この作品、表紙を見るとほのぼのとしてますが、実は女子校を舞台として様々な恋愛感情が発生していきます。同級生、先輩、後輩、卒業生、女教師.... 彼女らの想い・憎悪・戸惑いが交錯しています。
これ以上の説明は野暮なのでぜひ読んでください。きっとこの作品の虜になる事でしょう。
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ひみつ。 (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ) コミック – 2010/12/11
大朋 めがね
(著)
失恋をした楓。誰にも言えない秘密の恋だったので1人で悲しみを抱え込んでいた。そんな彼女の唯一の救いは友人の五月だった…。少女達の透明な恋心を描いた傑作と、珠玉の描き下ろしが詰まった著者初の百合作品集。
- 本の長さ178ページ
- 言語日本語
- 出版社芳文社
- 発売日2010/12/11
- ISBN-104832279726
- ISBN-13978-4832279728
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登録情報
- 出版社 : 芳文社 (2010/12/11)
- 発売日 : 2010/12/11
- 言語 : 日本語
- コミック : 178ページ
- ISBN-10 : 4832279726
- ISBN-13 : 978-4832279728
- Amazon 売れ筋ランキング: - 438,833位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月28日に日本でレビュー済み
同じ女子高を舞台にして異なる登場人物それぞれの女の子同士の恋模様を描く。
・学生時代から女の子が好きで、付き合っていた彼女と8年の関係を続けている保険医。
・演劇部で後輩の女子を好きになるが、その子は同級生の子が好きで、しかもその相手の子が自分を好きという「三角関係」で互いの想いが通じない先輩。
・内気で赤面症な女の子が高校に入って出来た友達の女の子にキスをされて、やがて肉体関係を結ぶようになる。
・付き合っていた家庭教師の女性が結婚することになり、ショックを受ける女の子。
「咲いた花」と「咲かない花」との対比。
決して「可愛い女の子のイチャイチャ・ラブラブ」だけでは終わらない話である。
「女同士で恋するなんておかしい」という世間一般に流通する「常識」は当事者である彼女たちの心にも時に暗い影を落とす。
女の子は男の子よりも「賞味期限が早い」という説がある。
若ければチヤホヤもされるだろうが、年齢を重ねて20代も後半になってくると婚期も逃す可能性があってこのままじゃ一生一人・・・・。
実家では両親からも心配されてって感じで「女同士の恋」では生き難い現実の壁が立ち塞がる。
だからまだ「学生時代」はその現実を認識できない、もしくは認識していなくても許される短い季節なのではないかと思う。
それでも「永遠に続く幸せ」なんてない。いつかは終わりが来るのだという現実がチラホラと顔を覗かせる。
「恋路」の76ページで制服を脱ぎ散らかして、初めてセックスするためにベッドインする女の子2人。
初めてだから「恥ずかしいし、怖いし、どうしていいか分からない」という戸惑いを超えて
「初めてだというのにそれはそれはとても気持ちよかった」という満足感を得る場面が何とも可愛らしく、いやらしい。
床に散らばるブラジャーやパンティが「世間体」だとか「見得」だとかいう普段にまとっている心の鎧を2人が脱ぎ捨てたことを
「残骸」として象徴していると思う。
・学生時代から女の子が好きで、付き合っていた彼女と8年の関係を続けている保険医。
・演劇部で後輩の女子を好きになるが、その子は同級生の子が好きで、しかもその相手の子が自分を好きという「三角関係」で互いの想いが通じない先輩。
・内気で赤面症な女の子が高校に入って出来た友達の女の子にキスをされて、やがて肉体関係を結ぶようになる。
・付き合っていた家庭教師の女性が結婚することになり、ショックを受ける女の子。
「咲いた花」と「咲かない花」との対比。
決して「可愛い女の子のイチャイチャ・ラブラブ」だけでは終わらない話である。
「女同士で恋するなんておかしい」という世間一般に流通する「常識」は当事者である彼女たちの心にも時に暗い影を落とす。
