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アマガエルとくらす (たくさんのふしぎ傑作集) 単行本 – 2003/3/15
ある春の日、窓辺の洗面台にすみついたアマガエル。そのカエルと、結局14年間もいっしょにくらすことになった人のお話です。 はじめは興味をもてなかったアマガエルに、ようじの先につけたハエをさしだしたところ、大きな口をあけてパクリと一口でのみこんでしまった時のおどろき。外にはなそうとしたら、逆に自分のひざにとびついてきてくれた時のよろこび。自分にすっかりなついてくれたカエルとの、発見の多い楽しい日々。年をとってしだいにおとろえていくカエルの健康への心配。そしてカエルの死。 このような14年間の経過が、飾りのない文章で語られます。『カエルがすました顔をした』とか『カエルはテレビがすきなようだ』といった、他の人にはわからない、この著者にとってだけの真実を、片山さんがしっかりと読みこんで、カエルの表情に表してくれました。
- 本の長さ39ページ
- 言語日本語
- 出版社福音館書店
- 発売日2003/3/15
- ISBN-10483401908X
- ISBN-13978-4834019087
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「おや、こんなところにカエルが」 流しの中にいた一匹のアマガエル。毎年、同じ時期に台所の流しにやってきて、ついには家で飼うようになった「デブちゃん」「ナキ虫くん」との生活を描く。
著者について
山内祥子長野県飯田市在住の主婦です。畑にかこまれた家に住んでいて、そこにとびこんできたカエルとの交流の記録を本にして頂きました。片山健『たくさんのふしぎ』初登場です。片山さんもカエル好きで、アマガエルも飼っていたことがあり、その経験を今回の本に活かしてもらいました。
登録情報
- 出版社 : 福音館書店 (2003/3/15)
- 発売日 : 2003/3/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 39ページ
- ISBN-10 : 483401908X
- ISBN-13 : 978-4834019087
- Amazon 売れ筋ランキング: - 927,513位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カエル好き(あのつぶらな瞳に魅せられた人)必見!
でも本当は誰にも教えたくないような‥‥
でも本当は誰にも教えたくないような‥‥
2014年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の家にも1匹のあまがえるが下宿しています。
冬眠からあけると、毎年、同じ家の同じ場所に遊びに来るあまがえるがいると聞いたことがあります。あまがえるは本能的に、人家は安全な空間と感じているのかも知れません。実際、あまがえるの生活圏は田んぼや里山など人里近くの自然環境であり、人里離れた山奥の沼地などには棲息していないようです。
あまがえるの生態に興味を持ち、いろんな書籍を集めていたところ、本著『アマガエルとくらす』に出会いました。
この絵本は、人家で暮らし始めたあまがえるの観察日記でもあり、人との暮らしの中で変化してゆくあまがえるの成長の記録でもあります。
両生類であるあまがえるには感情はなく、本能で生きていると言われています。しかし、人とのふれあい・つながりを持ったことで、本能だけではない何かが育まれることを本著は示唆しています。
様々な可能性を持つ生物は、人だけでないのかも知れません。
しかし、あまがえるを始めとして身近な生き物が暮らせる空間は少なくなっています。
この小さな絵本に出会ったことで、彼らの“棲み家”である里山の保全にも関わりを持つ人が増えてほしいです。
冬眠からあけると、毎年、同じ家の同じ場所に遊びに来るあまがえるがいると聞いたことがあります。あまがえるは本能的に、人家は安全な空間と感じているのかも知れません。実際、あまがえるの生活圏は田んぼや里山など人里近くの自然環境であり、人里離れた山奥の沼地などには棲息していないようです。
あまがえるの生態に興味を持ち、いろんな書籍を集めていたところ、本著『アマガエルとくらす』に出会いました。
この絵本は、人家で暮らし始めたあまがえるの観察日記でもあり、人との暮らしの中で変化してゆくあまがえるの成長の記録でもあります。
両生類であるあまがえるには感情はなく、本能で生きていると言われています。しかし、人とのふれあい・つながりを持ったことで、本能だけではない何かが育まれることを本著は示唆しています。
様々な可能性を持つ生物は、人だけでないのかも知れません。
しかし、あまがえるを始めとして身近な生き物が暮らせる空間は少なくなっています。
この小さな絵本に出会ったことで、彼らの“棲み家”である里山の保全にも関わりを持つ人が増えてほしいです。
2007年3月16日に日本でレビュー済み
たくさんのふしぎ168号のハードカバー化。
アマガエルに出会い、魅せられ、14年間お世話した作者の一途でつぶさな観察記録です。
物語風のやさしい文体から、カエルへの愛情が切ないほど伝わってきます。
静かな田園風景を思わせる片山健さんの絵も詩的で美しいです。
当時の折込み付録’ふしぎ新聞’によると、片山さんもカエル好きで多くの飼育経験があるとか。
(お父さんの記録)の手書き文字は、当時の担当編集者に片山さんがお願いして
書いてもらったそうです。
カエルが好きな方はもちろん、苦手な方もぜひ手に取ってみてください。
カエルへの見方が変わること、間違いなし。
アマガエルに出会い、魅せられ、14年間お世話した作者の一途でつぶさな観察記録です。
物語風のやさしい文体から、カエルへの愛情が切ないほど伝わってきます。
静かな田園風景を思わせる片山健さんの絵も詩的で美しいです。
当時の折込み付録’ふしぎ新聞’によると、片山さんもカエル好きで多くの飼育経験があるとか。
(お父さんの記録)の手書き文字は、当時の担当編集者に片山さんがお願いして
書いてもらったそうです。
カエルが好きな方はもちろん、苦手な方もぜひ手に取ってみてください。
カエルへの見方が変わること、間違いなし。