時間に余裕が出来たら、やってみたい、そんな憧れの日常が書かれています
疲れて現実逃避したいときにおすすめです
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私の洋風料理ノート―おそうざいからお菓子まで (fukkan.com) 単行本 – 2004/11/1
佐藤 雅子
(著)
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社復刊ドットコム
- 発売日2004/11/1
- ISBN-104835441508
- ISBN-13978-4835441504
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登録情報
- 出版社 : 復刊ドットコム (2004/11/1)
- 発売日 : 2004/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 197ページ
- ISBN-10 : 4835441508
- ISBN-13 : 978-4835441504
- Amazon 売れ筋ランキング: - 951,764位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 514位その他の西洋料理の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の『季節のうた』がとても素晴らしかったので本書を購入しました。
著者の御実家はお父様が海軍少将にまでなられたとてもハイカラなお宅だったようで
明治の洋食文化を受け継いだ数々のレシピがとても懐かしい感じです。
またそのほかに、お隣の修道院の修道女(マドレ)に教わったスペイン風のさまざまな
お料理も、お菓子ボラチョや「びっくり卵」など美味しそうなものばかりです。
サラダ、お肉料理、デザートなどにも著者の工夫が伺えます。ミートローフ、キャセロール、
ゼリーなどはすぐにでも作ってみたいと思いました。
コラムの文章も美しく、立派な主婦として家庭を支えた著者の気構えが伝わってきます。
またご自宅の蔵や台所、数々の食器の写真も楽しいです。
思ったよりカラーページが少なく、お料理の写真も白黒では今ひとつ美味しさが伝わってこないので
★を一つ減らしましたが、それを除けば、私たちの生活に必要なさまざまな知恵が
つまった一冊だと言えましょう。
著者の御実家はお父様が海軍少将にまでなられたとてもハイカラなお宅だったようで
明治の洋食文化を受け継いだ数々のレシピがとても懐かしい感じです。
またそのほかに、お隣の修道院の修道女(マドレ)に教わったスペイン風のさまざまな
お料理も、お菓子ボラチョや「びっくり卵」など美味しそうなものばかりです。
サラダ、お肉料理、デザートなどにも著者の工夫が伺えます。ミートローフ、キャセロール、
ゼリーなどはすぐにでも作ってみたいと思いました。
コラムの文章も美しく、立派な主婦として家庭を支えた著者の気構えが伝わってきます。
またご自宅の蔵や台所、数々の食器の写真も楽しいです。
思ったよりカラーページが少なく、お料理の写真も白黒では今ひとつ美味しさが伝わってこないので
★を一つ減らしましたが、それを除けば、私たちの生活に必要なさまざまな知恵が
つまった一冊だと言えましょう。
2013年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家族のことを思い、大事に家庭を守るということを
教えてもらった。母親として、妻として、素晴らしい女性だったとおもう
教えてもらった。母親として、妻として、素晴らしい女性だったとおもう
2013年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
料理本ですが、「自らのプライバシー全面開示」的なことが許されていた、安心安全なよき時代の見本みたいな本。
海軍少将のお嬢様だった明治生まれの著者が、65歳を超えた年齢になって出版されている本です。
今でいえば外交官の令嬢といったところでしょうか。政府高官の奥さんで、セレブです。
本のあちこちに「主婦とは・・・」「こうあるべき」「しゅうとめに仕えて」「子供のころがなつかしい」「戻れたらいいのに」「お父様、お母様」がちりばめられています。
外国への憧れも人一倍、それは外国生活を経験した父への憧憬と、夫婦仲の良かった母への尊敬につながっているのでしょう。
逆に言うと、「そういうのが大キライ」な人は鼻について読みたくなくなるでしょうから買わないほうがいい本です。
読み物部分のページ数も相当多いですから。
自慢の台所、食品ストック用の蔵が公開されていますが、現代的な感覚からいえば「微妙」です。ご本人の普段着姿も質素そのもの。
肝心のレシピについては、材料がシンプルで大変いいです。下準備に時間のかかる炊き込みご飯、器具の後始末が大変なローストが多いですが。逆にサラダなどは簡単に作れるものがほとんどです。
亡くなった母が好きだった飯田美雪(深雪?)さんのレシピに似てますね。ややこしい材料は使ってないです。昔の西洋料理ってこんなんだったんだなと再認識できる本です。
