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砂の妖精 (福音館古典童話シリーズ 29) 単行本 – 1991/10/24
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- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社福音館書店
- 発売日1991/10/24
- 寸法17 x 2.8 x 21 cm
- ISBN-104834005429
- ISBN-13978-4834005424
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出版社より
福音館の古典童話について
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子どもたちに届けたい、珠玉の作品たち。1968年に誕生した〈福音館 古典童話〉は、「十五少年漂流記」として知られる『二年間の休暇』を第一弾として、長く愛されてきた古典的名作を集めたシリーズ。当時の児童文学界をけん引していた瀬田貞二さんや石井桃子さんにも助言をいただくなど、子どもたちの世界を広げる作品を、こだわりをもって丁寧に選びました。様々な状況、個性豊かな登場人物たち、胸をつく言葉の数々……世界中の子どもたちを支えてきた物語には、人生に大切なことがぎゅっとつまっています。 |
誰もが知っているお話を完訳でよく知られた長編児童文学の中には、子どもたちが手に取りやすい抄訳(一部を抜き出した翻訳)となっているものが少なくありません。古典童話シリーズは、そのほとんどが原典に忠実な完訳。『ピノッキオのぼうけん』や『ピーター・パンとウェンディ』をはじめとして、誰もが知っている物語のおもしろさを、文学の薫り高い美しい日本語で、余すところなく子どもたちに届けます。 |
貴重な原書の挿絵を復刻古典童話シリーズでは、可能な限り初版本の挿絵を復刻しています。復刻が難しい場合も、物語を最も正確かつ美しく描き出したものを探して選んだり、原作の魅力をさらに深めるような挿絵を新たに描きおろしてもらったり、完訳と併せて物語の世界により深く入っていけるよう、挿絵にもこだわりが。『ふしぎの国のアリス』のテニエル、『オズの魔法使い』のデンスロウをはじめとして、精緻な版画や美しい挿絵をたっぷり収録し、絵を味わう喜びも感じられるシリーズです。 |
商品の説明
出版社からのコメント
でも、一日一個、何でも願いを叶えてくれるというのです!
子どもたちはさっそく「花のようにきれいになりたい」とお願いをします。
そして、本当に、誰だか分からないほど美しく変身しますが、その結果どうなったでしょう?
その他、「金貨の山がほしい」「つばさがほしい」というような自由気ままなお願いの顛末がユーモラスに描かれます。
『くまのプーさん』『ピーターラビットのおはなし』などでおなじみ、石井桃子さんの名訳でお届けする、イギリスの代表的児童文学作品です。
著者について
石井桃子
H・R・ミラー
登録情報
- 出版社 : 福音館書店 (1991/10/24)
- 発売日 : 1991/10/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4834005429
- ISBN-13 : 978-4834005424
- 寸法 : 17 x 2.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 607,998位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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砂の妖精のタイトル通りファンタジーではあるんですが、"急にどんな願いも叶えてくれると言われても、すぐには思いつかない"とか、
"すごく良い願いを叶えてもらったと思っても、望んだ結果にはならない"とか、現実的なところがたくさんあります。
こうて痛い目にあった登場人物が少しづつ成長していくのが、一番の魅力です。
最近の子供向けの物語には、子供が子供らしくなかったり、子供が望む展開ばかりになるような読者(子供)に媚びたものが多いように感じますが、
この物語にはそれがありません。
長く読み続けられてきただけある本です。
秋口に、急に「読書月間」という行事が開催されました。
一ヶ月の間、毎日1時間ずつ読書をする時間が設けられ、最終的に読んだ本の感想文と印象に残ったシーンの絵を描く、というものです。
読む本は『学校の図書室か家にあるもので、マンガ以外』という条件がありました。
読書が苦手だった自分は、めちゃくちゃ困りました。
それでもとりあえず図書室で本をさがし、そこでこの『砂の妖精』を見つけました。
