作者がラスカルや周囲の人々とどんな風に
過ごしていたのかアニメ以外にもわかり
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はるかなるわがラスカル ペーパーバック – 2004/11/10
スターリング・ノース
(著),
亀山 龍樹
(翻訳)
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- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社復刊ドットコム
- 発売日2004/11/10
- 寸法12.7 x 1.7 x 18.42 cm
- ISBN-104835400674
- ISBN-13978-4835400679
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登録情報
- 出版社 : 復刊ドットコム (2004/11/10)
- 発売日 : 2004/11/10
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 266ページ
- ISBN-10 : 4835400674
- ISBN-13 : 978-4835400679
- 寸法 : 12.7 x 1.7 x 18.42 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 37,096位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 155位童話・こどもの文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あらいぐまラスカルはアニメしか知らなくて、ましてやほぼ実話だったとは。文中のイラストはアニメと違って実写の版画っぽいですが、これも児童文学の挿絵のようで趣きがあります。ラストのシーンもほんとに同じ。泣けます。前書き後書きのないシンプルな作り。これもこれで良いです。表紙の色はラスカルの色。ブックスタンドで目を引きます。ラストシーンから読んでしまった、これからゆっくりとラスカルとスターリングが生きた時代にタイムスリップしていこう。
2023年4月13日に日本でレビュー済み
スターリング・ノース はるかなるわがラスカル
くしくも、2019年末より中国に始まったコロナウィルスの災厄に世界中が苦しんでいる。「ヨーロッパとアメリカ東部諸州を荒らしまわったスペイン風邪は、十月の末、ブレールスホォード・ジャンクションンを襲って、戦争で死んだ人より多い犠牲者をだした。」「はるかなるわがラスカル」は、こんな社会の混乱の中の出来事の回想録、とは言ってもアライグマの話ですが。アライグマの話にしては、時代背景もありアメリカの歴史と人の人生の目標とは何かと考えさせられるお話です。よくイギリス人の最終目標はどこか辺鄙ないなかに住み、そこで不便な生活をしながら釣り三昧の生活をするのが夢だと聞く。河の曲がり角の向こうに、この数日のうちではじめての人間のすみかを見つける。バートと言う。「そこだよ、ぼうや、この世では働かんと、何も手に入らんぞ。わしはシカゴで三十年も運動具店をやって来たんじゃが、店をしまって隠居したんだ。」ここ過ごすために、稼いで来たと言うから、アメリカ人もやはり、イギリス人のように晩年は中国の山水画の墨絵のような小屋で暮らすのが目標らしい。こういう具体的な目標があると、確かに働こうと言う気になるかもしれないが、山水画の世界は街中の雑踏で平凡に暮らしながら、この絵はいいなぁと思うくらいで満足かなぁ、現実に人家もなく人跡未踏の奥地に小屋掛けして釣り三昧が目標と言うのは理解に苦しむ。
インディアンのウィネベーゴ族、チッペア族、クリー族、スー族、アメリカ西部開拓史の話をバートと父は話し合う。アメリカ人は先住民族インディアンを征服して国を建てた。征服王朝と言うべき国家ですかね。1918年休戦協定が結ばれて戦争は、何ですって、休戦しただけなんですね。そういう世界の動きに巻き込まれながら「ぼく」はラスカルとのお伽噺の世界で生きている。「アライグマには過去も未来もなかった。野心も憂いもなかった。」ラスカルは物思いにふけるようなそぶりをして、実はザリガニを探すのに夢中。
