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セカンド・セレナーデ full complete version (ビーボーイノベルズ) 新書 – 2005/8/17
木原音瀬のデビューノベルズが、商業誌未発表作を完全収録&書き下ろしアリで復活。オール書き下ろしの「脱がない男」と2冊同時発売。
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社ビブロス
- 発売日2005/8/17
- ISBN-104835217756
- ISBN-13978-4835217758
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登録情報
- 出版社 : ビブロス; Full com版 (2005/8/17)
- 発売日 : 2005/8/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 317ページ
- ISBN-10 : 4835217756
- ISBN-13 : 978-4835217758
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,089,772位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,165位ボーイズラブノベルス (本)
- - 24,977位日本文学
- - 69,417位新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
橋本さんのスピンオフの作品が読んでみたい。ハマってます。
2022年3月28日に日本でレビュー済み
まず本の説明で勘違いしたので「初めて~」と言っていたのは橋本です。砂川(先生)のセリフだと受け取ったため先生性格悪いのかと思って読んでしまいました。
『水のナイフ』は明智(小賢しい、幼稚。生徒)×砂川(善人、先生)。
『セカンドセレナーデ』は掛川(人当たりはいいが内面は自己中)×橋本(インテリ美人、我がまま女王様)。
木原先生の痛さは水のナイフはマイルドで、お互いが惹かれ合う様子も優しく描かれているので読みやすい作品だと思います。初期は痛さもマイルドな作品が多く、セカンドセレナーデも木原作品に慣れてる読者にはマイルド。
橋本の頭は良いのに幼稚で愚かな所も『FLOWER』の中の短編『green green』の兄と似ていて、馬鹿な子ほど可愛いと掛川のノロケに同調してしまいます。
セカンドセレナーデは一見すると毒舌ワガママな橋本が最低に見えますが、実は口で愛を囁きながら内心は橋本を見下し利用している掛川の方が立派なクズでした。
新装版には2カップルのその後が甘々に描かれた書き下ろしが入っているので満足して読み終えれました。
結局のところ嫌な男でも惚れたら負けで、掛川は橋本に向けてそう言ってますが……実際は見た目が劣る内心自分を嘲り利用していた掛川に惚れて全てを失った橋本こそ嫌な男に負けてしまっているんです。
どっちもどっちなセカンドセレナーデの方が個人的には好きです。甘さが突き抜けていて、そこも初期作品ならではですかね。
『Don't worry Mama』『片思い』などと似た甘々作品です。
『水のナイフ』は明智(小賢しい、幼稚。生徒)×砂川(善人、先生)。
『セカンドセレナーデ』は掛川(人当たりはいいが内面は自己中)×橋本(インテリ美人、我がまま女王様)。
木原先生の痛さは水のナイフはマイルドで、お互いが惹かれ合う様子も優しく描かれているので読みやすい作品だと思います。初期は痛さもマイルドな作品が多く、セカンドセレナーデも木原作品に慣れてる読者にはマイルド。
橋本の頭は良いのに幼稚で愚かな所も『FLOWER』の中の短編『green green』の兄と似ていて、馬鹿な子ほど可愛いと掛川のノロケに同調してしまいます。
セカンドセレナーデは一見すると毒舌ワガママな橋本が最低に見えますが、実は口で愛を囁きながら内心は橋本を見下し利用している掛川の方が立派なクズでした。
