基本的に速読と変わらない内容で、プラスして勉強の環境作りとか学習の進め方とか使えるツール紹介とかを書いていた感じ。
とにかく基本としては
「いろんなものごとに自分を噛ませる」「物事に対して「受け」にならない」
ことだと言っている(自分の言葉にしたけど)
例えば勉強にしても勉強が難しい、いまひとつ流れがつかめない、すぐに何を学習しているか忘れてしまうと言った時があるかもしれないが、それは学習に「流されている」状態で、自分が何を主体的に取り組んでいるのか、何を目標としているのか(この作品は資格試験をある程度想定においているから何の試験に合格してどうそれを使うのか、など)に関する意識が弱まっている状態であると言っている。
そのため、勉強していて「うまくいってないな」と感じたら自分の中で何を今学んでいるのか、それがどう全体の中で位置付けられるのかを考えてみる。それらは「自分は」の観点から語られる。そうすることでその分野の学習のゴールが見えるから同じように勉強していても見えてくる情報が違うようになる。
全体の中で今何を学んでいるのかがわかるようになれば「ストーリー」が作れる。そうしてさらに好奇心を掻き立てられると共に流されない学習ができるということ。
それこそが筆者が言う「速学」である、と思う。
後は勉強するための環境づくりとして
・時間→隙間の時間を作る、他人に任せる
・環境→いろいろ工夫をして(多分自分がよくわかっているはず)bestを作る
・情報→ノートを作る、本をじぶんが使いやすいように改造する
などを挙げていて、最後にPCの使い方などを書いている。
ちょっと本として古いし最後の方は時代の違いを感じるけども、速読を学習に拡大して考えると言った意味では面白いと思う。
中々にわがままというか自分が強そうな人だけども、このくらい「自分」を関与させて目的意識を持つことはなかなかできないし、そうすることで見えてくるものもあるんじゃないか(弁護士と通訳と公認会計士は無理だけども)と思わせる。
要は頭の整理ということ。
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ス-パ-「10倍速学術」 単行本 – 2002/5/1
黒川 康正
(著)
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104837919626
- ISBN-13978-4837919629
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
どんな分野を学ぶにも効果抜群の「速学の鉄則」を徹底紹介。面白いほど頭に入る、最強・最速の勉強法とは? 努力のムダ、時間のムダはこれで一切なくなる! 99年刊「スーパー「速学術」」を大幅改訂して再編集。
登録情報
- 出版社 : 三笠書房 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 4837919626
- ISBN-13 : 978-4837919629
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,681,423位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,356位生涯教育
- - 11,509位倫理学入門
- - 106,433位教育・学参・受験 (本)
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2012年1月8日に日本でレビュー済み
2006年9月10日に日本でレビュー済み
東京大学経済学部卒業、超難関試験の司法試験・公認会計士試験・(通訳? コレが超難関かはさておき)
兎に角、上記2つの知名度の高い難関試験を合格している人が、書いた本で【これで努力のムダ・時間のムダが一切なくなる】【スーパー 10倍速学術】なんて、書かれていたら、かなり一般人としては興味があり楽しみにしていました。
しかし、タイトルに10倍速学術、なんて書いている割に大した根拠がある数値でもないし、目次欄に書かれていることは、かなり文章の誇大化がされていて実際の、文の内容との差に驚かされます。
黒川氏がかなり努力して、今の地位を築き上げたことは尊敬できますが、書かれている内容は【私流】と、書き連ねているにもかかわらず、どこか他でも読んだような、古臭く感じてしまいました。
兎に角、上記2つの知名度の高い難関試験を合格している人が、書いた本で【これで努力のムダ・時間のムダが一切なくなる】【スーパー 10倍速学術】なんて、書かれていたら、かなり一般人としては興味があり楽しみにしていました。
