手放し、お金を作らなければならない事情があるのです。昨今の古民具への関心の高まりを取り入れているのも興味深い。舞台となる質屋さんは社会通念からすると価値の認められるものなら何でも引き受ける建前なので、たまに困ったものの持ち込みもあり。価値とは何かの再考を促されます。
もうひとつ、作者さんはこの雑誌で継続的に連載をお持ちですが、読んでみれば他作品でも登場人物が重なることもあり、突拍子も無い様に見えて実は同じ町内の出来事だと知れて愉快です。幽霊少女もいれば魔女もいて地球防衛隊もある。別なお話では小絵ちゃんもちゃんと進級しています。ちなみに自称「地球防衛隊」もミリシアと呼ばれる活動があるので決して絵空事ではありません。
質入れという行為にも嘘やデタラメが無い様にきちんと取材してあるところにも好感が持てます。誰もが様々な理由から大切な持ち物を手放し、お金を作らなければならない事情があるのです。昨今の古民具への関心の高まりを取り入れているのも興味深い。舞台となる質屋さんは社会通念からすると価値の認められるものなら何でも引き受ける建前なので、たまに困ったものの持ち込みもあり。価値とは何かの再考を促されます。
もうひとつ、作者さんはこの雑誌で継続的に連載をお持ちですが、読んでみれば他作品でも登場人物が重なることもあり、突拍子も無い様に見えて実は同じ町内の出来事だと知れて愉快です。幽霊少女もいれば魔女もいて地球防衛隊もある。別なお話では小絵ちゃんもちゃんと進級しています。ちなみに自称「地球防衛隊」もミリシアと呼ばれる活動があるので決して絵空事ではありません。
2020年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古道具に憑いてきた幽霊の少女と質屋さんの話です。
着せ替え機能つき。ドタバタとマニアックな趣味で話は進みます。
基本的にほんわかギャグなので、誰にでもおすすめできます。
着せ替え機能つき。ドタバタとマニアックな趣味で話は進みます。
基本的にほんわかギャグなので、誰にでもおすすめできます。