ご存知の通りこの雑誌は長らく稀少で、手に入りにくかったが、この度復元され、高価な点を除けば手に入りやすくなった。
高価とは言っても、内容と比較すると決してそうではない。購入され、目を通せばたちまち満足されると思う。
特に写真が豪華であり、どれも過剰なほどの迫力がある。多少、現在と比べると、画像が粗い印象も受けるが、これは当時の印刷技術を考えると仕方なく、復元としては上出来と言える。
澁澤龍彦のファンの方は、この本を文字通り入門とし、収録された執筆者や芸術家の他の作品への紹介書として利用すると、世界が広がると思う。
また再び入手が困難になる前に、購入される事を強くお薦めしたい。
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血と薔薇 全3号◉復原 雑誌 – 2003/3/14
澁澤龍彦
(著)
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購入オプションとあわせ買い
アモラルな立場をつらぬくことで、衛生無害な教養主義・思想的事大主義・テクノロジーに全面降伏した楽天主義を批判する、澁澤龍彦編集責任の伝説のエロティシズム・クォリティ・マガジン。
「血とは敵の峻別と同時に彼我を合一させ、薔薇とは血を流し続ける傷口の象徴である」とし、正常/異常の境界を脅かしつつ、エロティシズムによる「階級的・人種的その他、あらゆる分化対立を解体」を目論む(「血と薔薇宣言」より)。時代を超えて、いまなお屹立する薔薇の奇蹟!
「血とは敵の峻別と同時に彼我を合一させ、薔薇とは血を流し続ける傷口の象徴である」とし、正常/異常の境界を脅かしつつ、エロティシズムによる「階級的・人種的その他、あらゆる分化対立を解体」を目論む(「血と薔薇宣言」より)。時代を超えて、いまなお屹立する薔薇の奇蹟!
- 言語日本語
- 出版社白順社
- 発売日2003/3/14
- 寸法23.5 x 18.5 x 4.6 cm
- ISBN-104834400751
- ISBN-13978-4834400755
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商品の説明
出版社からのコメント
1968〜69年刊行の3冊を、完全復原しました。
三島由紀夫、稲垣足穂、埴谷雄高、吉行淳之介、種村季弘、生田耕作、植草甚一、巌谷国士、松山俊太郎、野坂昭如、田村隆一……綺羅星の如き執筆陣を迎え、細江英公、立木義浩、篠山紀信らの先鋭的グラヴィア写真を掲載。好事家垂涎のセットです。
三島由紀夫、稲垣足穂、埴谷雄高、吉行淳之介、種村季弘、生田耕作、植草甚一、巌谷国士、松山俊太郎、野坂昭如、田村隆一……綺羅星の如き執筆陣を迎え、細江英公、立木義浩、篠山紀信らの先鋭的グラヴィア写真を掲載。好事家垂涎のセットです。
登録情報
- 出版社 : 白順社 (2003/3/14)
- 発売日 : 2003/3/14
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4834400751
- ISBN-13 : 978-4834400755
- 寸法 : 23.5 x 18.5 x 4.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 56,274位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2003年4月9日に日本でレビュー済み
若干の紙以外は版型に至るまで完全に復刻された
文芸雑誌としては異色の贅沢な雑誌です。
一度は見てみたいと持った方も多いはず。
カラーも含め、特殊紙を使いまくった印刷仕様も
あきれるほど豪華なら執筆陣も超豪華。
1冊あたりの値段を考えるとそれほど高い本ではないと思う。
当時の広告などもそのまま復刻されているので
時代の空気を感じる事も出来ます。
エロティシズムをテーマにここまで贅沢に趣味の雑誌を
作ってしまう遊び心に脱帽することでしょう。
雑誌中の澁澤自身の評論は殆どが「澁澤龍彦集成」に納められているようです。
こうした復刊が限定とはいえ受け入れられると言うことは
ようやく時代が追いついてきたのか、それとも
想像力の枯渇で過去の遺物に頼る風潡?故か、と思わないでもありません。
文芸雑誌としては異色の贅沢な雑誌です。
一度は見てみたいと持った方も多いはず。
カラーも含め、特殊紙を使いまくった印刷仕様も
あきれるほど豪華なら執筆陣も超豪華。
1冊あたりの値段を考えるとそれほど高い本ではないと思う。
当時の広告などもそのまま復刻されているので
時代の空気を感じる事も出来ます。
エロティシズムをテーマにここまで贅沢に趣味の雑誌を
作ってしまう遊び心に脱帽することでしょう。
雑誌中の澁澤自身の評論は殆どが「澁澤龍彦集成」に納められているようです。
こうした復刊が限定とはいえ受け入れられると言うことは
ようやく時代が追いついてきたのか、それとも
想像力の枯渇で過去の遺物に頼る風潡?故か、と思わないでもありません。
2004年11月7日に日本でレビュー済み
