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本の長さ

321ページ
言語

日本語
出版社

風媒社
発売日

2000/1/1
ISBN-10

4833131226
ISBN-13

978-4833131223
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小島亮
6
単行本
12個の商品：￥1,332から

商品の説明

内容（「MARC」データベースより）

1980年代後半から約10年間主に東欧に滞在し、変革とそれに続く混乱を目撃した著者が、ハンガリーを軸に東欧の思想史的背景を探る。日常生活での実体験を交えた考察から見えてくる、混沌と統合の間を揺れ動くヨーロッパ。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 風媒社 (2000/1/1)
発売日 ‏ : ‎ 2000/1/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 321ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4833131226
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4833131223

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- - 229位古代ギリシア史
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小島亮

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Art Mori

狭間、境界に位置する国の姿が見える

2013年8月15日に日本でレビュー済み

ハンガリーは狭間、境界に位置する国である。狭間とは中欧と東欧の狭間にある。ハンガリーは東欧圏に分類されるが、本書を読むと、この国は狭間の位置にあるのではと思わされる。もう一つ、ヨーロッパとアジアの狭間に位置するといえる。それは民族、歴史に垣間見える。歴史を下れば、かつて、オーストリア・ハンガリー二重帝国を構成した国である。そういう意味でも狭間、境界にあるということが影響したと読み取れる。そんな背景を背負った国の生活に密着した姿を描写する本書は読んでいて面白い。途中、ハンガリーを離れて、シカゴでの描写が登場するが、シカゴは東欧移民が多数おり、そこにハンガリーの匂いを探しに行った筆者には敬服するばかりである。

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Bibliothekar

ハンガリー思想史研究余滴

2004年3月21日に日本でレビュー済み

著者の専門は社会思想史であり、主としてハンガリーを中心に日本を含めた広範囲に展開する。日本では京都と東京で研鑚を積み、アメリカではボストンとシカゴで、そしてヨーロッパは西からロシアまで。
本書は著者が研究を通しての余滴のような文章を集めたもの。しかし、侮るなかれ、この余滴にこそ研究のエッセンスを支えている貴重な情報が詰まっている。古本屋事情、映画館事情、出版界の動きなどなど、いづれをとっても地域研究者には珠玉のような情報を満載している。
これからハンガリーを研究しようとする若き研究者に読まれんことを願うのみである。

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