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米林宏昌画集 汚れなき悪戯 大型本 – 2014/6/21
2010年、監督デビュー作の『借りぐらしのアリエッティ』が興収92.5億円の大ヒットになった米林宏昌監督。その待望の第二作で、スタジオジブリの最新作である『思い出のマーニー』の公開(7/19公開予定)を記念して、同監督の筆による美しき女性画ばかりを集めた、初のオールカラー画集を刊行します。カバーイラストをはじめ、本書のための描きおろしは25点以上。
また、『思い出のマーニー』『借りぐらしのアリエッティ』を中心に、米林監督によるカラーイラスト、イメージボード、キャラクター原案、絵コンテなど、 膨大な素材群から女性画を厳選。
加えて、『風立ちぬ』の菜穂子、『コクリコ坂から』の海、『崖の上のポニョ』のポニョとグラン・マンマーレ、『ハウルの動く城』のソフィー、『千と千尋の神隠し』の千尋など、米林監督が描いてきたジブリ作品のヒロインたちの原画やレイアウト、これが初公開となる貴重な初期プライベート画も網羅。ヒロインたちの魅力的な表情、しぐさ、ポーズ----そして、そこから醸し出される繊細なエモーションに焦点を絞って編纂された、ユニークな画集。
巻末には、同監督の緻密な描法とセンスの秘密を紐解くインタビュー「女性を描くということ」、各絵柄についての本人による解説コメント、初出データ、鈴木敏夫氏の特別寄稿「汚れなき悪戯」を収録。美的センスと気品にあふれた米林監督独自の世界を堪能できる、珠玉の一冊です!
●主な内容=Chapter 1:描きおろしだけで贅沢に構成されたギャラリー/2:『思い出のマーニー』より、二人のヒロイン=マーニーと杏奈の魅力を結集/3:アリエッティの小さき世界=『借りぐらしのアリエッティ』より、イメージボード・キャラクター原案・絵コンテなどを駆使して、企画初期段階からのさまざまなアリエッティ像を探求/4:ジブリ作品のヒロインたち=『風立ちぬ』『コクリコ坂から』『崖の上のポニョ』『ハウルの動く城』『千と千尋の神隠し』より、米林監督による原画・レイアウトで構成する魅惑のヒロイン世界/5:プライベートタイムの彼女たち=アニメ作品以外に、米林監督がプライベートで描きためてきた美女・美少女の貴重な未発表画稿を一挙初公開。本書のための描きおろしも含む/巻末=米林監督インタビュー「女性を描くということ」、米林監督による各絵柄の解説コメント、初出データ一覧、鈴木敏夫氏の特別寄稿「汚れなき悪戯」。
(C)2010 GNDHDDTW (C)2014 GNDHDDTK (C)2014 Hiromasa Yonebayashi
●復刊ドットコムより絶賛発売中=「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ 4」7月下旬発売/「同 1~3」各1600円+税
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社復刊ドットコム
- 発売日2014/6/21
- 寸法21.1 x 1.4 x 29.7 cm
- ISBN-10483545085X
- ISBN-13978-4835450858
商品の説明
商品説明
『思い出のマーニー』よりの描き下ろしで、のちに映画ポスターの原案となった。背中合わせの杏奈とマーニーという、象徴的な絵柄。「“二人で一つ”という存在なので、二人が一緒にいる絵が一枚はないといけないと思って描きました」(米林監督・談)。おさえめの色調、淡い水彩で『マーニー』の世界観を表現した一枚。 (C) 2014 GNDHDDTK
米林監督の前作『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)より、描き下ろし。「アリエッティが鏡の前で髪の毛をとめるしぐさに色っぽさが出れば、と思いました」(米林監督・談)。久しぶりに描いたというアリエッティは、アニメ本編よりも、やや、あどけなく見える。彼女の周囲に描きこまれた小物類にも、それぞれの味わいがある。 (C) 2010 GNDHDDTW
本画集描き下ろしのオリジナルキャラクター。「いろいろな髪型の少女を描いてみたい」と語る米林監督だが、一番好きなのはショートカットの少女で、往年のプライベート画の中にも、数多く見受けられる。頬杖をついた少女が、上目がちに、こちらに向けるまなざし。「その視線の先にいるのは、誰?」という想像をかき立てる絵。 (C) 2014 Hiromasa Yonebayashi
本画集描き下ろしのオリジナルキャラクター。マーニーと同じブロンド少女だが、より大人びた印象を与える。「やや斜めに、誘うようにこっちを見ている絵にしました」(米林監督・談)。ゴージャス、かつ清楚なこの絵は、画集のトップページを飾ったメモリアルな一枚で、編集段階で、「いざない」というタイトルが付けられた。 (C) 2014 Hiromasa Yonebayashi
米林監督は、アニメーターとして、スタジオジブリ作品の原画やレイアウトも多数描いている、宮崎駿作品『風立ちぬ』(2013年)でも、汽車の中で菜穂子が初めて二郎に出会うシーンや、高原のホテルで再会するシーンなどを描いた。これは、少女時代の快活な菜穂子。大人になってからは清楚なイメージで描いたという。 (C) 2013 GNDHDDTK
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1973年7月10日、石川県石川郡野々市町(現・野々市市)生まれ。金沢美術工芸大学商業デザイン専攻を中退。1996年、スタジオジブリに入社。『もののけ姫』(’97)、『ホーホケキョとなりの山田くん』(’99)では動画、『千と千尋の神隠し』(’01)で初めて原画を担当。初監督に抜擢された『借りぐらしのアリエッティ』(’10)が、その年の邦画NO.1となる大ヒットを記録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 復刊ドットコム (2014/6/21)
