2013年ア・リーグ選手権、我が上原や田沢の勇姿が素晴らしいのはもちろんですが、何と言ってもレッドソックスのひげ軍団達がおかしくてテレビに釘付けになりました。
なんであんなに、あごひげ剛毛なんだ、みんなぁー!
客席のファンも、そんな選手達にならってか付けひげの人々が多いのも笑えました・・・。
ダルビッシュが移籍しても、それほど試合を全部見るほど大リーグ・ファンじゃなかったのに、突然開眼してしまった感があります、大リーグは面白い!
私が尊敬する張本氏にテレビで、けちょんけちょんに言われる大リーグ、あんなに大振りすれば上原も押さえられるはずだ的な発言、私は違うのでは?と思うのです。
言ってみれば大リーグは、ピッチャーVSバッターの現代版「真昼の決闘」か「OK牧場の決闘」的な豪快な勝負が最大の見所だと思います。
豪快に投げて豪快に振るその美学、そして観客はスタンディングして手を叩く・・・静かに熱い応援。
パワーとパワーのぶつかり合いの面白さは、時にドラマティックな展開を巻き起こし見る者を興奮と感動に包み込むのです・・・。
レッドソックスの本を探したら本書を見つけ早速購入しました。
これがまた実に面白いエピソードてんこ盛りで、著者の語り口もユーモアと愛情に溢れるもので一気に読めました。
2002年から2008年のコラムなので、少々時代的には遡る形になりますが、1章と2章が主にレッドソックスと「悪の帝国ヤンキース」との長年にわたる戦い、レッドソックスの負け続けの元凶「ベーブ・ルースの呪い」にまつわる話もユーモア満点で可笑しくて可笑しくて・・・笑えました!
3章が日本人メジャー・リーガーを、4章が誇れる大リーガー達の物語を、そして終章の5章が薬物問題をシリアスに取り上げている内容です。
著者の大リーグ、野球に対する大きな愛情が伝わる好著です。
おすすめ!
ワールドシリーズ、ひげ軍団レッドソックスに勝利して欲しいと願っています。
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レッドソックス・ネーションへようこそ 単行本(ソフトカバー) – 2008/3/17
李 啓充
(著)
松坂大輔も知らないメジャーの秘密!?
あなたの知らないメジャーの真実!
レッドソックスを熱狂的に愛し、宿敵ヤンキースを忌み嫌う人々の集合体をレッドソックス・ネーションと呼ぶ――2年連続ワールドチャンピオンを狙うレッドソックス、その前に立ちはだかるヤンキース、奮闘する日本人メジャーリーガー、薬物汚染の深い闇・・・・・・ボストン在住の大リーグコラムニストがあなたの知らないメジャーリーグの゛真実゛に迫る!
週刊文春の人気コラム『大リーグファン養成コラム』が一冊に!
あなたの知らないメジャーの真実!
レッドソックスを熱狂的に愛し、宿敵ヤンキースを忌み嫌う人々の集合体をレッドソックス・ネーションと呼ぶ――2年連続ワールドチャンピオンを狙うレッドソックス、その前に立ちはだかるヤンキース、奮闘する日本人メジャーリーガー、薬物汚染の深い闇・・・・・・ボストン在住の大リーグコラムニストがあなたの知らないメジャーリーグの゛真実゛に迫る!
週刊文春の人気コラム『大リーグファン養成コラム』が一冊に!
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社ぴあ
- 発売日2008/3/17
- ISBN-104835616936
- ISBN-13978-4835616933
登録情報
- 出版社 : ぴあ (2008/3/17)
- 発売日 : 2008/3/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4835616936
- ISBN-13 : 978-4835616933
- Amazon 売れ筋ランキング: - 595,890位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 16,058位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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2013年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それはこのすばらしい野球コラムである。
ただ単に野球のプレーことを書いているのではなく、それに携わるいろいろな人のドラマを見事に描き出しているのである。文春のコラムは楽しく読んでいたのでこの本を購入したのだが、あらためて李啓充氏の語りに感動させられてしまった。もちろんレッドソックスの不幸な?戦績が中心となっているのだが、他にも選手個人のエピソードなど満載である。
李氏は、医師をやめてコラムニストになったようであるが、ということはMLBには氏以前にもたくさんの秀逸なコラムニストがいたということであろう。NPB代表としては、玉木正之氏と宇佐美哲也氏が惜しいところまで行っていたと思うのだが、この分野ではMLBの完勝と言うことになるのか・・・。
ぜひ文庫化していただき、たくさんの人に読んでもらえればと思う。
ただ単に野球のプレーことを書いているのではなく、それに携わるいろいろな人のドラマを見事に描き出しているのである。文春のコラムは楽しく読んでいたのでこの本を購入したのだが、あらためて李啓充氏の語りに感動させられてしまった。もちろんレッドソックスの不幸な?戦績が中心となっているのだが、他にも選手個人のエピソードなど満載である。
李氏は、医師をやめてコラムニストになったようであるが、ということはMLBには氏以前にもたくさんの秀逸なコラムニストがいたということであろう。NPB代表としては、玉木正之氏と宇佐美哲也氏が惜しいところまで行っていたと思うのだが、この分野ではMLBの完勝と言うことになるのか・・・。
ぜひ文庫化していただき、たくさんの人に読んでもらえればと思う。
2008年5月6日に日本でレビュー済み
振れ幅の大きいことと言ったらない。レッドソックスに対する無条件の愛と、ヤンキースへの根深い憎悪がたっぷりまぶされた、珠玉のメジャーリーグコラム集。両極端の感情にぐわんぐわん振れながら、数々のMLBうんちくを提供してくれる。扱うのは歴史やゴシップから選手の社会貢献まで、守備範囲の広さはかなりのもの。ハーバード大医学部助教授から文筆家に転身した筆者らしく、ドクターの博識をにじませながら、他ではなかなか語られない薬物汚染の実態も鋭く指摘している。「ふ〜ん」と軽く流してしまう小ネタじゃなく、「へぇ〜〜〜」と強く唸らされるネタばかり。『週刊文春』連載時は「大リーグファン養成コラム」と銘打たれていたが、当初の目論見は見事に達成されていると思う。この本を読んで、実際に何人もの選手を好きになった。
2008年5月18日に日本でレビュー済み
新聞やテレビのニュースでは目にすることのないこぼれ話が楽しい。「メジャーリーグちょっといい話」は必読! 泣けます。