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みぽりんのえくぼ 単行本 – 2005/5/1
明るい4人家族を襲った末娘「みぽりん」の脳腫瘍。13歳と7ヶ月で生涯を終えた「みぽりん」の絵手紙を中心に、母が綴った闘病記。
- 本の長さ170ページ
- 言語日本語
- 出版社文芸社
- 発売日2005/5/1
- ISBN-104835590155
- ISBN-13978-4835590158
登録情報
- 出版社 : 文芸社 (2005/5/1)
- 発売日 : 2005/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 170ページ
- ISBN-10 : 4835590155
- ISBN-13 : 978-4835590158
- Amazon 売れ筋ランキング: - 804,276位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 121,770位ノンフィクション (本)
- - 209,497位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方も書いていらっしゃるように、お母さんの日記と美穂さんの絵手紙から、美穂さんとその家族、病院の医師や看護師さんの人となりが十分に伝わってきます。絵手紙には美穂さんのユーモアと優しさが満ち溢れているようです。美穂さんご本人とご家族のことを思うと安易なことは言えませんが、改めて美穂さんのご冥福をお祈りいたします。
2010年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
24時間テレビのスペシャルドラマを見て みぽりんの事を知りました。 不治の病に侵されながら 一生懸命 生きようとするみぽりんの姿は涙無しでは、見れませんでした(*_*; みぽりんの絵手紙には、病気に立ち向かおうと頑張るみぽりんの前向きさや力強さ、そして ユーモアが溢れており 見る度に 命の尊さや 何気に送っている平凡な日常が いかに幸せなことであるか 教えられます。絵手紙を見るたびに、心が癒されます。 部屋や廊下にみぽりんの絵手紙を飾り、毎日眺めては みぽりんが教えてくれたことを心にとどめながら生活しています
2010年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、小学校で教師をしております。「みぽりんのえくぼ」に感動し、その感動を何とか教えている子どもたちにも伝えたいと思い、「命について考えよう」の主題で現在授業を進めているところです。「みぽりんのえくぼポストカードBOOK」は、感動を形として手元に置きたいと思い購入しました。みなさんもいかがですか?
2006年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お母様の書かれている文章はむしろたんたんとしています。
お嬢さんのみぽりんがどんなお子さんだったのか、ご家族がどんなに彼女を愛していらしたのか、みぽりんがそのことを本当に知っていてどれほどの愛を残して逝かれたのか、言葉をつくして書かれているわけではないんです。
ですが、彼女の絵手紙がすばらしいです。
彼女の残した絵手紙をとおして、彼女が見つめていたもの、見つめていた彼女の目、彼女の魂が感じていたもの、感じていた彼女の魂、すなわちみぽりんが、伝わってきます。
そのことで彼女の命が語り継がれるんだなぁ・・と思いました。
感動しました。
お嬢さんのみぽりんがどんなお子さんだったのか、ご家族がどんなに彼女を愛していらしたのか、みぽりんがそのことを本当に知っていてどれほどの愛を残して逝かれたのか、言葉をつくして書かれているわけではないんです。
ですが、彼女の絵手紙がすばらしいです。
彼女の残した絵手紙をとおして、彼女が見つめていたもの、見つめていた彼女の目、彼女の魂が感じていたもの、感じていた彼女の魂、すなわちみぽりんが、伝わってきます。
そのことで彼女の命が語り継がれるんだなぁ・・と思いました。
感動しました。
2010年9月13日に日本でレビュー済み
脳腫瘍のため、13歳7カ月で亡くなった少女と、彼女を支えた家族の物語。
「愛は地球を救う」民放局24時間テレビ恒例の今年のドラマの原作である。
愛称「みぽりん」こと、岡田美穂ちゃん。
