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いま自分のために何ができるか: 新渡戸稲造の名著『修養』を読む 単行本 – 1993/10/1
新渡戸 稲造
(著)
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日1993/10/1
- ISBN-104837915280
- ISBN-13978-4837915287
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
人生は"理想の自分"実現のための真剣勝負である。信念を持ち、自己に打ち克ち、苦境にも負けずに進むこと…。人生を生きるための最高の知恵を名著「修養」に読む。
登録情報
- 出版社 : 三笠書房 (1993/10/1)
- 発売日 : 1993/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
- ISBN-10 : 4837915280
- ISBN-13 : 978-4837915287
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,499,520位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に為になることが書かれてあり、読むべきに値する本です。
2009年10月18日に日本でレビュー済み
新渡戸稲造の「修養」という本を、一部、古いところを削除し、かなづかいを改め、編集したものだとのこと。
人生のその時点、その時点で、できることとやるとよいことが違うかもしれない。
迷うことがあったら、本書に立ち返るとよいかもしれない。
人生のその時点、その時点で、できることとやるとよいことが違うかもしれない。
迷うことがあったら、本書に立ち返るとよいかもしれない。
2003年10月29日に日本でレビュー済み
明治を代表する教育者、国際人として名高い新渡戸稲造の名著『修養』を時代に即した部分を抽出し、現代語訳したものが本書です。「修養」という言葉を耳にすることは最近では稀で、渡部昇一氏が好意をもって紹介している程度でしょうか。修養本は、平たく言えば、人間としてより良く生きるためのハウツー本といえます。
修養は人間関係の中に摩擦を少なくし、それと同時に自分の理想に邁進する方法だと私は考えています。修養本にはやたらと高い理想を押し付けるものと人間関係の摩擦を減らして軽やかに生きる術を解いたものの2種類があります。本書は時代柄やや前者を含みますが、新渡戸稲造が教育者だったためか後者の示唆に富んでいます。無理をするより、より適した方向へ移行することを良しとする姿勢です。
いくつか感銘を受けた点を紹介します。
①2階に住むべき者が3階に住んでもうまくいかない。彼は職業選択に際して自分の性質と嗜好に従って決めることを説きます。「刻苦勉励により全てのことは上達する」という意見は勇ましいですが、彼は「これを職業選択の最良の道と信じることはできない」とはっきり述べています。就職活動の面接で内定が欲しいあまりについ言ってしまう学生は多いでしょうが、就職後3年以内の離職率の高さを考えるとうっかり言えない言葉です。
②嫌味や皮肉に対しては、議論ではどうすることもできない。この場合、取るべき手段は自分の意志を体で表す、すなわち殴ることが良策である。意外に感じた一節でしたが、腑に落ちる言葉です。学校ではいずれの種類の暴力もいけないと教え込まれていますが、力で分からせることも方法の一つです。
このように現代の世相を鑑みると改めて新渡戸稲造の意見の大切さが浮かんできます。これは現代語訳に際して、時代にそぐわない部分を削った竹内氏の功績です。今もなお多くの示唆を与える秀著です。ぜひ一読をお勧めします。(
修養は人間関係の中に摩擦を少なくし、それと同時に自分の理想に邁進する方法だと私は考えています。修養本にはやたらと高い理想を押し付けるものと人間関係の摩擦を減らして軽やかに生きる術を解いたものの2種類があります。本書は時代柄やや前者を含みますが、新渡戸稲造が教育者だったためか後者の示唆に富んでいます。無理をするより、より適した方向へ移行することを良しとする姿勢です。
いくつか感銘を受けた点を紹介します。
①2階に住むべき者が3階に住んでもうまくいかない。彼は職業選択に際して自分の性質と嗜好に従って決めることを説きます。「刻苦勉励により全てのことは上達する」という意見は勇ましいですが、彼は「これを職業選択の最良の道と信じることはできない」とはっきり述べています。就職活動の面接で内定が欲しいあまりについ言ってしまう学生は多いでしょうが、就職後3年以内の離職率の高さを考えるとうっかり言えない言葉です。
②嫌味や皮肉に対しては、議論ではどうすることもできない。この場合、取るべき手段は自分の意志を体で表す、すなわち殴ることが良策である。意外に感じた一節でしたが、腑に落ちる言葉です。学校ではいずれの種類の暴力もいけないと教え込まれていますが、力で分からせることも方法の一つです。
このように現代の世相を鑑みると改めて新渡戸稲造の意見の大切さが浮かんできます。これは現代語訳に際して、時代にそぐわない部分を削った竹内氏の功績です。今もなお多くの示唆を与える秀著です。ぜひ一読をお勧めします。(