砂の妖精。
ちょうどその頃、自分はテレビアニメの「トランスフォーマー」と「おねがい!サミアどん」が大好きで、毎週欠かさず見てました。
とにかくアホなクソガキだった自分は「サミアどん」はアニメオリジナルの作品だと思っていたのです。原作があるなんて、思いもしなかったのです。
それ故、図書室でこの本を見つけた時、本当にびっくりしました。「まさか!」と思いました。
ですが、本の挿し絵のイメージも「砂の妖精」という設定も、そしてなにより「サミアド〈サミアどん〉」や「シリル〈シル〉・アンシア〈アン〉・ジェイン〈ジェーン〉・ロバート〈ロバート〉」という子供たちの名証(〈〉内は、アニメでの名証)も、弱冠の違いはありますが、間違いなく『サミアどん』のそれでした。
とりあえず頑張って冒頭を少し読んでみると、やはりアニメとは少々雰囲気は違いますが、設定はアンシアが他の子供たちと同じ兄妹である事以外ほぼ同じだったので(アニメでは、アンは他の子供たちとは兄妹ではなく、シルのガールフレンド)、要所要所をかいつまんで読み、あとはアニメの雰囲気をそのまま感想文にし、そしてアニメを参考に絵を描きました。
おかげで本一冊まるまる読まずに感想文も絵も完成する事が出来た上、絵では金賞、感想文では銅賞をいただきました。
サミアどんにも、サミアドにも助けられたのです。
約30年前のはなしです。
そして今から十数年前の正月には、サミアどんとおなじNHKで、海外ドラマ版の「砂の妖精」を放送していました。が、それでは砂の妖精は「サミアッド」と呼ばれ、アニメとも原作とも少し雰囲気が違うように感じられました。
それを見た時、サミアどんやサミアドが懐かしくて思われ、文庫本を買いました。
そこで初めて本当に最初から最後までこの作品を読みました。
今年の3月、読書月間があった、自分が通っていた小学校が無くなります。
先日、何十年ぶりかで小学校に入る機会がありました。
図書室には、あの時のものとは違いましたが、かなりくたびれた「砂の妖精」がありました。
つい最近まで、テレビのCS放送で「サミアどん」が放送されていて、ずっと見てましたので、原作本もまた読んで、サミアドにも再会したいと思います。
砂の妖精サミアドは、魔法を使える生き物。ただし、子供の願いしかきけないし、その魔法は日が沈むと同時に消えてしまう。サミアドに出会った4人の子供たちは、望みを色々と願う。
羨ましく聞こえるでしょ?けど違うのです。
第一彼(?)は、子供たちに見つかり、永い眠りを妨げられたことに対し、ご立腹な様子。子供の願いを叶える妖精のわりに子供嫌い、のようです。だから、お願いするのも大変。1日1つの魔法、ってことでしぶしぶ引き受けてもらったって感じです。
なだめたりおだてたりして、やっと願いを叶えてもらうのです。結構大変です。なのに、願いの結果はいつも×××。「きれいな顔になりたい!」てお願いの時は、女中に・・・・されちゃうし、「お金が欲しい」ていったら・・・・になっちゃうし。毎回、日が沈み魔法が消えるのを心待ちにする4人です。どの魔法の回も、ピリッと、ピクルス味なのです。
この善いとも悪いともいえないサミアド、無愛想なんだけど妙に好きになりました。4人も同じみたいで、懲りもせずにサミアドにお願いに行きます。
うーん、せめてこの本の続編だけでも日本語訳でないかな。
日本では、妖精というと、ティンカーベルのような可愛らしいイメージがあると思いますが、この砂の妖精は全然違います。
毛むくじゃらでカタツムリのような顔をした妖精サミアドは、普段は砂の中で眠っていますが、人間に「発見」されると、その人間の願いを叶えてくれます。
たまたまサミアドを掘り当てた子どもたちは、願いを叶えてもらいますが、それが、毎回トラブルを引き起こし、子供たちは力を合わせてなんとか切り抜けていきますが・・・
サミアドは、全く可愛らしいところがなく、実は人間の願いを叶えるのも嫌いだったことも、あとでわかります。
子供たちが邪推?する通り、実は、少し意地悪なところもあって、わざと子供たちがトラブルに遭うようにしているのではないかとも思わせるふしもありますが、本当にピンチになったときは助けてくれたりもします。
結構長い話ですが、石井桃子さんの訳はやはり素晴らしく、読み聞かせなら幼稚園年長くらいから楽しめると思います。自分で読むなら、小学校4年生くらいからでしょうか。
なのでなかなか思い出深い本であります。
読んだ当時はあまり気にしなかったのですが、この本が100年も前に書かれたなんて本当に驚きです…
登場人物の服装など、挿絵からは「だいぶ昔のお話なんだ」という雰囲気が伝わってきますが…
ファンタジー作品を読みなれた人にとっては、物足りないものもあるかもしれません。
けれど、十分楽しめる方もいるはずです。
余談ですが、「砂の妖精」が面白かった方は、是非続編の「火の鳥と魔法の絨毯」と「魔よけ物語 上・下」もどうぞ。