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ロボ―カランポーのオオカミ王 (シートン動物記 3) 単行本 – 2003/6/20
ロボ-カランポーのオオカミ王-
- 本の長さ95ページ
- 言語日本語
- 出版社福音館書店
- 発売日2003/6/20
- ISBN-10483400628X
- ISBN-13978-4834006285
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
シートンがニューメキシコであったオオカミの群れのリーダー・ロボと、人間のたたかい。ロボをふくむすべてのオオカミへの愛を描いたシートンの動物物語。
登録情報
- 出版社 : 福音館書店 (2003/6/20)
- 発売日 : 2003/6/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 95ページ
- ISBN-10 : 483400628X
- ISBN-13 : 978-4834006285
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,140,483位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロボが、ブランカが生きていた。動物たちの息づかいが感じられる。今、知ってる人少ないようで、悲しいです。是非とも読んでください。
2018年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『狼王ロボ』を本好きの孫にプレゼントしたく思い、レビューを参考にこれにしました。
2020年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学時にシートン動物記」に熱中し、ひょんなことから「ロボ」本を知り50年以上振りに手にした。読中に直ぐに思い出し感動を覚えながら読み終えた。多くの動物の細かい感情本を目にするが「ロボ」は別格で人間を遥かに凌ぐ知恵で攻撃をいなしてきたが、妻である「ブランカ」が人間に捕らえられたことで「ロボ」の心が乱れ、我を忘れ、罠に落ちてしまったのは胸を打ちやり切れない読後感であった。子供だけでなく大人も読んで欲しいと思うのはオオカミを人間に置き換えれば「愛情」がいかに大切、尊いものかを諭してくれる名品である。
95ページであったが、希望としてはもっと経過、細部までの表現があれば。
95ページであったが、希望としてはもっと経過、細部までの表現があれば。
2014年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネットで古本を購入したのは初めてでちょっとドキドキしましたが、とても綺麗な状態で嬉しかったです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2013年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絶版になったと聞いて、手ごろな価格で状態のよいものを探していました。
低価格で想像以上の物で良かったです。
低価格で想像以上の物で良かったです。
2013年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
児童書と知らず買ってしまいましたが、名作です。涙の枯れた大人でも(私は)泣けてきます。強くお勧めします。
2006年6月19日に日本でレビュー済み
カランポーは、ニューメキシコの北部に広がり、そこには、ウシとヒツジの大牧場が展開する。このウシの国を支配するオオカミの王がロボである。ロボは体が大きく、頭がよく、頑強であった。また、オオカミの群れを率いるリーダーであった。
ロボの仲間に真っ白のメスのオオカミがいた。これを地元の人はブランカと呼んで、ロボのつれあいではないかといっていた。
このロボの群れの被害をなくすために、当然、牧場主は退治するためにあらゆる手段をとったが、ロボの知恵の前には無力であった。あらゆる銃から逃れ、毒餌を見破り、猟師をあざわらった。
ニューヨークにいたシートンに牧場主からロボ退治の依頼がくる。シートンはロボに対する興味もあり、仕事をやめ、カランポーに行く。
シートンは知恵を絞り毒餌を作るが、見破られる。新しいワナも失敗するが、群れをちょっと乱すオオカミとしてブランカに注目する。こうして、メスオオカミを狙ってロボをだます方法でワナを配置した。この計画は成功し、ブランカは捕獲され、死んだ。シートンたちはブランカの死体を持ってひきあげた。
ロボはブランカを追った。そこでシートンが気がついたのは、ロボが慎重さを失い、メチャメチャな動きをしていることであった。シートンはこのチャンスを生かし、全部で百三十個のオオカミ用の強力な鋼鉄製のワナを集め、すべてのけもの道に設置した。3日後、4本の足をワナにはさまれたロボがいた。最愛のブランカのためにワナに落ちてしまった。
捕らえられたロボに肉と水を与えても、ロボは見向きもしなかった。目はかなたの草原に向けたままであった。