新装版には2カップルのその後が甘々に描かれた書き下ろしが入っているので満足して読み終えれました。
結局のところ嫌な男でも惚れたら負けで、掛川は橋本に向けてそう言ってますが……実際は見た目が劣る内心自分を嘲り利用していた掛川に惚れて全てを失った橋本こそ嫌な男に負けてしまっているんです。
どっちもどっちなセカンドセレナーデの方が個人的には好きです。甘さが突き抜けていて、そこも初期作品ならではですかね。
『Don't worry Mama』『片思い』などと似た甘々作品です。
2010年7月30日に日本でレビュー済み
絶版になっていた「full complete version」がめでたく再販!と喜んで購入しました。
大昔のビブロス発行「セカンド・セレナーデ (1代目)」に未収録の短編が収録されたのが「セカンド・セレナーデfull complete version(2代目)」になります。その後ビブロス倒産で絶版となっていたのが、今回2010年7月末に発売された本書「セカンド・セレナーデfull complete version(3代目)」で新装再発売です。ただ新装版といっても2代目との違いは帯と後書きだけなのが残念…。やっぱり小説の書き下ろしが欲しかった〜。
個人的に木原さんの小説で一番好きな作品です。恋は盲目とはよく言いますが相手を「最低な奴」とはっきり認識しているのに一途に相手を乞うてしまう切なさ。受け清々しい程嫌な奴なので「美しいこと」の寛末みたいな(悪意のない)グズっぽさに読んでいてイライラしません。攻めが男前だけど武骨な雰囲気なのもカップリングとして最高です
受け取り方は様々でしょうが、私にとってこの本は木原さんの著作で一番恋という理不尽な切なさを味わえた作品です。
大昔のビブロス発行「セカンド・セレナーデ (1代目)」に未収録の短編が収録されたのが「セカンド・セレナーデfull complete version(2代目)」になります。その後ビブロス倒産で絶版となっていたのが、今回2010年7月末に発売された本書「セカンド・セレナーデfull complete version(3代目)」で新装再発売です。ただ新装版といっても2代目との違いは帯と後書きだけなのが残念…。やっぱり小説の書き下ろしが欲しかった〜。
個人的に木原さんの小説で一番好きな作品です。恋は盲目とはよく言いますが相手を「最低な奴」とはっきり認識しているのに一途に相手を乞うてしまう切なさ。受け清々しい程嫌な奴なので「美しいこと」の寛末みたいな(悪意のない)グズっぽさに読んでいてイライラしません。攻めが男前だけど武骨な雰囲気なのもカップリングとして最高です
受け取り方は様々でしょうが、私にとってこの本は木原さんの著作で一番恋という理不尽な切なさを味わえた作品です。
2005年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好きと嫌いは表裏一体。
嫌な奴、大嫌いな奴だったのに、手放せない程夢中になってしまう。
木原さんの本に多い系統の話だと思います。
デビューノベルズということなので、これが全ての原点なのでしょうか。
その後の話がこれでもかっ、て程載っているので、その後が気になる私は大満足。
ああ、この人にも良いところあるじゃん。
と、思えなかったキャラが約一名。
実はこのキャラが一番お気に入りだったりします。
最後まで、最低に嫌な奴。
そこが可愛いかったりします。
どのキャラのことなのかは、ネタバレになるといけないのでここでは伏せておきます。
嫌な奴、大嫌いな奴だったのに、手放せない程夢中になってしまう。
木原さんの本に多い系統の話だと思います。
デビューノベルズということなので、これが全ての原点なのでしょうか。
その後の話がこれでもかっ、て程載っているので、その後が気になる私は大満足。
ああ、この人にも良いところあるじゃん。
と、思えなかったキャラが約一名。
実はこのキャラが一番お気に入りだったりします。
最後まで、最低に嫌な奴。
そこが可愛いかったりします。
どのキャラのことなのかは、ネタバレになるといけないのでここでは伏せておきます。
2013年11月30日に日本でレビュー済み
