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ダルタニャン物語〈第1巻〉友を選ばば三銃士 単行本 – 2001/5/1

A. デュマ (著), 鈴木 力衛 (翻訳)
4.6 5つ星のうち4.6 17個の評価
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  1. 本の長さ
    363ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    ブッキング
  4. 発売日
    2001/5/1
  5. ISBN-10
    4835440048
  6. ISBN-13
    978-4835440040
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ブッキング (2001/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 363ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4835440048
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4835440040
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 17個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

hij
5つ星のうち5.0 読みやすい、楽しい、ここちよい
2014年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、大河小説ダルタニャン物語の第一部『三銃士』の前半部分。若きダルタニ
ャンが、念願の国王親衛隊に入り、高名の三銃士アトス、ポルトス、アラミスらと
親交を結び、当時の絶対権力者リシュリュー枢機官の陰謀をくじいて王妃アンヌ・
ドートリッシュの窮地を救う物語だ。粗忽で無鉄砲な田舎の若者が、幾多の危難を
切り抜けながら成長してゆく姿が生き生きと描かれ、何度読んでも面白い。

よい作品はよい翻訳で読みたいもの。鈴木力衛の翻訳は日本語として楽しめる名訳
中の名訳だ。逐語的忠実性にとらわれていないところがよい。漢語をあまり使わず、
やまと言葉が多い。冒頭部分を他の訳と比べてみましょう。
(鈴木訳)
　一六二五年、四月の第一日曜日のことである。『バラ物語』の作者の故郷マンの
　町は、まるで新教徒たちがもう一度ラ・ロシェルの籠城でも始めにやって来たよ
　うな、上を下への大騒ぎであった。
(ある別訳)
　一六二五年四月の第一月曜日、『薔薇物語』の作者の生誕の地マンの町は、まる
　で新教徒たちがやって来て第二のラ・ロシェルにしてしまったとでもいうように、
　大混乱を呈していた。

ラ・ロシェルと言われてもピンとこないが、鈴木訳には籠城という語がさりげなく
挿入されているので、かつて新教徒が立て籠もった地名であることがわかる。鈴木
訳は、話をわかりやすくするための配慮が随所に見られる。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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度佐草
5つ星のうち5.0 三銃士ならコレ
2015年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供のころに飽きるほど読んで慣れ親しんだ鈴木力衛訳バージョンの三銃士がまた読みたくなり、中古で購入しました。
本書は絶版になっており、『三銃士』は他の方の訳でも読めるのですが、それでも鈴木力衛訳の『三銃士』にこだわってしまいます。とても自然な日本語で、デュマが日本語でこの作品を書いたとしたらこうなるのではないかと思ってしまうような文章です。加えて、続編の『二十年後』『ブラジュロンヌ子爵』まで通しで読めるのは、このシリーズ（もしくは復刊された別バージョン）しかありませんので、『三銃士』を読むならこれに尽きます。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazon カスタマー
5つ星のうち3.0 レトロな時代活劇
2018年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は、あまりおもしろくなかったのですが、後半になると、ちょっとレトロな活劇調ですが、ハラハラどきどきという感じで結構引き込まれます。
大変ですが、全11巻全部読もうかな、と思ったりします。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ホーリーマウンテンズ
5つ星のうち5.0 名著といいつつラノベ感覚で読めます。
2020年2月22日に日本でレビュー済み
とても楽しい小説です。古典なのに、外国文学なのに、ラノベ感覚で読めます。
例えば「ゼロの使い魔」ファンとかならスラスラ読めるんじゃないでしょうか？
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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az12
5つ星のうち4.0 ダルタニャンってこんな人？
2014年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々なもので見るダルタニャンはそれぞれで違ってどれも面白いです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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金平糖のかけら
5つ星のうち5.0 手に汗握る冒険活劇
2016年5月9日に日本でレビュー済み
子供の頃ジュブナイル版三銃士を愛読していました。
その後若い頃に文庫の三銃士を読み、ジュブナイル版との違いにちょっと驚きつつも再び夢中になり、続きの話があると知って講談社文庫の全11巻を読みさらに夢中になりました。
何度も擦り切れるほど読んでまだ手元にはありますがもう一組と探したら、講談社文庫は絶版になっており残念に思っていたところ、復刊ドットコムにて復刊され、その後も継続して発売されており、とても嬉しく思っています。
物語の面白さはあらためて述べるまでもなく、何度でも繰り返し読みたくなるお話です。