女の子は男の子よりも「賞味期限が早い」という説がある。
若ければチヤホヤもされるだろうが、年齢を重ねて20代も後半になってくると婚期も逃す可能性があってこのままじゃ一生一人・・・・。
実家では両親からも心配されてって感じで「女同士の恋」では生き難い現実の壁が立ち塞がる。
だからまだ「学生時代」はその現実を認識できない、もしくは認識していなくても許される短い季節なのではないかと思う。
それでも「永遠に続く幸せ」なんてない。いつかは終わりが来るのだという現実がチラホラと顔を覗かせる。
「恋路」の76ページで制服を脱ぎ散らかして、初めてセックスするためにベッドインする女の子2人。
初めてだから「恥ずかしいし、怖いし、どうしていいか分からない」という戸惑いを超えて
「初めてだというのにそれはそれはとても気持ちよかった」という満足感を得る場面が何とも可愛らしく、いやらしい。
床に散らばるブラジャーやパンティが「世間体」だとか「見得」だとかいう普段にまとっている心の鎧を2人が脱ぎ捨てたことを
「残骸」として象徴していると思う。
2011年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
百合少女恋愛モノ。このテーマは、どうしても、
描き込みすぎると野暮になるし、説明しすぎても野暮になる。
だから、読者は行間を読み、その後を想像する。
でも、もう少し上を目指す表現もあっていいのでは
恋愛ポエムだって、全編心理描写ばかりじゃないわけで、
花のように星のようにとたとえたり、たたえたりするわけで。
たいへんおもしろい物語だったけど、
漫画としては小さくまとまった感じがする。
もう少し実験的な表現がってもよかったのでは?
描き込みすぎると野暮になるし、説明しすぎても野暮になる。
だから、読者は行間を読み、その後を想像する。
でも、もう少し上を目指す表現もあっていいのでは
恋愛ポエムだって、全編心理描写ばかりじゃないわけで、
花のように星のようにとたとえたり、たたえたりするわけで。
たいへんおもしろい物語だったけど、
漫画としては小さくまとまった感じがする。
もう少し実験的な表現がってもよかったのでは?
2013年6月6日に日本でレビュー済み
サラリと力の抜けたシンプルな線で描かれた絵は、
必要以上に描き込まない、貼り込まないことで紙の白が生きた気持の良いマンガになっている。
描き方自体手慣れたようで、間(ま)とか余韻を醸す演出の手際は、
人物に寄り、距離を取るコマ(構図)を相互に重ねることで功を奏する。
そこから生まれる距離感は、描き手の客観的でありながら人物に対する愛ある視点そのもののようだ。
人物の識別は、尋常ならざるメガネっ娘率の高さ故に、少々混乱を招きかねないところもあるが、
女の子の絵は可愛いく(自分的に)好感度は高い。
ユーモアのセンスも感じられる。
シンプルな絵柄と語り口との相性も良い。
同作家の他作品も読んでみたいという気にさせてくれる好調な連作短編集。
必要以上に描き込まない、貼り込まないことで紙の白が生きた気持の良いマンガになっている。
描き方自体手慣れたようで、間(ま)とか余韻を醸す演出の手際は、
人物に寄り、距離を取るコマ(構図)を相互に重ねることで功を奏する。
そこから生まれる距離感は、描き手の客観的でありながら人物に対する愛ある視点そのもののようだ。
人物の識別は、尋常ならざるメガネっ娘率の高さ故に、少々混乱を招きかねないところもあるが、
女の子の絵は可愛いく(自分的に)好感度は高い。
ユーモアのセンスも感じられる。
シンプルな絵柄と語り口との相性も良い。
同作家の他作品も読んでみたいという気にさせてくれる好調な連作短編集。
2010年12月14日に日本でレビュー済み
もう正直単行本が出ただけで星5つですよ、ええ。それだけ心待ちにしてたってことです!!しかも「志村貴子推薦」て!なんて私得!!(正直初めて大朋先生の作品見たときは志村先生に線が似てるなんて思ったり思わなかったり…笑)
内容はもちろん良いです。買って損無しの5つ星!
本誌が隔月になったから次の単行本は出るの早そうだなぁ〜楽しみ楽しみo(^-^)o
内容はもちろん良いです。買って損無しの5つ星!
本誌が隔月になったから次の単行本は出るの早そうだなぁ〜楽しみ楽しみo(^-^)o