- 発売日 : 2014/6/21
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 128ページ
- ISBN-10 : 483545085X
- ISBN-13 : 978-4835450858
- 寸法 : 21.1 x 1.4 x 29.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 560,581位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 681位キャラクター (本)
- - 3,332位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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買って損はしないでしょう。
水彩画ですかね・・・?とても淡い感じでどの絵もきれいです。
まああんまり色がついてないヤツもありますが。
最後のほうには米林監督のインタビューなどがあり
結構充実してると思います。
米林監督本人の画集なのでやはりマーニー、アリエッティが多いですが
少しだけ他のジブリ作品ノレイアウトも載ってます。
風たちぬの絵やらコクリコ坂の絵やら・・
やっぱ宮崎さんの絵を受け継いでるんですかね・・・・?そこの部分だけ完全に宮崎絵でしたよw
あと個人的に思ったんですが少女マンガの絵っぽいなぁ、と思ってたら
案の定・・・!でしたね。まあインタビューのところに書いてあるんで。
またより深く米林監督を知れます。買って損するないようでは全然なかったですよー。むしろ買ってよかったと思えました。
米林さんは宮崎さん曰くジブリで一番うまい人というだけに楽しみにしていましたが、画集の内容が悪くて非常に残念です。マーニーのタイアップのために急造したという感じです。作画の参考にと思いましたが使えるような内容ではありませんでした。
あと、講談社のキャラクターの模写が習作として掲載されているのは著作権的に大丈夫なのかな。
米林監督の描く少女たちは、今までのジブリの宮崎調ヒロインと似ていながらも、どこか違う。より繊細、モノセックス的な、危うい、蒼い色気を感じさせる絵で、好きな人にはたまらない魅力があります。そういう自分も、ページをめくるたびに次々と現れる少女たちの視線とポーズに、終始ドキドキしながら読み終えたことを告白しておきます。
そして、アニメヒロインといえば男子のもの、という固定観念を覆したという点でも、ポイント高でしょう。
むしろ、女性にこそ見てほしい、清楚でありながら、どこか背徳的な絵が、多数収録されています。(これを言葉で伝えるのは、なかなか難しい。見ていただくしかないのですが・・・)今回描きおろした絵は、女性の各部位の細密な再現度が高く、品のあるエロティシズムに溢れており、一方で、スケッチやイメージボード類には、また別の、シンプルな手触りと味があります。
前のレビュアーさんは、背景画や風景を描くつもりがない、と監督を軽く揶揄していますが、もともと女性画だけを集めた画集、とはっきり謳っているのですから、それは見当違いというものでしょう。それと、絵コンテのコラージュについて、ページ稼ぎと決めつけておられるのは、いかがなものか。実際、この本で再現されているコンテの鉛筆線のタッチの温かみと味わいは、「これぞ」というカットをピックアップして拡大し、コラージュしたからこそ生まれたものだと思いますし、(自分もコンテ集を持っていますが、)これまで気づかなかったヒロインのふとした表情やしぐさに、何度もはっとさせられました。それは、一つの発見でした。要は、素材の料理のしかたであって、これもアリだと思います。まあ、セル画を一枚も使わず、手描きの生々しい素材だけで構成された、やや特殊なアニメ画集ということで、人それぞれ好みが別れるとは思いますが・・・。
それにしても、一読して思うのは、米林監督が「どうして、ここまで一貫して少女を描くのか?」ということです。
その執念、こだわりには感動すらしますが、巻末にかなり長いインタビューが載っていて、そこで、その秘密が解き明かされているのが、付録として、なかなか良いです。ちょっと文字が小さくて、読みづらいのが難ですけど・・・。
少年時代、学生時代、そしてジブリ入社後と、順を追って女性美探求の度合いが深まっていくのがよくわかり、しかし、米林監督は、いわゆる美少女趣味だけに溺れた人ではないことも、同時にわかります。少女から大人の女性、母親や小さな女の子まで、女性を見つめる視線が、とにかく温かい。やや古風な「日本」を、そこに感じます。
髪の毛や眼やくちびるなど、女性のパーツをイラスト的に細かく描きたい欲求がある反面、自分はアニメーターだからキャラクターを動かすことに喜びがあると語る監督が、どんな方法で「マーニー」を仕上げたのか。今から見るのが楽しみですが、そこに、新世代ジブリの一つの行く道があるのかもしれません。
あと、巻末の、鈴木敏夫氏から監督への応援エッセイは、二世代も上の人から見た米林監督像がユーモラスに、けっこう鋭く描かれていて、本書の「くくり」として楽しめました。そういう余録もあり、オールカラーで128ページ。満腹しました。価格も妥当だと思います。
画集とはいってもデッサン集みたいなものに書き下ろしがわずかって感じですね。
絵もまだ米林さんの個性みたいなものはなく、さらに人物ばかりで背景とか人物を取り巻く環境を伝える気はないようです。
絵コンテの絵を拡大して集めてページ数を稼ぐ荒技まで….。
あと他のジブリの参加作品からの原画とかは本当に僅かでした。
米林監督の事は嫌いじゃないです。若手だし応援もしていますが、「画集」を出すには時期尚早としか思えませんでした。
圧倒的に絵の作品数が足りていない。習作を載せ過ぎだし。かなり構成のバランスが悪い。