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ちいさなふゆのほん (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本) 大型本 – 2006/10/20

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

「あさ おきたら、じめんが まっしろに なっていました。」という文でこの絵本は始まります。小さな男の子と女の子は、わくわくする気持ちで真っ白な雪を眺めています。雪が降り積もる冬がやってきたのです。 雪が積もると、子どもたちには、楽しいことがいっぱいあります。そりやスキーで遊んだり、雪だるまを作ったり、雪で家を作ったり…。でも、吹雪の時は、おうちにいるのが一番。冬の夜は、すぐ暗くなりますが、雪あかりが道をてらしてくれます。寒い日は、歩くと雪がキシキシ音を立て、くつもキュッキュッと音を立てて、歌を歌っているみたいです。 冬の楽しさをやさしいリズミカルなことばと、ゆったりとした気持ちのよい絵で描いたスウェーデンの絵本です。 リンゴの愛好家(?)で研究者でもあるユニークな作家と、スウェーデンの絵本界期待の新進画家のコンビによる、冬の風物詩を描いた絵本です。この一冊の絵本で、冬が楽しくなりそうです。
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商品の説明

著者について

ヨレル・クリスティーナ・ネースルンド (Gorel Kristina Naslund)1940年、北スウェーデンに生まれる。家庭科教師の教育を受けた後、1966年から5年間アメリカで暮らす。スウェーデンにもどり、ジャーナリスとして活動。料理、食物関係の本を出版するかたわら、医学や心理学を学ぶ。リンゴを愛し、リンゴの研究家としても知られ、リンゴについての著作もある。クリスティーナ・ディーグマン (Kristina Digman)1959年スウェーデンのヨーテボルイに生まれ、風光明媚な西海岸の町ボースタードで育つ。ストックホルムの美術学校で学んだのち、デンマークのコペンハーゲンの美術アカデミーで絵画と彫刻を学ぶ。グラフィックデザイナーとして活動し、2001年からは子どもの本のイラストレーターとしても活躍をはじめる。2005年、一連の作品に対してエルサ・ベスコフ賞を受賞。菱木晃子(ひしき あきらこ)1960年東京生まれ。慶應義塾大学卒業。現在、スウェーデンを中心に児童書の翻訳に活躍。訳書に『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版)、『おじいちゃんがおばけになったわけ』(あすなろ書房)、『月へミルクをとりにいったねこ』『ぼうしのおうち』『おもちゃ屋へいったトムテ』(以上福音館書店)など。神奈川県在住。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 福音館書店 (2006/10/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 大型本 ‏ : ‎ 28ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4834022188
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4834022186
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

著者について

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Gorel Kristina Naslund
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年12月4日に日本でレビュー済み
男の子と女の子が冬の中いろいろなことをして遊んでいる様子を描いたお話です。寝そべったり、スキーやそりをしたり、また雪だるまを作ったりスケートもしています。やがて、氷が溶け始めもうすぐ春がやってくるところで終わっています。そんな何でもないようなことが書かれているのですが、子どもたちが冬、外でどんな遊びをしているのかが分かります。かわいい絵と軽快なリズムで書かれた言葉が寒い冬でも何だかわくわくさせてくれるような、そんな一冊です。
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