ドラマで演じた子役さんも、またこの本で紹介されているご本人のみぽりんも、
とてもえくぼのかわいい女の子だ。
治療のために坊主頭になったのを隠すのにかぶっているカラフルな水玉のバンダナが、
これまたよく似合っている。
ある時、父親が、治療を続ける娘のために、絵手紙道具一式を買ってくる。
その思いに応えるかのように書き続けた359枚の絵手紙。
簡単なコメントが添えられた一枚一枚の絵は、
ただただ美しいとだけでは語られない、
いのちの発露を感じさせる作品として見る者に迫ってくる。
まえがきもあとがきもない。
彼女の書いた絵手紙と幾枚かの家族の写真を含めて170ペ−ジ。
本の最後に記されているプロフィ−ルには、
13歳7カ月の間に、560日間も入院を余儀なくされた、彼女の入院歴が詳細に記されている。
苦しくも温かい愛情あふれる彼女と家族のともに生きた証を語る一冊である。
「愛は地球を救う」民放局24時間テレビ恒例の今年のドラマの原作である。
愛称「みぽりん」こと、岡田美穂ちゃん。
ドラマで演じた子役さんも、またこの本で紹介されているご本人のみぽりんも、
とてもえくぼのかわいい女の子だ。
治療のために坊主頭になったのを隠すのにかぶっているカラフルな水玉のバンダナが、
これまたよく似合っている。
ある時、父親が、治療を続ける娘のために、絵手紙道具一式を買ってくる。
その思いに応えるかのように書き続けた359枚の絵手紙。
簡単なコメントが添えられた一枚一枚の絵は、
ただただ美しいとだけでは語られない、
いのちの発露を感じさせる作品として見る者に迫ってくる。
まえがきもあとがきもない。
彼女の書いた絵手紙と幾枚かの家族の写真を含めて170ペ−ジ。
本の最後に記されているプロフィ−ルには、
13歳7カ月の間に、560日間も入院を余儀なくされた、彼女の入院歴が詳細に記されている。
苦しくも温かい愛情あふれる彼女と家族のともに生きた証を語る一冊である。
2011年7月24日に日本でレビュー済み
それにしても、みぽりんの生涯は、なぜここまで多くの人に感動を与えるのだろうか?
ちなみに、私はこれまでにも、このサイトで『ユッコの贈り物 コスモスのように』(鹿村由起子著、祥伝社ノン・ブック)や、『聖子は鳥になった』(高橋和子著、潮出版社)や、『がんばれば、幸せになれるよ』(山崎敏子著、小学館)などの、小児ガンに関連する闘病記を何冊も推薦して来たが、この本の主人公であるみぽりんの凄さは、あれだけの難病に冒されながら、自分の生きた証を残し続けようとした意思の強さにあると思う。
特に、本文中に数多く掲載されているみぽりんの絵は、どれも生きていることの喜びが、はっきりと伝わって来るものばかりである。もちろん、これはみぽりんの絵の才能が、かなり高かったこともあるが、それ以上に凄いのは、みぽりんがこれらの絵を発病から、病状が悪化するまでずっと描き続けたことにある。
恐らく、これはよほどの意志の強さが無いと、絶対に出来ないものだと思う。
ただ、この本ではみぽりんがどこまで自分が冒されている病気の詳細を知っていたのかは分からないが、いずれにしろ、みぽりんの生涯は、今を精一杯生きたいという意志の強さがどれだけ必要なのか、はっきりと教えてくれるものである。
だから、この本は生きることの素晴らしさを教える名著として、いつまでも読み継がれて欲しいと思う。
ちなみに、私はこれまでにも、このサイトで『ユッコの贈り物 コスモスのように』(鹿村由起子著、祥伝社ノン・ブック)や、『聖子は鳥になった』(高橋和子著、潮出版社)や、『がんばれば、幸せになれるよ』(山崎敏子著、小学館)などの、小児ガンに関連する闘病記を何冊も推薦して来たが、この本の主人公であるみぽりんの凄さは、あれだけの難病に冒されながら、自分の生きた証を残し続けようとした意思の強さにあると思う。
特に、本文中に数多く掲載されているみぽりんの絵は、どれも生きていることの喜びが、はっきりと伝わって来るものばかりである。もちろん、これはみぽりんの絵の才能が、かなり高かったこともあるが、それ以上に凄いのは、みぽりんがこれらの絵を発病から、病状が悪化するまでずっと描き続けたことにある。
恐らく、これはよほどの意志の強さが無いと、絶対に出来ないものだと思う。
ただ、この本ではみぽりんがどこまで自分が冒されている病気の詳細を知っていたのかは分からないが、いずれにしろ、みぽりんの生涯は、今を精一杯生きたいという意志の強さがどれだけ必要なのか、はっきりと教えてくれるものである。