私は、木原さんの描くいわゆる「嫌な奴」が大好きで
可愛くってならんのです。
橋本は、外見的には嫌味な奴でも自分に正直な奴だと思う。反対に掛川は、外見的にはいい人であっても腹の中は「ブラック」だと思う。
(この辺、萩尾望都さんの描かれた「城」を思い出してしまった。)
そんな二人が、恋に落ちてメロメロ、
最初嫌な奴であったとしても、恋というものに落ちてしまったとたん
相手が違う生き物に映ってしまう。相手しか見えなくなるほどである。
恋をすると滑稽なほどに可愛く、本人には不本意であってもみている側からすると
面白いものに映る。
そう、なのである。
恋とは、当事者間では、まるであなたがいないと死んでしまうみたいな自己陶酔にも似ているが
周りから見たら、熱病に侵されたのような、あばたもえくぼ的なような、はなはだ常軌を逸した言動をとっているので
見ている分には、面白いのである。
見事に表現されていると思います。
非常に可愛らしくて、よかったです。
可愛くってならんのです。
橋本は、外見的には嫌味な奴でも自分に正直な奴だと思う。反対に掛川は、外見的にはいい人であっても腹の中は「ブラック」だと思う。
(この辺、萩尾望都さんの描かれた「城」を思い出してしまった。)
そんな二人が、恋に落ちてメロメロ、
最初嫌な奴であったとしても、恋というものに落ちてしまったとたん
相手が違う生き物に映ってしまう。相手しか見えなくなるほどである。
恋をすると滑稽なほどに可愛く、本人には不本意であってもみている側からすると
面白いものに映る。
そう、なのである。
恋とは、当事者間では、まるであなたがいないと死んでしまうみたいな自己陶酔にも似ているが
周りから見たら、熱病に侵されたのような、あばたもえくぼ的なような、はなはだ常軌を逸した言動をとっているので
見ている分には、面白いのである。
見事に表現されていると思います。
非常に可愛らしくて、よかったです。
2010年7月19日に日本でレビュー済み
デビューノベルスの「水のナイフ」、表題作の「セカンド・セレナーデ」と、二本立てです。
コンセプトは『嫌な奴』。
どちらの作品もすごく良いですよ〜。
(*^-^*)
水のナイフの方がストーリー的には好きですね。
それほど歪みもないので、読みやすいです。
明智…、嫌な奴なんだけど、変なとこ、単純で真面目で抜けてるし。
砂原先生もすごくいい人だし。
(こういう先生、理想ですね)
表題作の方は、展開や心理描写が非常に木原音瀬さんらしい話です。
橋本は、天晴れと言える程の嫌な奴です。本当に突き抜けてます。
嫌な奴なんだけど、読んでく内に憎めない部分も出てきたりして、可愛げも出てきます。
嫌な奴なのは全然変わらないんだけど、なんだか可愛いんですよ(笑)。
続編の橋本と監督の丁々発止のやりとりには笑ってしまいました。
あの部分、お気に入りです☆
どちらも、木原作品としての痛みレベルは低く、読者を選ぶことのない内容なので、皆さん、構えることなくお読み頂けるかと思います。
愛情たっぷりのハッピーエンドなので、読後感も良いですし。
木原作品初心者の方には、入門書としてこの本を是非ともお薦めします♪
コンセプトは『嫌な奴』。
どちらの作品もすごく良いですよ〜。
(*^-^*)
水のナイフの方がストーリー的には好きですね。
それほど歪みもないので、読みやすいです。
明智…、嫌な奴なんだけど、変なとこ、単純で真面目で抜けてるし。
砂原先生もすごくいい人だし。
(こういう先生、理想ですね)
表題作の方は、展開や心理描写が非常に木原音瀬さんらしい話です。
橋本は、天晴れと言える程の嫌な奴です。本当に突き抜けてます。
嫌な奴なんだけど、読んでく内に憎めない部分も出てきたりして、可愛げも出てきます。
嫌な奴なのは全然変わらないんだけど、なんだか可愛いんですよ(笑)。
続編の橋本と監督の丁々発止のやりとりには笑ってしまいました。
あの部分、お気に入りです☆
どちらも、木原作品としての痛みレベルは低く、読者を選ぶことのない内容なので、皆さん、構えることなくお読み頂けるかと思います。
愛情たっぷりのハッピーエンドなので、読後感も良いですし。
