本書では大企業CEOベスト20だか30まで報酬・資産公開されている。
いずれも世界に名だたる大企業だ。企業規模のレベルも報酬の額もケタ違いに違う。
CEO報酬ランキングですでにかなりの差があるが。
いずれも日本人の感覚からすると報酬のレベルが違う。莫大な金額だ。
アメリカがいかに保険・金融的な部分やエネルギー分野など国家的産業に
力を入れているか、一般的庶民と貧富の差がありエリート経営陣の上層部にいかに厚遇しているかがわかる。
以前に本書を一度読んでみてうろ覚えで概要的な部分を書いているが、
なかなかこういったシステムの核心部分は教えてはくれない。
(いくつか本を読むとまあある程度予測は出来るような気がするが。)
近年大企業・上場企業の役員報酬で過剰に騒ぎ立てている日本の現状とは対照的だと思った。
(しかしアメリカ議会でも下院まで公的支援や破綻した民間企業の役員報酬カットの
議論まで進むくらいだから庶民的な反感は多いのだろう。だから決して楽には思えないが・・。)
一読して日本とアメリカはそういった企業形態・賃金体系のシステムへの
アプローチや考え方が根本的に違うのだと感じた。
GM・フォードの自動車産業再建スピードの速さからアメリカの成果主義的なシステム、
アメリカ経済の強み・底力の秘密を少し垣間見た気がした。
近年のアメリカ経済の状況や問題点も上手く描かれていて参考になります。
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¥1,760¥1,760 税込
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4月14日 - 16日
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
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なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか ― 肥大する「超格差社会」のカラクリ 単行本 – 2010/5/13
堀田 佳男
(著)
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購入オプションとあわせ買い
アメリカに四半世紀住んだジャーナリストが日本人に理解不能な「なぜ?」に答える!
●なぜアメリカのCEOは100億円も稼げるのか?
●なぜ貧困層4000万人のアメリカで革命は起きないのか?
●なぜアメリカ人の半分は今でも国民皆保険に反対しているのか?
●なぜいまだにアメリカの製造業は世界一なのか?
巨額報酬と無保険者が共存する「矛盾の大国」
「アメリカ社会の最も負の部分といえる人種差別も、カネという視点で眺めるとクリアに見えてくるものがある。医療保険改革もその角度で捉えなおせる。そして広がる一方の社会格差や、密接につながり始めたウォールストリートとワシントンとの関係も同様に説明できる。(プロローグより)」
●なぜアメリカのCEOは100億円も稼げるのか?
●なぜ貧困層4000万人のアメリカで革命は起きないのか?
●なぜアメリカ人の半分は今でも国民皆保険に反対しているのか?
●なぜいまだにアメリカの製造業は世界一なのか?
巨額報酬と無保険者が共存する「矛盾の大国」
「アメリカ社会の最も負の部分といえる人種差別も、カネという視点で眺めるとクリアに見えてくるものがある。医療保険改革もその角度で捉えなおせる。そして広がる一方の社会格差や、密接につながり始めたウォールストリートとワシントンとの関係も同様に説明できる。(プロローグより)」
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社プレジデント社
- 発売日2010/5/13
- ISBN-104833419351
- ISBN-13978-4833419352
商品の説明
著者について
早稲田大学文学部卒業後、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社勤務後、90年にジャーナリストとして独立。以来、首都ワシントンで政治、経済、社会問題等で取材活動を続け、滞米25年後に帰国。著書に『大統領はカネで買えるか』(角川SSC新書)、『大統領のつくりかた』(プレスプラン)、『日本人医師―満屋裕明』(旬報社)、『どうしてYESも言えないの』(旬報社)、『英語で楽しむスポーツ観戦』(共著・講談社インターナショナル)他がある。
登録情報
- 出版社 : プレジデント社 (2010/5/13)
- 発売日 : 2010/5/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 230ページ
- ISBN-10 : 4833419351
- ISBN-13 : 978-4833419352
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,559,670位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1957年東京生まれ。早稲田大学卒業後、アメリカン大学大学院国際関係課程に留学。卒業後、ワシントンにある情報調査会社に勤務。永住権取得後、出版会社を経て90年にジャーナリストとして独立。以来、首都ワシントンで政治、経済、社会問題等で取材活動を続け、滞米25年後に帰国(2007年)。以後、国内外でジャーナリスト活動を続けている。活字媒体だけでなく、放送メディアにも出演している。著書に『エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明』(文春文庫)、『大統領はカネで買えるか』(角川SSC新書)、『大統領のつくりかた』(プレスプラン)、『どうしてYESも言えないの』(旬報社)、『英語で楽しむスポーツ観戦』(共著・講談社インターナショナル)他がある。
