かつて横浜で活躍した斎藤隆投手。怪我で数年間活躍がなかった彼が、引退を前にメジャーリーグに挑戦し、見事成功を収めました。
36歳のオールドルーキーは、2006年に続き今季も絶好調で、リーグ4位のセーブ数・159キロの日本最速の速球でオールスターにも選ばれました。
なぜ日本でつぶれかけていた彼がここまで復活(成長)することが出来たのか?その理由が書かれている本です。
彼と同じように、日本で終わりかけていた桑田投手もメジャーへ渡り、見事復活して活躍していますが、彼らが復活、そして成功出来た理由は、「野球を楽しんでいるから」です。
スポーツに限ったことではありませんが、やはり楽しんでやらなければ成果がでないのです。
心から楽しんでプレーしているからこそ、36歳と、肉体のピークはとうに過ぎているはずなのに、日本で活躍していたときの153キロから159キロに、大幅な球速アップをすることが出来たのでしょう。
そして活躍の裏には家族の支えがあります。
「大人になってからでもこんなに素直な気持ちで喜び、チャレンジしていればそのうち良いことがあるんだなぁ」って思いました。
斎藤選手のように前向きに考え、そして毎日悔いの残らないように精一杯頑張り、楽しみたいです。
元気がなくなった世の中のオジサンにぜひぜひオススメしたい一冊です。
この本は、野球が大好きで大好きでたまらない36歳の野球少年の2006年の思い出が書かれた本です。
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自己再生―36歳オールドルーキー、ゼロからの挑戦 単行本 – 2007/3/22
2005年春・横浜ベイスターズを退団し、引退しかけた斎藤投手の再就職先は、マイナー契約でのLAドジャース入りだった。
年収は2億5千万円ものダウン。更に待っていたのは、劣悪な練習環境と、実績無視の新人扱い。更に愛する家族と離れての単身赴任…。それが、彼の選んだ道だった。リスクだらけの環境の中から、いかにして這い上がり、成功を掴み取ったのか?
成功は危険な決断から生まれる。これはすべてを失い、人生をあきらめかけた男の“再生”物語です。
年収は2億5千万円ものダウン。更に待っていたのは、劣悪な練習環境と、実績無視の新人扱い。更に愛する家族と離れての単身赴任…。それが、彼の選んだ道だった。リスクだらけの環境の中から、いかにして這い上がり、成功を掴み取ったのか?
成功は危険な決断から生まれる。これはすべてを失い、人生をあきらめかけた男の“再生”物語です。
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社ぴあ
- 発売日2007/3/22
- ISBN-104835616626
- ISBN-13978-4835616629
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登録情報
- 出版社 : ぴあ (2007/3/22)
- 発売日 : 2007/3/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237ページ
- ISBN-10 : 4835616626
- ISBN-13 : 978-4835616629
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,055,513位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,693位スポーツ (本)
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2007年9月11日に日本でレビュー済み
長谷川滋利氏の本を読んだ後で、この本を読みました。
長谷川さんは、野球をしながら将来のこと(野球を辞めた後のこと)、自分はビジネスマンになるかもしれないということを考えていました。
斎藤氏は、一日でも長く選手でやっていたいと言っています。
この違いが本にも出るのですね。
長谷川氏の本はとてもビジネスライクでしたし、斎藤氏の本はあくまでも現役の視点のみで書かれています。
どちらがいいとか悪いとかでなく、文章というのは書く人の意識が表れるものだなと改めて感じました。