木原作品初心者の方には、入門書としてこの本を是非ともお薦めします♪
2010年10月16日に日本でレビュー済み
表題作のスピンオフとなる95年雑誌掲載された「水のナイフ」を皮きりに、同人誌収録2本、書き下ろし3本の豪華完全バージョン。
一気に関連する2カップルの話を読むには最高の一冊。
生徒明智×教師砂原
かっこよくて性格の悪い生徒明智と、背が低くて平凡な教師砂原。砂原を利用して好きな女性徒と付き合おうと考えていたずるい明智は、平凡な故の愛しさを砂原に感じてしまうが、プライドが明智を素直にさせない。砂原にひどい仕打ちをしながらも心の奥底は己の行動に疑問を投げかける。
俳優掛川×社会人橋本
教師砂原が好きだった掛川は、知り合った年上で性格最悪の橋本と寝る。性格最悪と知りながら惹かれていく掛川は、橋本が結婚することを知って打ちのめされる。
どちらの話も片方が性格悪い、嫌な奴であるところ、攻側がかなり関係をコントロールしているところが似ていますが、似てる故のつまらなさはなく、似て非なるものを読むところがこの一連の話を読んでいて面白かった。
特に同人誌に収録されていたメインの補足話「わがまま」は掛川×橋本のメインを凌駕する面白く、なおかつ屈折した話で、一番のおススメ。
口と態度が違う橋本がムカつくと同時に可愛くてたまらない。
こういう男を書ける作者にも感服した。
相変わらず夢や希望はない木原作品。そこにあるのはただの現実。読者が生きている現実と変わらない。つまり現実逃避がしづらい。けれど、平凡な男の魅力がつまっていて、読んだ後にじわりと感じるものがある。
一気に関連する2カップルの話を読むには最高の一冊。
生徒明智×教師砂原
かっこよくて性格の悪い生徒明智と、背が低くて平凡な教師砂原。砂原を利用して好きな女性徒と付き合おうと考えていたずるい明智は、平凡な故の愛しさを砂原に感じてしまうが、プライドが明智を素直にさせない。砂原にひどい仕打ちをしながらも心の奥底は己の行動に疑問を投げかける。
俳優掛川×社会人橋本
教師砂原が好きだった掛川は、知り合った年上で性格最悪の橋本と寝る。性格最悪と知りながら惹かれていく掛川は、橋本が結婚することを知って打ちのめされる。
どちらの話も片方が性格悪い、嫌な奴であるところ、攻側がかなり関係をコントロールしているところが似ていますが、似てる故のつまらなさはなく、似て非なるものを読むところがこの一連の話を読んでいて面白かった。
特に同人誌に収録されていたメインの補足話「わがまま」は掛川×橋本のメインを凌駕する面白く、なおかつ屈折した話で、一番のおススメ。
口と態度が違う橋本がムカつくと同時に可愛くてたまらない。
こういう男を書ける作者にも感服した。
相変わらず夢や希望はない木原作品。そこにあるのはただの現実。読者が生きている現実と変わらない。つまり現実逃避がしづらい。けれど、平凡な男の魅力がつまっていて、読んだ後にじわりと感じるものがある。
2022年5月21日に日本でレビュー済み
木原先生の作品大好きですが、これは受け入れ難い。
2カップル共攻めがガキンチョすぎて、しかも相当性格が悪い。
どちらも自分の性格の悪さ棚に上げて相手を上から目線で見てるので
不快さが溜まりすぎて気が狂いそうになる笑。
最初のカプは砂原先生が明智のどこを好きになったのかが全然分からない。
しかも年数経っても成長してない、正直明智が苦手すぎで胃が痛くなった。
次のカプは攻めの性格の悪さを弾き飛ばす存在感を持つ『橋本様』が降臨!
いやぁこんなに自分本位な奴らばかりよく書いて下さる。
読み終わりに拭えないもやっと感が強すぎたので星2つ。
2カップル共攻めがガキンチョすぎて、しかも相当性格が悪い。
どちらも自分の性格の悪さ棚に上げて相手を上から目線で見てるので
不快さが溜まりすぎて気が狂いそうになる笑。
最初のカプは砂原先生が明智のどこを好きになったのかが全然分からない。
しかも年数経っても成長してない、正直明智が苦手すぎで胃が痛くなった。
次のカプは攻めの性格の悪さを弾き飛ばす存在感を持つ『橋本様』が降臨!
いやぁこんなに自分本位な奴らばかりよく書いて下さる。
読み終わりに拭えないもやっと感が強すぎたので星2つ。