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トメック―さかさま川の水〈1〉 (世界傑作童話シリーズ さかさま川の水 1) 単行本 – 2007/5/31

4.7 5つ星のうち4.7 7個の評価

ダブルポイント 詳細
代々の雑貨屋を一人で守る13歳の少年トメックは、ある日運命的に出会った少女の後を追い、不死の水があるという川をめざす。
行く手には、巨大な熊が徘徊するワスレの森、底なしの眠りを誘う花畑、世にも珍しい香水を作る村、「どこにもない島」などなど、不思議に満ちた場所と様々な人々が待ち受ける。
やっと着いた、さかさまに流れる川……。トメックは少女と再会できるのだろうか?
エスプリあふれるファンタジー2部作第一部。第二部『ハンナ』は、同じ物語を女の子の側から描く。小学校上級から。
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商品の説明

出版社からのコメント

ひとこと、斬新な物語です。起伏も紆余曲折もありますが、流れている空気はおおらかで軽快です。
主人公たちのピュアな心情と、ちょっとナナメに構えた脇役たちの絶妙なバランス。随所にさりげなく現われる「人生というもの」への洞察。
そう、これは“いかにもフランス的"なファンタジーなのです。
大団円に至るまで、濁ったり淀んだりすることのないエスプリと、どこかラテン的な心地よい混沌とが、ストーリーを引き立てています。

著者について

ジャン=クロード・ムルルヴァは1952年、フランス・オーヴェルニュ地方の生まれ。中学校のドイツ語教師をつとめた後、パリの演劇学校へ入学し、演劇の世界へ。ピエロの一人芝居を自作自演し、世界各地をまわった経験を持っています。90年代後半から作家として活動を始め、現在は執筆に専念。作品の多くは子どもたちの高い支持を得てフランス語圏で数々の賞を受けおり、また学校や図書館での読み聞かせも熱心に展開しているそうです。邦訳書に『旅するヤギはバラードを歌う』(早川書房)があります。 堀内紅子は1965年東京生まれ。74年から81年までを家族とともにパリ郊外のアントニー市ですごしました。絵本の絵の仕事に『くまとりすのおやつ』(福音館書店)。絵本の訳に『オオカミクン』(ポプラ社)『くまのオルソン』(徳間書店)“クックとプッケ”シリーズ全5冊(冨山房)など。読み物の訳に『ラバ通りの人びと』『三つのミント・キャンディー』『ソーグのひと夏』(福音館文庫)があります。『母の友』2007年4月号掲載の「ぐるんぱのたんじょうび」に絵をつけています。 平澤朋子は1982年東京生まれ。2005年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業、現在フリーのイラストレーターとして活動中。人物・植物・動物などのイラストレーションを描き、パラパラ漫画やストップモーションアニメなどに展開して、グループ展などで発表しています。挿絵と装丁の仕事は初めて!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 福音館書店 (2007/5/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/5/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 237ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4834022161
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4834022162
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 7個の評価

著者について

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ジャン=クロード・ムルルヴァ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
始めてこの本を読んだ時、中学生でした。やはりその頃はお年頃で本を読むのも苦手な方でした。が、この本を読んでとても心が温まり胸の奥がキュッとなるような感覚に襲われました。一つ一つの場面がキラキラしていてハラハラさせられる部分もありしかしどの場面も温かみを感じます。
甘く心が和らぐような…しかし、少しせつなさもあり…一度読めばその世界観に吸い込まれ心にストンと落ちてきます。
とても素敵な作品です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャンクロードムルルヴァのお話は本当に心がキラキラになります。
そのうえ平澤さんの挿絵ときたらもう無敵です。
ハンナと一緒にぜひ買ってください!
こういうお話が子供の情操教育には最高です!
大人が読んでも心が洗われますよ笑
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トメックの純粋で静かだけど熱い思いに感動します。また彼が出会う登場人物たちがとても魅力的。悲しい過去を持ちながらも前向きに生きていく姿にまた感動。2部作のハンナの勇気にも元気づけられます。大人になってもこの気持ちはいつまでも持ち続けていたい。素敵なお話です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年12月11日に日本でレビュー済み
さすがフランス、ファンタジーといっても幻想的で寓話的。
続編のハンナのほうも楽しみです。

それにしても作者の経歴が、ドイツ語教師、
その次が自作自演のピエロの一人芝居というのだからかなり変わっています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もしこのお話を分類するとしたら、ファンタジーでも冒険物語でもありません。きっと純愛小説です!
トメックはみなしご、ハンナも亡くなったお父さんとの思い出にしか居場所がありません。
そんなふたりが運命的に出会い、ひかれあい、手を取り合って、永遠を約束する川の「源」まで旅をする。
切なくて、幸せな物語です。
そして、ふたりとすれ違う人物たちは、それぞれに孤独を抱えながら、しっかりと生きている人生の先輩たち。
人はみんな孤独だけれど、つながりあわなくては生きていけない......そんなことを、大人であるわたしは考えてしまいました。
でも、この本のいいところは、そんな湿っぽい考えなんてどうでもいいじゃないか! といわんばかりに読者を引っ張るストーリーの面白さと軽快さです。小学生で読んだら、面白い冒険物語。でもきっと何か心に引っかかって、ふとした折に思い出す......そんな大切な一冊(続編の「ハンナ」とあわせて2冊ですね)になると思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年6月8日に日本でレビュー済み
村はずれのよろずやの少年トメックは、ある日お客としてやってきた少女に恋をする。少女は不死の水を求めていた。恋するトメックは不死の水があるというシャー川へと冒険の旅にでる。

この物語は、ファンタジーだが、血湧き肉踊るハラハラドキドキものとは違う。魔法使いも出てこないし、少年には特殊な能力があるわけでもない。お話全体が静かなのだ。そこが多くのファンタジーと違うところ。それでいて決して退屈しない。

そこに入ると人々の記憶から消えてしまうというワスレの森、においを嗅ぐと幻覚が見えて深い眠りについてしまう花畑、香水作りの村、虹のむこうの誰もしらない村、そして、いよいよ海から逆さに流れるシャー川の源流へとトメックの旅は続くが、まるで森の中で読んでいるような錯覚にさえ陥るすがすがしい話なのだ。人生のなんたるかを考えさせられるが、決して教訓的ではない。小学高学年から大人まで。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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