ラスカルが教会の鶏舎の鶏を食べた。牧師は散弾銃に弾を込めて、次に会ったら殺すと銃を用意してラスカルが来るのを待っている。「あらいぐま自身に好きな道を選ばせようと、僕は決めていた。」「ラスカルの口から、問いかけるような声がもれた。好きなようにしたらいいんだよ。お前自身の一生じゃないか」あらゆる生物が変化のサイクルの中を生きている。人もアライグマも生き物は全て生まれて、老いて消えていく。そのサイクルの最終目的地はどこだか分からない。人それぞれだが、釣りのための小屋がけは、ちょっといただけない。どうしたらいいのだろうか。
しかし、教会の牧師たる者、散弾銃を用意して、アライグマを今度教会に連れてきたら撃ち殺すとノースを脅すのは、銃社会のアメリカらしい。確か、牧師が昔は有名な拳銃使いの早打ちマンだったという西部劇もあった。しかし、殺生を禁じる日本流の仏教観からすると、100年も後世に至るまで、この牧師さんは恥さらしな悪名を残しさらに世界中に伝えられたことになるのではないでしょうか。文学とはこういう力があるので恐ろしい気がします。
シートンにもアライグマ・ワイアッチャがありますが、ワイアッチャは毛皮にするために猟師に捕まえられたアライグマ。アライグマの肉はうまいと言うのは、ラスカルのバート。食べても、毛皮にしても、儲かるので狙われていると言う。あと、アライグマが鶏や魚などの動物の他に砂糖黍など甘い野菜が大好きで、トウモロコシ畑を荒らす話もあって、人間にとってはやはり害獣なのか。日本でもそこらじゅうでアライグマを見かける。一体どうなっているのか。やはり、アライグマが農業に与える被害は甚大なのかもしれないと思いました。
くしくも、2019年末より中国に始まったコロナウィルスの災厄に世界中が苦しんでいる。「ヨーロッパとアメリカ東部諸州を荒らしまわったスペイン風邪は、十月の末、ブレールスホォード・ジャンクションンを襲って、戦争で死んだ人より多い犠牲者をだした。」「はるかなるわがラスカル」は、こんな社会の混乱の中の出来事の回想録、とは言ってもアライグマの話ですが。アライグマの話にしては、時代背景もありアメリカの歴史と人の人生の目標とは何かと考えさせられるお話です。よくイギリス人の最終目標はどこか辺鄙ないなかに住み、そこで不便な生活をしながら釣り三昧の生活をするのが夢だと聞く。河の曲がり角の向こうに、この数日のうちではじめての人間のすみかを見つける。バートと言う。「そこだよ、ぼうや、この世では働かんと、何も手に入らんぞ。わしはシカゴで三十年も運動具店をやって来たんじゃが、店をしまって隠居したんだ。」ここ過ごすために、稼いで来たと言うから、アメリカ人もやはり、イギリス人のように晩年は中国の山水画の墨絵のような小屋で暮らすのが目標らしい。こういう具体的な目標があると、確かに働こうと言う気になるかもしれないが、山水画の世界は街中の雑踏で平凡に暮らしながら、この絵はいいなぁと思うくらいで満足かなぁ、現実に人家もなく人跡未踏の奥地に小屋掛けして釣り三昧が目標と言うのは理解に苦しむ。
インディアンのウィネベーゴ族、チッペア族、クリー族、スー族、アメリカ西部開拓史の話をバートと父は話し合う。アメリカ人は先住民族インディアンを征服して国を建てた。征服王朝と言うべき国家ですかね。1918年休戦協定が結ばれて戦争は、何ですって、休戦しただけなんですね。そういう世界の動きに巻き込まれながら「ぼく」はラスカルとのお伽噺の世界で生きている。「アライグマには過去も未来もなかった。野心も憂いもなかった。」ラスカルは物思いにふけるようなそぶりをして、実はザリガニを探すのに夢中。
ラスカルが教会の鶏舎の鶏を食べた。牧師は散弾銃に弾を込めて、次に会ったら殺すと銃を用意してラスカルが来るのを待っている。「あらいぐま自身に好きな道を選ばせようと、僕は決めていた。」「ラスカルの口から、問いかけるような声がもれた。好きなようにしたらいいんだよ。お前自身の一生じゃないか」あらゆる生物が変化のサイクルの中を生きている。人もアライグマも生き物は全て生まれて、老いて消えていく。そのサイクルの最終目的地はどこだか分からない。人それぞれだが、釣りのための小屋がけは、ちょっといただけない。どうしたらいいのだろうか。