だから、この本は生きることの素晴らしさを教える名著として、いつまでも読み継がれて欲しいと思う。
2006年10月14日に日本でレビュー済み
みぽりんこと岡田美穂ちゃんは2004年に13歳という若さで脳腫瘍のため亡くなった名古屋の女の子。彼女が入院中に描いた絵手紙ふう絵日記を母・典子さんがまとめて出来たのが本書です。
本書を取り上げた新聞記事を今夏、私は入院先の病室でたまたま目にしました。私自身が長期入院生活のさなかに読んだためかもしれませんが、みぽりんがその小さな胸にあふれんばかりに抱えていたはずの夢のほとんどを、かなえることなく逝ってしまったことを思い、涙がとまりませんでした。
退院後に改めて本書を手に取りました。私が最も心を打たれた絵手紙は、本書22頁に掲載された03年5月9日付けのものです。
みぽりんはこの日から放射線治療をスタートさせますが、照射する頭部にかぶる専用のマスクがありました。鼻と口のところだけがあいた、網目状の緑色のマスクをすっぽりと頭にかぶった自分の姿を描いた絵手紙に、みぽりんはこんな風に言葉を書き添えています。
「みぽりん スパイダーマンになる」。
確かにみぽりんのその姿は、ずんぐりむっくりした、躍動感はちょっとなさそうなおっとり型スパイダーマンという風体です。そのコミカルさに思わずくすりと笑わされます。
しかしそのくすり笑いの直後に、大きな切ない思いが襲ってきます。激しい苦痛を伴う病魔と、難儀きわまりない治療。友達と学んだり遊んだりしたい盛りの少女が、自由を奪われた入院生活の中で、生きる楽しさをなんとか探りあてようとしてみつけた子供らしい剽軽さが、この絵には感じられます。
さまざまな枷(かせ)を少しでも忘れようとして搾り出したユーモアに、みぽりんの心模様が見えた思いがして、泣けて仕方がありませんでした。
みぽりんの冥福を祈るとともに、私自身の生きて今あるこの人生に、謙虚に真摯に感謝したい。そんな思いを抱く書です。
本書を取り上げた新聞記事を今夏、私は入院先の病室でたまたま目にしました。私自身が長期入院生活のさなかに読んだためかもしれませんが、みぽりんがその小さな胸にあふれんばかりに抱えていたはずの夢のほとんどを、かなえることなく逝ってしまったことを思い、涙がとまりませんでした。
退院後に改めて本書を手に取りました。私が最も心を打たれた絵手紙は、本書22頁に掲載された03年5月9日付けのものです。
みぽりんはこの日から放射線治療をスタートさせますが、照射する頭部にかぶる専用のマスクがありました。鼻と口のところだけがあいた、網目状の緑色のマスクをすっぽりと頭にかぶった自分の姿を描いた絵手紙に、みぽりんはこんな風に言葉を書き添えています。
「みぽりん スパイダーマンになる」。
確かにみぽりんのその姿は、ずんぐりむっくりした、躍動感はちょっとなさそうなおっとり型スパイダーマンという風体です。そのコミカルさに思わずくすりと笑わされます。
しかしそのくすり笑いの直後に、大きな切ない思いが襲ってきます。激しい苦痛を伴う病魔と、難儀きわまりない治療。友達と学んだり遊んだりしたい盛りの少女が、自由を奪われた入院生活の中で、生きる楽しさをなんとか探りあてようとしてみつけた子供らしい剽軽さが、この絵には感じられます。
さまざまな枷(かせ)を少しでも忘れようとして搾り出したユーモアに、みぽりんの心模様が見えた思いがして、泣けて仕方がありませんでした。
みぽりんの冥福を祈るとともに、私自身の生きて今あるこの人生に、謙虚に真摯に感謝したい。そんな思いを抱く書です。
2010年8月28日に日本でレビュー済み
2歳の時に白血病になり。12歳に脳腫瘍となり、余命1年の中での闘病を描いた物語になります。
愛娘のみぼりんの為に、父が絵日記の道具を買い揃える。みぼりんの命を支える家族、そして友達、病院の先生の振る舞いや触れ合いは涙なしでは見られません。読んだ感想としては、改めて命の尊さ、有難みを感じさせてくれます。
今の現実も悲壮感や殺伐感あるものになっておりますが、これを見て少しでも多く命の尊さ・人々の心・温かさが伝わっていければと思います。
愛娘のみぼりんの為に、父が絵日記の道具を買い揃える。みぼりんの命を支える家族、そして友達、病院の先生の振る舞いや触れ合いは涙なしでは見られません。読んだ感想としては、改めて命の尊さ、有難みを感じさせてくれます。
今の現実も悲壮感や殺伐感あるものになっておりますが、これを見て少しでも多く命の尊さ・人々の心・温かさが伝わっていければと思います。