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ぶるうピーター 3 (小山田いく選集 2期) コミック – 2007/8/20
小山田 いく
(著)
小山田いく選集第2期の第4弾!
全寮制の山間部の高校に入学した一帆だが、入学人数の都合で一帆と壱岐は女子寮の一室で高校生活を送ることになった。直情一直線の一帆は激怒するが居室の変更はない。それをうらやむ幼馴染の亀。沈着冷静で一帆と真反対の性格の壱岐。一帆は山の学校にもかかわらずヨット部を設立しようとがんばる。親友三人を中心に寮生たちの青春ドラマが展開される。
全寮制の山間部の高校に入学した一帆だが、入学人数の都合で一帆と壱岐は女子寮の一室で高校生活を送ることになった。直情一直線の一帆は激怒するが居室の変更はない。それをうらやむ幼馴染の亀。沈着冷静で一帆と真反対の性格の壱岐。一帆は山の学校にもかかわらずヨット部を設立しようとがんばる。親友三人を中心に寮生たちの青春ドラマが展開される。
- 本の長さ530ページ
- 言語日本語
- 出版社復刊ドットコム
- 発売日2007/8/20
- ISBN-104835443039
- ISBN-13978-4835443034
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登録情報
- 出版社 : 復刊ドットコム (2007/8/20)
- 発売日 : 2007/8/20
- 言語 : 日本語
- コミック : 530ページ
- ISBN-10 : 4835443039
- ISBN-13 : 978-4835443034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 512,410位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多感な中学時代、常に私の側にあった作品です。久しぶりに読み返してみて当時の思い出が次々とよみがえってきました。
2017年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一帆と西夜が寮長になっていろいろ事件もあったが、最大の事件が。亀のいたずらがきっかけとはいえ、一帆と西夜が別れてしまう(例外をのぞいて初恋が実らないのは小山田作品のジンクスなんだよな)結果一帆と西夜は男女でも友情みたいなものだった。ただ一帆は鈴に母親のような安らぎを見つけ、西夜は泊の一帆とは違った優しさに行った。
そして蒼風高校の学園祭にて、寮生が一つになってイベントを完成させる。寮生も寮長に感謝と学園祭で動いて、一帆はもう寮のもめ事から離れられるかもと思った矢先、父親からのエアメールにて船長から会社勤めになるから家を買うので、十年ぶりに親子ですごさないかと告げられる。
母親がなくなって親子ですごすことからはなれていた一帆、さらに趣味で夢のヨットにも関われる学校へ行くチャンスもある。
ただある日に一帆が結論を出す前に仲間に知られてしまった。仲間と卒業まであと一年半一緒にいるか、夢を求めて寮をでるか。一帆と仲間はどのような結論をだすか…
そして蒼風高校の学園祭にて、寮生が一つになってイベントを完成させる。寮生も寮長に感謝と学園祭で動いて、一帆はもう寮のもめ事から離れられるかもと思った矢先、父親からのエアメールにて船長から会社勤めになるから家を買うので、十年ぶりに親子ですごさないかと告げられる。
母親がなくなって親子ですごすことからはなれていた一帆、さらに趣味で夢のヨットにも関われる学校へ行くチャンスもある。
ただある日に一帆が結論を出す前に仲間に知られてしまった。仲間と卒業まであと一年半一緒にいるか、夢を求めて寮をでるか。一帆と仲間はどのような結論をだすか…
2020年8月14日に日本でレビュー済み
小山田いく先生の作品は幼少期~青年期まで妙にハマっていた。
少年漫画とも少女漫画とも劇画ともつかない絵柄に、意外とと言っては失礼なシリアスな展開もあり。
昨今では八巻とか十一巻くらいでは打ち切りを疑うが、年代に合わせて進むそれは饒舌になりすぎずに、ある場所からの卒業というか巣立ちの話には丁度良い分量だったように思う。
少年期のユートピアと、そこからの旅立ち。
ユートピアも優しいだけの空間ではなくて、その時期にありがちな悩みを過不足なく描いておられた。
