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おふろやさん (こどものとも傑作集) 単行本 – 1983/11/1
西村 繁男
(著)
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家族でお風呂屋さんに出かけたあっちゃん。立派な屋根と高い煙突のお風呂屋さんに入り、脱衣所で服を脱いでお風呂場へ。たくさんの人が身体を洗ったり湯船につかったりしています。湯船の上には富士山と松林の絵。あっちゃんは身体を洗い、ともだちと少し湯船で遊びます。お風呂を出たら、服を着て牛乳を一本飲みます……。子どもからおじいさんおばあさんまで、おおぜいで賑わうお風呂屋さんの様子を生き生きと描きます。
- 本の長さ32ページ
- 言語日本語
- 出版社福音館書店
- 発売日1983/11/1
- 寸法19.5 x 0.7 x 27 cm
- ISBN-104834009629
- ISBN-13978-4834009620
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内容紹介 | 子どもたちに圧倒的な人気の絵本です。みんなでごはんを食べるのが楽しくなってきたお子さんに、ぜひ読んであげてみてください。 | 「うんとこしょ、どっこいしょ」「かぶはぬけません」、というシンプルな繰り返しに子どもたちは夢中になります。 | だるまちゃんとてんぐちゃんのように、お互いを認め合い、仲良く遊ぶ。この絵本では、そんな体験を、子どもたちがすることができます。 | 子どもたちを夢中にさせるストーリーがあるから、刊行から50年以上も読み継がれてきました。はしご車、ポンプ車、救急車と、魅力的な車がたくさん登場します。 | 一つの川をめぐる自然と人間の営みを横長の画面いっぱいに細部まで描き込んだ絵本です。 | 動物園の1日をかばくんの視線で描いた1冊。寝ぼすけかばくんのもとに子どもたちがやってきます。 |
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商品の説明
出版社からのコメント
本作で初めて絵本の筋を考えたという西村繁男さん。この絵本にはそんな西村さんの、ある経験が息づいています。それは、当時自宅にお風呂がなくて銭湯に通っていたということ。文章が苦手だという西村さんは、ひとつひとつのもの、ひとつひとつの人を丁寧に描かれました。看板も電話帳をめくりながら考えて、スポーツだったら『元気堂』、また当時、治療費が高いと言われていた歯医者さんは『安井歯科』・・・などなど。西村さんの遊び心に、子どもも大人も肩までたっぷり浸かってください。読んであげるなら:4才から
著者について
西村繁男
登録情報
- 出版社 : 福音館書店 (1983/11/1)
- 発売日 : 1983/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 32ページ
- ISBN-10 : 4834009629
- ISBN-13 : 978-4834009620
- 寸法 : 19.5 x 0.7 x 27 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,606位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
If your interested in Japan's more deep, everyday culture of recent past, this book shows you it in detail with charming illustrations. It is really detailed, and just lovely to look at.
2019年6月26日に日本でレビュー済み
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以前子供が小さい時に出会った本です。文章は一切ありませんが
読み手の感性で様々な想像を持ってお話が出来ます。
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2017年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃に読んだ(想像した)物語を再び手にしてみました。
文章は一切無く、銭湯(おふろやさん)の情景を可愛く趣きのある絵で、描かれています。
文章が無いので、親御さんが読み聞かせる時に、オリジナルのお話を作りながら楽しむこともできますし、お子さんが自分で想像を膨らまして、楽しむこともできると思います。
長いこと親しまれている絵本なのでオススメです。
文章は一切無く、銭湯(おふろやさん)の情景を可愛く趣きのある絵で、描かれています。
文章が無いので、親御さんが読み聞かせる時に、オリジナルのお話を作りながら楽しむこともできますし、お子さんが自分で想像を膨らまして、楽しむこともできると思います。
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2018年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵がとても素敵です。
祖父母の家が銭湯でしたが、こんな感じの温かい場所でした。
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2018年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文字はひとつもありません。
読むひとが絵を見ながら、よんでいけます。
感性が育ちます。
読むひとが絵を見ながら、よんでいけます。
感性が育ちます。
2021年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初以外は字のない絵本ですが、絵をじっくり見るだけでも「あ~昔の銭湯ってこんな感じだったよな」と思わさせてくれます。最近は核家族化されて、家に風呂がついていて、他人に叱られたり、一緒に過ごすということが極端に減ってきていますが、コロナ禍にあって社会的距離の本当の意味を考えさせてくれる一冊だと思います。
2016年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この絵本は、下町に住む4人家族が、銭湯を訪れ、入浴をして、その後帰宅していくという日常風景を視覚化したものである。
西村繁男さんの絵本では「やこうれっしゃ」が著名だが、この「おふろやさん」も昭和文化を後世に伝えるうえで貴重な資料ではないだろうか。
「やこうれっしゃ」同様、ほぼ全編、解説もセリフもなく、サイレントで進行していく。
1ページ1ページめくるごとに、その場面で交わされている穏やかな会話の様子、子どもたちの騒ぐ声、それを窘める老人の叱責、しょぼくれて謝る声などが、「空耳」のように読者に響いてくるのだ。
そして「空耳」を背景に、ほとばしる水栓の水音、コーンと響く手桶の音、背中を流す湯の流れる音、そして匂い立つ湯気の香りや、湯上りに飲んだフルーツ牛乳の味覚など、様々な記憶がよみがえる。
子どもに「銭湯」というものを伝えるつもりで買った絵本なのだが、わたしが最も熱心に、何度も繰り返し読んでいる。
電話帳で調べると、わたしが住む町にも未だ数軒、スーパー銭湯ではない、「おふろやさん」が残っているようだ。
湯ざめのしない季節になったら、子どもを連れて「おふろやさん」探訪をしてみたい、などと考えている。
西村繁男さんの絵本では「やこうれっしゃ」が著名だが、この「おふろやさん」も昭和文化を後世に伝えるうえで貴重な資料ではないだろうか。
「やこうれっしゃ」同様、ほぼ全編、解説もセリフもなく、サイレントで進行していく。
1ページ1ページめくるごとに、その場面で交わされている穏やかな会話の様子、子どもたちの騒ぐ声、それを窘める老人の叱責、しょぼくれて謝る声などが、「空耳」のように読者に響いてくるのだ。
そして「空耳」を背景に、ほとばしる水栓の水音、コーンと響く手桶の音、背中を流す湯の流れる音、そして匂い立つ湯気の香りや、湯上りに飲んだフルーツ牛乳の味覚など、様々な記憶がよみがえる。
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電話帳で調べると、わたしが住む町にも未だ数軒、スーパー銭湯ではない、「おふろやさん」が残っているようだ。
湯ざめのしない季節になったら、子どもを連れて「おふろやさん」探訪をしてみたい、などと考えている。
2020年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テキストなし、遥か昔の大学生の頃の自分がいます。自分は絵本の中にいるかもしれない。本をながめる自分かもしれない。