しかし、教会の牧師たる者、散弾銃を用意して、アライグマを今度教会に連れてきたら撃ち殺すとノースを脅すのは、銃社会のアメリカらしい。確か、牧師が昔は有名な拳銃使いの早打ちマンだったという西部劇もあった。しかし、殺生を禁じる日本流の仏教観からすると、100年も後世に至るまで、この牧師さんは恥さらしな悪名を残しさらに世界中に伝えられたことになるのではないでしょうか。文学とはこういう力があるので恐ろしい気がします。
シートンにもアライグマ・ワイアッチャがありますが、ワイアッチャは毛皮にするために猟師に捕まえられたアライグマ。アライグマの肉はうまいと言うのは、ラスカルのバート。食べても、毛皮にしても、儲かるので狙われていると言う。あと、アライグマが鶏や魚などの動物の他に砂糖黍など甘い野菜が大好きで、トウモロコシ畑を荒らす話もあって、人間にとってはやはり害獣なのか。日本でもそこらじゅうでアライグマを見かける。一体どうなっているのか。やはり、アライグマが農業に与える被害は甚大なのかもしれないと思いました。
2013年11月17日に日本でレビュー済み
TVのアニメがきっかけで原作を読んでみたくなった。
全体を貫いているのは、著者のアライグマへの深い友情と愛情、また家族(父、きょうだい、亡くなった母親、叔母)への強く深い愛。
著者は本当に感性豊かで健全な心の持ち主だったんだなと思った。
スターリングの父親にも感銘を受けた。
挿絵にも趣がある。
最後のシーンが心に残る。
満月の美しい夜、スターリングは自分で造ったカヌーにラスカルを乗せて湖に漕ぎ出す。
「あとがき」がないのが、残念。
物語が終わって胸がいっぱいになった後、あとがきで余韻を楽しみたかった。
訳が拙い、と書いておられるレビューがあって驚いた。
私はまったくそうは思わず(原作の英語と比べたわけではないけれど)素晴らしい日本語だと思った。
原文の英語がすけてみえる直訳調を所々感じたがそれも味があった。
全体を貫いているのは、著者のアライグマへの深い友情と愛情、また家族(父、きょうだい、亡くなった母親、叔母)への強く深い愛。
著者は本当に感性豊かで健全な心の持ち主だったんだなと思った。
スターリングの父親にも感銘を受けた。
挿絵にも趣がある。
最後のシーンが心に残る。
満月の美しい夜、スターリングは自分で造ったカヌーにラスカルを乗せて湖に漕ぎ出す。
「あとがき」がないのが、残念。
物語が終わって胸がいっぱいになった後、あとがきで余韻を楽しみたかった。
訳が拙い、と書いておられるレビューがあって驚いた。
私はまったくそうは思わず(原作の英語と比べたわけではないけれど)素晴らしい日本語だと思った。
原文の英語がすけてみえる直訳調を所々感じたがそれも味があった。
2017年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時の古き良きアメリカが感じられて凄く気に入った。作者のリアルな体験談が記されている。凄く良い本であります。
2016年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっと欲しくて探していたのに廃盤になっていて…やっと手に入れられて、本当に嬉しいです。
2015年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメが原作に忠実であることがわかり、スターリング少年の純粋さにも感動しました。
アマゾンが装丁しなおしたものであるのが残念で、オリジナルの小学館から出ているものと違うことを、もっとわかりやすく表記してほしかったです。
アマゾンが装丁しなおしたものであるのが残念で、オリジナルの小学館から出ているものと違うことを、もっとわかりやすく表記してほしかったです。
2013年12月9日に日本でレビュー済み
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生き物を愛する人に、自然を愛する人に是非読んでほしい1冊です♪