この時期の月間チャンピオンに連載していた同先生の「星のローカス」と並び、妙にこころに刺さる作品であった。
後年、寮生活や進路への悩みは、まさに小山田いく先生の経験交じりであった事を知る。私にとってこの頃に読んだマンガやアニメに小説は今もバイブル的に残っている作品が多い。
思春期に嵌まった作品とはそうした物だろう。
大人になるにつれて作品への嗜好が変わり、また小山田先生の作品への距離も感じて以降の作品は眺めるだけであった。
今回思い返してチャンピオンの何十周年に「すくらっぷブック」の読み切りが掲載され絵柄が変わったと驚いたのも随分前なのもショックだが、鬼籍に入られてから随分経ってしまっていたのも驚いた。
いやキチンと当時認識していたが、リアルタイムで追い掛けては居なかった作家さんだけに、実感するのに時間が掛かった。
一帆の悩みや憤りが、不良になるとかではなく等身大に語られるのも良い。
どうも不良マンガが趣味に合わない――従兄弟の部屋で盗み見た少年チャンピオンの快作「750ライダー」の初期のせいで肌に合わなかった部分もある(あの作品も後半は青春叙情作品という希有な作品ではあったし楽しんでいたはずなのだ。だが作品を思い出すと暗い表情でバイクを駆る主人公を思い出す。年代的に初期の方ではなくて中期以降を読んでいたはずだが)。
カテゴライズすればラブコメだろうけれど、妙に色気に先走るでなく、でも絵空事でも無いそれは、思春期の私に激しく刻み込まれた。ユートピア的展開もあるが、単なる幸せ空間ではなくて、迷い傷付き掴んだそれであり、そこからの旅立ちもセットである。
過剰にドラマチックな作品も悪くはないけれども、等身大の彷徨は落ち着いて読めた記憶がある。
後年、青年誌やらでかなり踏み込んだ作品も読むことになるが、「ぶるうピーター」と「星のローカス」ほどに刻み込まれたそれは希少である。
そうしたマンガに思春期に巡り会えた僥倖を感謝しつつ、小山田いく先生のご冥福をお祈りします。
少年漫画とも少女漫画とも劇画ともつかない絵柄に、意外とと言っては失礼なシリアスな展開もあり。
昨今では八巻とか十一巻くらいでは打ち切りを疑うが、年代に合わせて進むそれは饒舌になりすぎずに、ある場所からの卒業というか巣立ちの話には丁度良い分量だったように思う。
少年期のユートピアと、そこからの旅立ち。
ユートピアも優しいだけの空間ではなくて、その時期にありがちな悩みを過不足なく描いておられた。
この時期の月間チャンピオンに連載していた同先生の「星のローカス」と並び、妙にこころに刺さる作品であった。
後年、寮生活や進路への悩みは、まさに小山田いく先生の経験交じりであった事を知る。私にとってこの頃に読んだマンガやアニメに小説は今もバイブル的に残っている作品が多い。
思春期に嵌まった作品とはそうした物だろう。
大人になるにつれて作品への嗜好が変わり、また小山田先生の作品への距離も感じて以降の作品は眺めるだけであった。
今回思い返してチャンピオンの何十周年に「すくらっぷブック」の読み切りが掲載され絵柄が変わったと驚いたのも随分前なのもショックだが、鬼籍に入られてから随分経ってしまっていたのも驚いた。
いやキチンと当時認識していたが、リアルタイムで追い掛けては居なかった作家さんだけに、実感するのに時間が掛かった。
一帆の悩みや憤りが、不良になるとかではなく等身大に語られるのも良い。
どうも不良マンガが趣味に合わない――従兄弟の部屋で盗み見た少年チャンピオンの快作「750ライダー」の初期のせいで肌に合わなかった部分もある(あの作品も後半は青春叙情作品という希有な作品ではあったし楽しんでいたはずなのだ。だが作品を思い出すと暗い表情でバイクを駆る主人公を思い出す。年代的に初期の方ではなくて中期以降を読んでいたはずだが)。
カテゴライズすればラブコメだろうけれど、妙に色気に先走るでなく、でも絵空事でも無いそれは、思春期の私に激しく刻み込まれた。ユートピア的展開もあるが、単なる幸せ空間ではなくて、迷い傷付き掴んだそれであり、そこからの旅立ちもセットである。
過剰にドラマチックな作品も悪くはないけれども、等身大の彷徨は落ち着いて読めた記憶がある。
後年、青年誌やらでかなり踏み込んだ作品も読むことになるが、「ぶるうピーター」と「星のローカス」ほどに刻み込まれたそれは希少である。
そうしたマンガに思春期に巡り会えた僥倖を感謝しつつ、小山田いく先生のご冥福をお祈りします。