力を失ったライオン、自由をうばわれたワシ、愛する者をなくしたハトはかならず死ぬという。ロボはその三つを失った。もう彼には死の覚悟しかない。翌朝、ロボは死んでいた。
納屋にはブランカの死体があった。一人のカウボーイがシートンとともにロボの死体をブランカの横に置いた。そして言った。「ああ、ロボよ。ブランカのために命をかけて悔いなきロボよ、さあ、あまえの場所はここだ。おまえは愛する者と、ただともにいたかっただけなのだ。」
シートンは、この経験の後、決して動物にワナや銃などの暴力を使わないと自分に誓っているという。そして、自分のサインにロボの足あとマークをつけるようになった。
訳者あとがきによると、この本を読んで、多くの子供たちから手紙がシートンに来た。十一才の少女は「三回も読んだけれど、そのたびに泣きました。」とあり、多くの読者からたんに悲しい気持ちになっただけでなく、「自分がやさしく、人間らしくなった」と気持ちが高ぶるのを感じた。九才の男の子は「ぼくはもう、たとえ五ドルもらっても決して銃は買わないし、撃ちもしないと決意しました」と感想を書いた。
その意味で、子供が「死」を考えるに適切な本である。
ロボの仲間に真っ白のメスのオオカミがいた。これを地元の人はブランカと呼んで、ロボのつれあいではないかといっていた。
このロボの群れの被害をなくすために、当然、牧場主は退治するためにあらゆる手段をとったが、ロボの知恵の前には無力であった。あらゆる銃から逃れ、毒餌を見破り、猟師をあざわらった。
ニューヨークにいたシートンに牧場主からロボ退治の依頼がくる。シートンはロボに対する興味もあり、仕事をやめ、カランポーに行く。
シートンは知恵を絞り毒餌を作るが、見破られる。新しいワナも失敗するが、群れをちょっと乱すオオカミとしてブランカに注目する。こうして、メスオオカミを狙ってロボをだます方法でワナを配置した。この計画は成功し、ブランカは捕獲され、死んだ。シートンたちはブランカの死体を持ってひきあげた。
ロボはブランカを追った。そこでシートンが気がついたのは、ロボが慎重さを失い、メチャメチャな動きをしていることであった。シートンはこのチャンスを生かし、全部で百三十個のオオカミ用の強力な鋼鉄製のワナを集め、すべてのけもの道に設置した。3日後、4本の足をワナにはさまれたロボがいた。最愛のブランカのためにワナに落ちてしまった。
捕らえられたロボに肉と水を与えても、ロボは見向きもしなかった。目はかなたの草原に向けたままであった。
力を失ったライオン、自由をうばわれたワシ、愛する者をなくしたハトはかならず死ぬという。ロボはその三つを失った。もう彼には死の覚悟しかない。翌朝、ロボは死んでいた。
納屋にはブランカの死体があった。一人のカウボーイがシートンとともにロボの死体をブランカの横に置いた。そして言った。「ああ、ロボよ。ブランカのために命をかけて悔いなきロボよ、さあ、あまえの場所はここだ。おまえは愛する者と、ただともにいたかっただけなのだ。」
シートンは、この経験の後、決して動物にワナや銃などの暴力を使わないと自分に誓っているという。そして、自分のサインにロボの足あとマークをつけるようになった。
訳者あとがきによると、この本を読んで、多くの子供たちから手紙がシートンに来た。十一才の少女は「三回も読んだけれど、そのたびに泣きました。」とあり、多くの読者からたんに悲しい気持ちになっただけでなく、「自分がやさしく、人間らしくなった」と気持ちが高ぶるのを感じた。九才の男の子は「ぼくはもう、たとえ五ドルもらっても決して銃は買わないし、撃ちもしないと決意しました」と感想を書いた。
その意味で、子供が「死」を考えるに適切な本である。
2007年6月9日に日本でレビュー済み
恥ずかしながら幼少の頃にはシートン動物記を読んだことが無く、齢三十にして初めて興味を持ちました。
ロボとブランカの話は哀しいけれど、かなりロマンティックですね。
シートン動物記はそのほとんどが児童書として出版されています。というか大人向けに出版された物は
見つけきれませんでした。その中から大人にとって読み易そうなものを探し、レビューなど見てこれに決めました。
この本はそれなりに字も大きいしルビも振ってあるし児童書ならではの工夫がされているのですが
翻訳された文章が、読み易い!必要以上にかみ砕かれておらず、難しい言葉は注釈になっているので
ペースを乱されることなくスイスイ読み進めることができました。文章もどことなく上品です。
他のシートン動物記と読み比べたわけではないのですが、大人が読むならこの本をお勧めします。
子どもさんなら高学年以上向け、くらいだと思います。
ロボとブランカの話は哀しいけれど、かなりロマンティックですね。
シートン動物記はそのほとんどが児童書として出版されています。というか大人向けに出版された物は
見つけきれませんでした。その中から大人にとって読み易そうなものを探し、レビューなど見てこれに決めました。
この本はそれなりに字も大きいしルビも振ってあるし児童書ならではの工夫がされているのですが
翻訳された文章が、読み易い!必要以上にかみ砕かれておらず、難しい言葉は注釈になっているので
ペースを乱されることなくスイスイ読み進めることができました。文章もどことなく上品です。
他のシートン動物記と読み比べたわけではないのですが、大人が読むならこの本をお勧めします。
子どもさんなら高学年以上向け、くらいだと思います。