斎藤氏は、一日でも長くグラウンドに居たいという気持ちがとても強い。
横浜ベイスターズでエースでならしたが低迷してしまい、自分をリセットしてメジャーに渡りましたが見事にサクセス道を歩いています。
この本は、そんな斎藤氏の日記のような本です。文章はまったく飾ることなく、素直に自分の今を表現しています。まるで少年のようです。そういう点にはとても好感が持てるものです。
ブログの文も一球一球どんな球を投げたかまで書かれていて、楽しそうです。読んでいる方は、一球一球に加えて、もう少しマクロ的なピッチングの組み立てや打者との駆け引きなども楽しませていただけるといいなと思いました。
長谷川さんは、野球をしながら将来のこと(野球を辞めた後のこと)、自分はビジネスマンになるかもしれないということを考えていました。
斎藤氏は、一日でも長く選手でやっていたいと言っています。
この違いが本にも出るのですね。
長谷川氏の本はとてもビジネスライクでしたし、斎藤氏の本はあくまでも現役の視点のみで書かれています。
どちらがいいとか悪いとかでなく、文章というのは書く人の意識が表れるものだなと改めて感じました。
斎藤氏は、一日でも長くグラウンドに居たいという気持ちがとても強い。
横浜ベイスターズでエースでならしたが低迷してしまい、自分をリセットしてメジャーに渡りましたが見事にサクセス道を歩いています。
この本は、そんな斎藤氏の日記のような本です。文章はまったく飾ることなく、素直に自分の今を表現しています。まるで少年のようです。そういう点にはとても好感が持てるものです。
ブログの文も一球一球どんな球を投げたかまで書かれていて、楽しそうです。読んでいる方は、一球一球に加えて、もう少しマクロ的なピッチングの組み立てや打者との駆け引きなども楽しませていただけるといいなと思いました。
2008年1月2日に日本でレビュー済み
本書は、2005年に横浜ベイスターズを退団し、現在ロサンゼルスドジャースで活躍している斎藤隆投手が、大リーグ1年目(2006年)のシーズン中に記したブログを元にして、専門のライターが書籍にしたものである。
メジャーへの挑戦に踏み切った事情から、マイナーでの生活、メジャーへの昇格、最終的にはドジャースのクローザーとして活躍していくまでのプロセスが記されている。チームのメンバーに溶け込む場面や監督から信頼されるようになる場面では、心を動かされた。
彼は、メジャーリーグで成功した要因として、1仕事としての野球ではなく野球自体を純粋に楽しめるようになったこと、2緊張と緩和のメリハリがつけられたこと、3謙虚でいたこと、4挑戦したこと、の4点をあげている。これらは、新しい環境に適応しようとしている人にとって、重要な教訓となろう。
したがって、たとえばアメリカに赴任することが決まっている野球好きのビジネスマン、海外に留学する予定の野球好きの学生などには、大いに参考になるだろう。やはり、野球を知っていないと斎藤投手の言っていることが十分理解できないだろう。
ちょっと気になったのは、斎藤投手のブログとライターがまとめた本文とでは、初登板の配球に食い違いがあるところだ。しかし、全般的には、斎藤投手から直接話しを聞いているような生き生きとした文章で書かれている。
メジャーへの挑戦に踏み切った事情から、マイナーでの生活、メジャーへの昇格、最終的にはドジャースのクローザーとして活躍していくまでのプロセスが記されている。チームのメンバーに溶け込む場面や監督から信頼されるようになる場面では、心を動かされた。
彼は、メジャーリーグで成功した要因として、1仕事としての野球ではなく野球自体を純粋に楽しめるようになったこと、2緊張と緩和のメリハリがつけられたこと、3謙虚でいたこと、4挑戦したこと、の4点をあげている。これらは、新しい環境に適応しようとしている人にとって、重要な教訓となろう。
したがって、たとえばアメリカに赴任することが決まっている野球好きのビジネスマン、海外に留学する予定の野球好きの学生などには、大いに参考になるだろう。やはり、野球を知っていないと斎藤投手の言っていることが十分理解できないだろう。
ちょっと気になったのは、斎藤投手のブログとライターがまとめた本文とでは、初登板の配球に食い違いがあるところだ。しかし、全般的には、斎藤投手から直接話しを聞いているような生き生きとした文章で書かれている。