修道院の尼僧さんにならったスペイン風レシピも多いですので、そういう意味でも珍しく貴重かな。
海軍少将のお嬢様だった明治生まれの著者が、65歳を超えた年齢になって出版されている本です。
今でいえば外交官の令嬢といったところでしょうか。政府高官の奥さんで、セレブです。
本のあちこちに「主婦とは・・・」「こうあるべき」「しゅうとめに仕えて」「子供のころがなつかしい」「戻れたらいいのに」「お父様、お母様」がちりばめられています。
外国への憧れも人一倍、それは外国生活を経験した父への憧憬と、夫婦仲の良かった母への尊敬につながっているのでしょう。
逆に言うと、「そういうのが大キライ」な人は鼻について読みたくなくなるでしょうから買わないほうがいい本です。
読み物部分のページ数も相当多いですから。
自慢の台所、食品ストック用の蔵が公開されていますが、現代的な感覚からいえば「微妙」です。ご本人の普段着姿も質素そのもの。
肝心のレシピについては、材料がシンプルで大変いいです。下準備に時間のかかる炊き込みご飯、器具の後始末が大変なローストが多いですが。逆にサラダなどは簡単に作れるものがほとんどです。
亡くなった母が好きだった飯田美雪(深雪?)さんのレシピに似てますね。ややこしい材料は使ってないです。昔の西洋料理ってこんなんだったんだなと再認識できる本です。
修道院の尼僧さんにならったスペイン風レシピも多いですので、そういう意味でも珍しく貴重かな。
2008年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前から、本格的な西洋料理を味わい、主婦となっては、家庭人として…一時代前のタイプかもしれないが…理想的な生涯を送った、生き方名人、料理名人の珠玉の一冊。
一読、圧倒されるのは、正統派で柾目の通った西洋料理の数々、見事なテーブルコーディネート。さらに、スペイン人の修道尼から直伝の料理が多いこと…これだけで料理の雰囲気が変わってくる…そしてスパイス使いの巧みさ、コースの立て方の妙技が印象的だ。
今となっては、少し重めの純欧風料理が多いが、それは時代のしからしめるところ。無国籍料理全盛の今だからこそ、時には、家族の特別な日には、あるいは気の置けないお客様を招いてのホームパーティーには、ここに載っているコースを再現されてはいかがだろう。絶賛を博することは請け合いだ。
そして、数々のレシピの間にさりげなく挟まれているエッセイ風の小文が、また良い。著者の人柄、品のよさが伝わってくる。今で言えば、「セレブ」の見本のような著者だが、その文には少しのスノッブさも感じられない。まさに「文は人なり」である。
正直言って、現代の「日常のレシピ本」ではないが、それを差し引いても、料理好きなら必読の一冊だ。良くぞ復刻してくれたものと、版元と熱心な読者の方々にお礼を申し上げる。
一読、圧倒されるのは、正統派で柾目の通った西洋料理の数々、見事なテーブルコーディネート。さらに、スペイン人の修道尼から直伝の料理が多いこと…これだけで料理の雰囲気が変わってくる…そしてスパイス使いの巧みさ、コースの立て方の妙技が印象的だ。
今となっては、少し重めの純欧風料理が多いが、それは時代のしからしめるところ。無国籍料理全盛の今だからこそ、時には、家族の特別な日には、あるいは気の置けないお客様を招いてのホームパーティーには、ここに載っているコースを再現されてはいかがだろう。絶賛を博することは請け合いだ。
そして、数々のレシピの間にさりげなく挟まれているエッセイ風の小文が、また良い。著者の人柄、品のよさが伝わってくる。今で言えば、「セレブ」の見本のような著者だが、その文には少しのスノッブさも感じられない。まさに「文は人なり」である。
正直言って、現代の「日常のレシピ本」ではないが、それを差し引いても、料理好きなら必読の一冊だ。良くぞ復刻してくれたものと、版元と熱心な読者の方々にお礼を申し上げる。
2015年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう何十年と共に過ごしたような気になります。レシピは自分なりに今風に少しアレンジしても、そうした原点を作ってくれた貴重な一冊です。
2007年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年前にもこの本を購入、主婦業がいかに大切な、そして創造的な仕事であるかを教えられてきました。明治大正に上流のハイカラな家庭で育った著者が、嫁して舅・姑に仕えながら心豊かに日々の生活を紡いで行った歴史が書かれており、すぐれた人生の書でもあると思います。もちろん、最高の家庭料理の本で、ずっと愛読してきたために、いくら大事にしていても傷んできました。復刻版が出て本当に嬉しく買い求めた次第です。
2013年6月19日に日本でレビュー済み
故佐藤達夫(人事院総裁)と育まれた家庭の味です。単なるレシピ本としてより、昭和の西洋料理の歴史書みたいな感じです。多分今の若い人がお読みになると、上流階級のお料理ね、と仰る方も中にはいらっしゃるか、と存じます。
