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子どもへのまなざし (福音館の単行本) 単行本 – 1998/7/10
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- ISBN-109784834014730
- ISBN-13978-4834014730
- 出版社福音館書店
- 発売日1998/7/10
- 言語日本語
- 寸法16 x 2.4 x 21 cm
- 本の長さ324ページ
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出版社より
子どもにかかわる全ての人へ
子育てに悩んだとき、ぜひこの本を開いてみてください。答えは書いていないかもしれないけど、必ず答えに繋がるヒントが見つかるはずです。そして、あなたの子育てを応援してくれるはず。勇気とヒントをもらいながら、子育てを楽しんでもらえればと思います。もちろん、子どもだけではなく孫と関わる人にも読んでいただきたい一冊です。
語りかけるように
挿絵は『ぐりとぐら』でおなじみの山脇百合子さん。読んでいる途中で、ふと挿絵に癒されます。“育児書“というと、難しいイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。マニュアル的な書き方ではなく、お話しているような文章で書かれているので、とても読みやすく、佐々木正美さんの話を聞く感覚で読み進めることができます。その中で参考になる事があれば、一つでも二つでも、ご自身の子育ての中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
商品の説明
商品説明
著者は30年以上、子どもの臨床に携わってきた。さらに診察室だけではなく、保育園や幼稚園、学校、児童相談所、養護施設、家庭裁判所などさまざまな場所で数多くの子どもや親に出会ってきた。
社会の変化に伴い、育児方法や育児の考え方は大きく変化した。育児不安を持つ母親はますます増加し、近年問題になっている過干渉や放置、虐待など、社会のゆがみは、そのまま子育てに影響している。著者は、子どものありのままを受け止めることが大切だと強調する。十分な受容や承認を受けた子どもは、安心して社会に出ることができる。子どもにとって、最大のサポーターであり、理解者であるのが親なのだ、と。育児の喜びは、子どもに期待できる喜び、子どもを幸せにできる喜びの二つあると著者はいう。そして、子どもの笑顔や喜ぶ姿に、自分自身が喜べる親であってほしいと願う。
自分が望んだとおりに子どもが育つ姿を見て、満足する。そういう「条件つきの愛」ではなく、無条件に子どもを愛することの大切さは、きっとだれでもわかっていることなのだろう。本書に書かれていることは、ごくごくあたりまえのことばかりだ。しかし、忙しい毎日に追われ、そんなあたりまえのことをつい忘れてしまいがちになる。本書は、自分の子育てをあらためて見つめ直すきっかけになりそうだ。(町場キリコ)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
登録情報
- ASIN : 4834014738
- 出版社 : 福音館書店 (1998/7/10)
- 発売日 : 1998/7/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 324ページ
- ISBN-10 : 4834014738
- ISBN-13 : 978-4834014730
- 寸法 : 16 x 2.4 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,582位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1935年、群馬県生まれ。川崎医療福祉大学特任教授、ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。新潟大学医学部を卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学、小児療育相談センターなどをへて、現職。専門は児童青年精神医学(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『高校生の発達障害』(ISBN-10:4062789647)が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まだ全てを読んだわけではないですが、乳幼児期の子育ての大切さ、親の責任の重さを感じさせる良書です。
ただ、先程記載したとおり、育児に悩んでいる私。何が辛いって、自分がこの本に記載された駄目な親の典型で、もう上の子供は最も重要とされる時期を過ぎていることです。
だから、この子はこうなんだ…、私が悪かったんだ…、と分かっても、もう取り返しがつかない。
分かっちゃいるけど、日々の生活に追われると、この本に記載された通りに毎回出来る自信もなく、これから自分を責める機会が増えると思います…。
この本をバイブルとして、この本の通りに出来るお母さん、お父さんは素晴らしいと思います。
私もできる範囲で頑張っていこうと思います。
にもかかわらず1歳になるかならないかで無意識に娘の頭をこついた自分に自己嫌悪。
遅いとは思いつつそこから育児系本を探して手当たり次第読みました。
でも1番心にズシンと響いたのがこのこどもへのまなざしでした。
父、母になる全ての人が読むことを必須にすれば虐待死のような事件は起きないのではと思ったぐらいです。
図書館では基本娘の本しか借りていなかったけど1歳半になる頃に図書館で出会ったのがこの本でした。
私には持ち合わせていない育児論ばかりで目から鱗とはこのことかというぐらい感動しましたし、これを機に私の育児の目標は娘を手塩にかけて育てるとなりました。
どうしても手元に置いておきたくてこちらで購入。頭をこつくことはもうしないと思いますが、事あるごとに読み直していこうと思っています。
佐々木正美先生の他の本も読みましたがこちらが1番集約されていていいと思いました。
本当に本当にこの本に出会えて良かったです。
難しいことは考えず、結局は子どもに惜しみない愛情をたっぷり注ぎ、それができる心の余裕を親が持っておくということだと思います。
ぜひ、子育てを控えている、子育て中のパパママはもちろんですが、それ以外の方にも読んでもらいたいです。子どもに優しい社会の一助になれば嬉しいです