やっぱりでちゃったかあ。それが最初の感情だった。確認しようにきっちりと包装されているため、未確認だが、必死に探してオリジナルを神田で入手したワタシはとしては、「やられた」と思った。だって、90年代のバブルはじけた後とはいえ、値段は入手した時の約3分の1!なかなか手に入らないマニアにとっては救いの手を差し伸べられた様では無いか!故に澁澤龍彦とその周辺の芸術家を愛す方にはまさにお勧めの雑誌である。当時でも勿論トップの芸術家達がこぞって参加した、今では絶対出来ないゴージャスな雑誌。無くならないうちにぜひどうぞ。
コレだけほめててなぜに星4っつなのか、
実はこの雑誌は4号まであるが、(澁澤龍彦は参加していない。)なんと準備号の零号が存在するのだ。現在某大学の通信教育部に在籍しているわたくしですが、その存在を、森茉莉(!)についての授業であるフランス文学の先生が教えてくれたのだ。聞けばぺラッとした雑誌だが、コレが入ったセットとなれば、十数年前でも最高40万円はすると言う。その小冊子は先生ご自身もコピーでしか持っていなくて見せていただけなかったが、関係者にみに配られたものだそう。
できれば保存版を出すなら多少値がはってでも細かいところまで復元しなきゃ。なので星4つ。(先生からは簡単に見つからないので探さないようにと念をおされた。)
コレだけほめててなぜに星4っつなのか、
実はこの雑誌は4号まであるが、(澁澤龍彦は参加していない。)なんと準備号の零号が存在するのだ。現在某大学の通信教育部に在籍しているわたくしですが、その存在を、森茉莉(!)についての授業であるフランス文学の先生が教えてくれたのだ。聞けばぺラッとした雑誌だが、コレが入ったセットとなれば、十数年前でも最高40万円はすると言う。その小冊子は先生ご自身もコピーでしか持っていなくて見せていただけなかったが、関係者にみに配られたものだそう。
できれば保存版を出すなら多少値がはってでも細かいところまで復元しなきゃ。なので星4つ。(先生からは簡単に見つからないので探さないようにと念をおされた。)
2003年6月20日に日本でレビュー済み
■《エロティシズムと残酷の綜合研究誌》と銘打たれた澁澤龍彦責任編集の雑誌『血と薔薇』全3号(天声出版)は、奥付を見ると1968年11月1日に創刊号が出て、2号が69年1月1日、3号が69年3月20日というペースで刊行されている。伝説の雑誌、幻の雑誌ということで近年は、揃いで古書価3万円ぐらいが相場だった。それが、このたびていねいな復刻(復原)により甦った。このことは、やはり一つの事件といってもよいのではないか。
■元版からしてカラー・グラビアが本文の随所に挿入されるなど、造本的にも非常に凝った造りなので、それを復原していることに驚いた。それらを考えるならこの価格は非常に適正というか良心的な設定だと思う。
■寄稿者・登場者は、三島由紀夫、土方巽、種村季弘、松山俊太郎、稲垣足穂、埴谷雄高、塚本邦雄、細江英公、高橋睦郎、唐十郎、吉行淳之介、小川徹、武智鉄二、野坂昭如、植草甚一、田村隆一などなど。ため息をつくほかないもの凄い顔ぶれだ。たった5か月足らずの間にこれだけの雑誌が立て続けに出たものだと感心してしまう。非常に月並みな言い方になるが、やはり時代の勢いのようなものがあったのだろうと思う。
■種村季弘先生は、徳島県北島町創世ホールで98年3月に行なった講演会「昭和を駆け抜けた2人の異端~澁澤龍彦と土方巽」の中で、『血と薔薇』の休刊によってある種の戦後が終わったのではないかと思う、とお話になっていた。
■本書は、2003年6月中旬時点でまだ品切れではない。新聞広告にも出ているし、内容見本も版元からお送りいただいた。流通している書物なので安心して各種ルートからご購入されたし。こういう復原企画を具体化し刊本として実現するのは、超豪華な登場者の問題のほかに、製版や造本の技術的観点からしても生易しいことではなかったはずだ(元版は無線綴じ立ったが本書は糸綴じ製本で、より堅牢になっている)。版元の意欲に敬意を表したい。
■元版からしてカラー・グラビアが本文の随所に挿入されるなど、造本的にも非常に凝った造りなので、それを復原していることに驚いた。それらを考えるならこの価格は非常に適正というか良心的な設定だと思う。
■寄稿者・登場者は、三島由紀夫、土方巽、種村季弘、松山俊太郎、稲垣足穂、埴谷雄高、塚本邦雄、細江英公、高橋睦郎、唐十郎、吉行淳之介、小川徹、武智鉄二、野坂昭如、植草甚一、田村隆一などなど。ため息をつくほかないもの凄い顔ぶれだ。たった5か月足らずの間にこれだけの雑誌が立て続けに出たものだと感心してしまう。非常に月並みな言い方になるが、やはり時代の勢いのようなものがあったのだろうと思う。
■種村季弘先生は、徳島県北島町創世ホールで98年3月に行なった講演会「昭和を駆け抜けた2人の異端~澁澤龍彦と土方巽」の中で、『血と薔薇』の休刊によってある種の戦後が終わったのではないかと思う、とお話になっていた。
■本書は、2003年6月中旬時点でまだ品切れではない。新聞広告にも出ているし、内容見本も版元からお送りいただいた。流通している書物なので安心して各種ルートからご購入されたし。こういう復原企画を具体化し刊本として実現するのは、超豪華な登場者の問題のほかに、製版や造本の技術的観点からしても生易しいことではなかったはずだ(元版は無線綴じ立ったが本書は糸綴じ製本で、より堅牢になっている)。版元の意欲に敬意を表したい。