読み返して見ると、お料理の味も時代によって随分変化したな、と感じます。当時の若い女性には憧れの“読む料理本”でした。素材の高くないものは幾度も作りましたが、家は特に来客が沢山来ると言う家ではないので、大きなお魚一尾やお肉料理などは読んで終りの事も多く、ダウンサイジングで作られたものが多かった様に思います。
お料理一つ一つは夫々大変丁寧に作られています。また、今風の時短料理ではありませんので、取り組む為には良く読んでそれなりの準備・下拵えが必要です。レストラン風ではないシンプルな飾りつけが素敵で、こんな処に椅子まで彫刻をしてしまわれる方のセンスが光っています。
レシピの中の一品でも自分のモノにして取り組んで見ると、料理の奥行きが分ります。実家のお母様から、厳しいお姑様から、佐藤雅子さんご自身が外国の方から習われ、繰り返し作る事で大切にされていたレシピを良く公開された、と頭が下がります。
今はYouTube などで各国のお料理がどの様に楽しまれているかを簡単に知る事が出来ますが、当時は国際電話は有ったものの、エアメールが普通の連絡手段であった事を考えると、一つ一つのレシピの重みが感じられます。アメリカの傾向を逸早くキャッチして料理本を出版する傾向がある、どこかの国の料理研究家さん達とは大分違います。
主婦は夜に家を空けない、とか本当に女性の生き方自体が現在と違う中で、戦争中に僅かな配給の小麦粉と空き缶を利用されてお菓子を作られたり、確かに上流階級の方ではあった、とは思いますが、物作りの心、工夫の心を一杯お持ちの方であった、と思います。今の時代だったら、さしずめ料理研究家デビューとなるところですが、主婦である事に誇りと哲学をお持ちの方だったのではないか、と本を読む度に感心します。
12212016追記: 東京からの引っ越しで大切にしていた本を止むを得ず処分した後にも手元に残した本です。日常のコーヒーのお共としてのカップケーキ作りにはまり、昔の本がバリエーションをつける上で大変に役立っています。クラフィティが何年か前に本で紹介されましたが、呼び名は違ってもこの頃のお料理上手な方々は既に作られ、紹介されていたことに今更ながらに驚いています。
冷凍のバイ生地も地方の町でも手軽に入手できる世の中ですが、だからこそ、マーガリン使用ではなくきちんとバターで簡単に(とはいっても2-3日掛りですが)作られていた時代の物を懐かしみながら、実際に作ってその味を楽しんでいます。
バタークリームをカップケーキの周りに施す技術は動画でも沢山見られますが、砂糖の割合等は外国のものは私には甘すぎますので、先人のお知恵を拝借しています。☆を5つに修正致します。
読み返して見ると、お料理の味も時代によって随分変化したな、と感じます。当時の若い女性には憧れの“読む料理本”でした。素材の高くないものは幾度も作りましたが、家は特に来客が沢山来ると言う家ではないので、大きなお魚一尾やお肉料理などは読んで終りの事も多く、ダウンサイジングで作られたものが多かった様に思います。
お料理一つ一つは夫々大変丁寧に作られています。また、今風の時短料理ではありませんので、取り組む為には良く読んでそれなりの準備・下拵えが必要です。レストラン風ではないシンプルな飾りつけが素敵で、こんな処に椅子まで彫刻をしてしまわれる方のセンスが光っています。
レシピの中の一品でも自分のモノにして取り組んで見ると、料理の奥行きが分ります。実家のお母様から、厳しいお姑様から、佐藤雅子さんご自身が外国の方から習われ、繰り返し作る事で大切にされていたレシピを良く公開された、と頭が下がります。
今はYouTube などで各国のお料理がどの様に楽しまれているかを簡単に知る事が出来ますが、当時は国際電話は有ったものの、エアメールが普通の連絡手段であった事を考えると、一つ一つのレシピの重みが感じられます。アメリカの傾向を逸早くキャッチして料理本を出版する傾向がある、どこかの国の料理研究家さん達とは大分違います。
主婦は夜に家を空けない、とか本当に女性の生き方自体が現在と違う中で、戦争中に僅かな配給の小麦粉と空き缶を利用されてお菓子を作られたり、確かに上流階級の方ではあった、とは思いますが、物作りの心、工夫の心を一杯お持ちの方であった、と思います。今の時代だったら、さしずめ料理研究家デビューとなるところですが、主婦である事に誇りと哲学をお持ちの方だったのではないか、と本を読む度に感心します。
12212016追記: 東京からの引っ越しで大切にしていた本を止むを得ず処分した後にも手元に残した本です。日常のコーヒーのお共としてのカップケーキ作りにはまり、昔の本がバリエーションをつける上で大変に役立っています。クラフィティが何年か前に本で紹介されましたが、呼び名は違ってもこの頃のお料理上手な方々は既に作られ、紹介されていたことに今更ながらに驚いています。
冷凍のバイ生地も地方の町でも手軽に入手できる世の中ですが、だからこそ、マーガリン使用ではなくきちんとバターで簡単に(とはいっても2-3日掛りですが)作られていた時代の物を懐かしみながら、実際に作ってその味を楽しんでいます。
バタークリームをカップケーキの周りに施す技術は動画でも沢山見られますが、砂糖の割合等は外国のものは私には甘すぎますので、先人のお知恵を拝借しています。☆を5つに修正致します。