本書とは直接関係は無いのですが、昔読んだジュブナイル版にて、バッキンガム公爵邸で足りなくなったダイヤの手配をするときに宝石職人が家宝の壷を割って1個調達するという描写があり、もう1個は公爵の母の形見から、となっていましたが、それらの話は何処から生まれてきたものだったのでしょうか。成人してから読んだ三銃士にはどこにもそれらのエピソードはなくさらりと２個補充されていたので、唖然とした記憶があります。
もう半世紀も過ぎておりますが、あれはなんだったのだろうと今でも時々気になります。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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かず
5つ星のうち5.0 不朽の名作
2012年11月20日に日本でレビュー済み
主人公と三銃士たち４人の友情とその人生を描いた、大河歴史小説であり宮廷群像劇。
全編を通じて作者の読者を引き込む文章力・構成力には巧みなものがあり、読み終わったあとは「あー終わっちゃったか〜」という気持ちになりました。
物語は３部構成で、１部・２部は主人公＋三銃士の活躍が中心、３部は彼らの次の世代が中心となって物語は展開する。３部の宮廷恋愛の部分は冗長すぎるとの批判が昔から多いらしい・・・。

題名通り主人公はダルタニャンなのだが、個人的には真の主人公は４人の兄貴分であったアトスという見方もできると思うのです。
アトスという人は一貫して理想の貴族として描かれているが、その崇高な精神が行き過ぎて生真面目すぎるという一面があり、その性質をそっくり見習ってきた息子のラウルは失恋で立ち直れないほどのショックを受けてしまう。
１部・２部で冒険も女遊びも奔放だった父親世代を見てきた読者は、たかが失恋ごときでそんなにショック受けるか？と疑問に思うところです。
父親のアトスが「もっと自由闊達に育てたら良かったなぁ・・・」と後悔するシーンは、現代の子離れできない親・親離れできない子の構図を彷彿とさせる場面だと思う。

アトスも若いころ女で失敗して落ち込んでる時期もあったのだが、そんな時にダルタニャン達と出会い救われた。しかし息子のラウルにはそういう仲間がいなかった・・・
息子世代にそういう真の仲間になりうる魅力的なキャラがいなかった事は、息子世代が中心となる３部の宮廷恋愛パートがつまらないと言われる一番の原因のような気がする。
恋愛における足の引っ張り合いとか嫉妬とかより、男と男の友情やスカッとする冒険活劇、やっぱりそういう場面が一番面白いし燃えるんですよ（笑）

このほかにも作中は様々な人物が登場し、読者は色んな人生を目の当たりにする事になります。
読み終わる頃には登場人物の誰かに感情移入していること間違いなし！
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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メッツィ-
5つ星のうち5.0 三銃士の原作
2004年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで三銃士のことは知っていてもきちんと本で読んだ事はありませんでした。何か三銃士について1冊買ってみようと思い、検索したところ、たまたまこの本にいきつき、原作を購入できたことをうれしく思っています。このダルタニャン物語というのはアニメ三銃士の元にもなったものだと思います。昔みたアニメが懐かしくなり、購入してみたのですが、アニメと同じところも違うところもあり、原作は原作としてとても楽しませてもらっています。読むのに1ヶ月くらいはかかるだろうと思っていたのにすぐに読んでしまい、次のを注文。実話に基づいた話だと言う事でそこからルイ13世やリシュリューについて調べたりというはまり具合です。この本を読んだらいろんなことが知りたくなりフランスのマニアになってしまうかもしれません。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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