よしながさんの作品は、暖かい眼差しを感じることが多々あります。人を想うことの苦しみ、葛藤など、目を背けてしまいがちな部分を見つめて描いてくださっているのが伝わってきます。
男性も女性も、隔たりなく表現されている所にも好感が持てます。彼らに幸せな未来が訪れますように…
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月とサンダル (花音コミックス) コミック – 1996/3/1
よしなが ふみ
(著)
- 言語日本語
- 出版社芳文社
- 発売日1996/3/1
- ISBN-10483228018X
- ISBN-13978-4832280182
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登録情報
- 出版社 : 芳文社 (1996/3/1)
- 発売日 : 1996/3/1
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 483228018X
- ISBN-13 : 978-4832280182
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,185位ボーイズラブコミックス
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著者について
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2002年4月19日に日本でレビュー済み
興味本位で買ってみたが、これが意外と面白い。同姓愛の世界をかいまみた気がした。それに、よしながふみ独特の食の世界も表現されている所も嬉しい。
とにかく、一見の価値はある作品だと思う。
とにかく、一見の価値はある作品だと思う。
2016年10月7日に日本でレビュー済み
ずいぶんレビュー少なくてびっくりしました。よしなが氏の 記念碑的作品と思ってました。また、これなくしてBLは語れないとも。ほかにも有名な方たくさんおられますが、私は、これがベーシックと思ってます。ストーリー的にも、精選されていて、このレベルは、すごいと思ったのですが。これ読まずして、と思います。
2009年12月29日に日本でレビュー済み
天才よしながふみのメジャーデビュー作。
彼女の偉大なる才能は、恋ではなく愛を描くことだ。
恋というドラマチックな舞台装置に頼ることなく、
人を愛することで生まれる欲望や悲しみをそのまま抽出する。
僕たちが水を飲むかのように人を愛してしまう、
あの訳のわからない不可避的な日常性を再現しているからこそ
彼女の作品は読む者の胸を打つのだ。
10年付き合っている恋人に何にも魅力を感じないというそこの女子は必読。
彼女の偉大なる才能は、恋ではなく愛を描くことだ。
恋というドラマチックな舞台装置に頼ることなく、
人を愛することで生まれる欲望や悲しみをそのまま抽出する。
僕たちが水を飲むかのように人を愛してしまう、
あの訳のわからない不可避的な日常性を再現しているからこそ
彼女の作品は読む者の胸を打つのだ。
10年付き合っている恋人に何にも魅力を感じないというそこの女子は必読。
2006年9月2日に日本でレビュー済み
デビュー前は同人界でもめちゃくちゃ有名だったよしながふみさんの代表作がこれ!!クールビューティな東洋さまと、素朴な年下攻めの小林の学園ラヴ。いつものように女の子キャラもうまいこと入って、二人の葛藤を盛り上げている。よしながふみさんのBLにはいつも愛し合う二人のなかに何かに対する葛藤があり、それがBLをタダの絵空事、乙女の逃避的少女趣味に貶めずに、真に迫った感動を与えてくれる。絶妙の間、コマ割、すべてが素晴らしい。この人を読まずしてBL好きとは言えない!!絶対読んで下さい。