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年8月26日に日本でレビュー済み
2010年6月4日に日本でレビュー済み
本書の冒頭は、衝撃的でした。
読者にまずは「信用していただきたい」という言葉は、
25年間の生のアメリカを観てきた著者の自信と本書に対する強い決意を感じさせました。
最近ではニュースでの報道も注目度が薄れつつある
アメリカの金融問題の「現場」の声を、
現場を内側からみつめてきたからこそ、
アメリカの嫌な部分もいい部分も身体で体験し、
またその複雑な感情の絡みをもちつつも、
やはり特別な思い入れをもっている著者だからこそ、
ここまで生き生きと汲み取り、描き出せたのだと思います。
本書が扱うテーマは金融が中心ではありますが、
現代アメリカ社会が直面している様々な問題に渡っています。
しかしながら、ひとつの話が数頁でまとまっているため、
すっきりとした印象をうけました。
そして本の末尾でのこれまで合衆国の中では例外と扱われてきた
カルフォルニア州こそに未来のアメリカ像があるという指摘は
非常におもしろく説得力のあるものでした。
単なるアメリカ批判には終わらない本書を読んで
私たち日本人が、日本という国が
今後アメリカとどのような関係を構築していけばいいのかを再考する機会も与えてくれる良書だと思います。
読者にまずは「信用していただきたい」という言葉は、
25年間の生のアメリカを観てきた著者の自信と本書に対する強い決意を感じさせました。
最近ではニュースでの報道も注目度が薄れつつある
アメリカの金融問題の「現場」の声を、
現場を内側からみつめてきたからこそ、
アメリカの嫌な部分もいい部分も身体で体験し、
またその複雑な感情の絡みをもちつつも、
やはり特別な思い入れをもっている著者だからこそ、
ここまで生き生きと汲み取り、描き出せたのだと思います。
本書が扱うテーマは金融が中心ではありますが、
現代アメリカ社会が直面している様々な問題に渡っています。
しかしながら、ひとつの話が数頁でまとまっているため、
すっきりとした印象をうけました。
そして本の末尾でのこれまで合衆国の中では例外と扱われてきた
カルフォルニア州こそに未来のアメリカ像があるという指摘は
非常におもしろく説得力のあるものでした。
単なるアメリカ批判には終わらない本書を読んで
私たち日本人が、日本という国が
今後アメリカとどのような関係を構築していけばいいのかを再考する機会も与えてくれる良書だと思います。
2010年6月2日に日本でレビュー済み
滞米25年のキャリアを誇るジャーナリストが、現代アメリカをさまざまな角度から
描いたスケッチ集といった趣の本となっている。雑誌プレジデントのウェッブサイト
連載記事が元とあるため、一記事あたり3〜5ページの長さでまとめられいて、非常に
読みやすい構成になっている。
取り上げられている話題は、書名のもとにもなっているウォールストリートの強欲に
関する記事に始まり、政治・経済・社会・教育その他を巡って、現代アメリカの陰と
陽の両面を、具体的な取材場面を交えて説得力ある書きぶりとなっている。
私にとって未知の情報も多く、ふんふん・なるほどと、感心しながら読み終わった。
いずれの話題も大変興味深かった。読書の楽しみは、他人の経験を追体験することで
あるというが、まさにその感を強くした。筆者が書いている記事を信じる信じないは、
読者の自由であり誰にも強制できるところではないが、このような情報を提供して
頂けることに、この場を借りて感謝しておきたい。
本書の228ページ(エピローグ)から一部を引用しておく。
”不公正のまん延と社会格差の拡大がアメリカ社会にはびこっている事実は
否定しょうないがないが、アメリカで長年生活すると、否定できない楽観と
上へ伸びていく強烈な勢いを体感する。”
描いたスケッチ集といった趣の本となっている。雑誌プレジデントのウェッブサイト
連載記事が元とあるため、一記事あたり3〜5ページの長さでまとめられいて、非常に
読みやすい構成になっている。
取り上げられている話題は、書名のもとにもなっているウォールストリートの強欲に
関する記事に始まり、政治・経済・社会・教育その他を巡って、現代アメリカの陰と
陽の両面を、具体的な取材場面を交えて説得力ある書きぶりとなっている。
私にとって未知の情報も多く、ふんふん・なるほどと、感心しながら読み終わった。
いずれの話題も大変興味深かった。読書の楽しみは、他人の経験を追体験することで
あるというが、まさにその感を強くした。筆者が書いている記事を信じる信じないは、
読者の自由であり誰にも強制できるところではないが、このような情報を提供して
頂けることに、この場を借りて感謝しておきたい。
本書の228ページ(エピローグ)から一部を引用しておく。
”不公正のまん延と社会格差の拡大がアメリカ社会にはびこっている事実は
否定しょうないがないが、アメリカで長年生活すると、否定できない楽観と
上へ伸びていく強烈な勢いを体感する。”