しかし、タイトルに10倍速学術、なんて書いている割に大した根拠がある数値でもないし、目次欄に書かれていることは、かなり文章の誇大化がされていて実際の、文の内容との差に驚かされます。
黒川氏がかなり努力して、今の地位を築き上げたことは尊敬できますが、書かれている内容は【私流】と、書き連ねているにもかかわらず、どこか他でも読んだような、古臭く感じてしまいました。
2005年4月4日に日本でレビュー済み
社会人が勉強するための一般的な心構えなどは、
人によっては役に立つ部分があるかもしれません。
しかし、この手の本を読んだことがある方なら何処にでも書いてあるような内容なので、
得るものは多くないでしょう。
いざ具体的な勉強方法の部分になると、
テープの活用法(今時テープですよ、テープ)が述べられていたりするので、
それだけで時代遅れな感じがして読む気が半減してしまいます。
人によっては役に立つ部分があるかもしれません。
しかし、この手の本を読んだことがある方なら何処にでも書いてあるような内容なので、
得るものは多くないでしょう。
いざ具体的な勉強方法の部分になると、
テープの活用法(今時テープですよ、テープ)が述べられていたりするので、
それだけで時代遅れな感じがして読む気が半減してしまいます。
2010年3月26日に日本でレビュー済み
内容的には、やや古さを感じさせますが、基本的な考え方は今でも応用できます。
2005年9月8日に日本でレビュー済み
タイトルから「速聴」「速読」とは違う「速学」という言葉は、どのよ
うなものか?どんな技術なのか?と思われる方もいるのでは?
この書籍は、「資格三冠王」と呼ばれる著者が自ら考えた方法で難解な
資格取得を実現した事を「速学術」として紹介されているものです。
「速読」に興味を持つ人には、「速読」との違いについて知りたい所だ
と思いますが、著者が言う所では、速読は速学の一部だと・・・・・
大きな概念での話しでありながら、核心部分の説明もあり、反面知りた
い所の説明がなかったりと・・・分りにくかったと思います。
今までにない新しい言葉である「速学術」を期待していましたが、他と
似たところが多々あるように感じたのは私だけでしょうか?
うなものか?どんな技術なのか?と思われる方もいるのでは?
この書籍は、「資格三冠王」と呼ばれる著者が自ら考えた方法で難解な
資格取得を実現した事を「速学術」として紹介されているものです。
「速読」に興味を持つ人には、「速読」との違いについて知りたい所だ
と思いますが、著者が言う所では、速読は速学の一部だと・・・・・
大きな概念での話しでありながら、核心部分の説明もあり、反面知りた
い所の説明がなかったりと・・・分りにくかったと思います。
今までにない新しい言葉である「速学術」を期待していましたが、他と
似たところが多々あるように感じたのは私だけでしょうか?
2003年10月1日に日本でレビュー済み
さまざまな学習法が紹介されており、自分の
学習法に自信がない方には一読の価値があり
ます。
ただ、紹介されている具体的な学習法の多くは、
よほど強いモチベーションを維持できないと、
真似できないものが多いように感じます。
学習法の概念を理解した上で、自分なりに「加工」
する必要があるでしょう。
学習法に自信がない方には一読の価値があり
ます。
ただ、紹介されている具体的な学習法の多くは、
よほど強いモチベーションを維持できないと、
真似できないものが多いように感じます。
学習法の概念を理解した上で、自分なりに「加工」
する必要があるでしょう。
2003年5月4日に日本でレビュー済み
社会人が時間を有効に利用して、資格取得や自己実現のために勉強をする、それは素晴らしいことだと思います。実際にやろうとすると、時間がないとか今期が続かないとうことで、三日坊主になってしまうわけですが、本書は、そうならないように効果的に学習するためのテクニックをいろいろ紹介しています。
その内容は、目標の持ち方、モチベーションの維持や学習環境、ツールの利用法など多岐にわたっています。ただ、それぞれは突っ込んでいないので、概論編と思って、気になったテクニック(例えば速読とかヒアリング)があったらそれぞれのテーマの本を探すといいのではないでしょうか。
とはいえ、本当に重要なのは「効率的に(○○を)勉強したい」という気になることで、テクニック魔になってしまっても本末転倒かもしれません。
その内容は、目標の持ち方、モチベーションの維持や学習環境、ツールの利用法など多岐にわたっています。ただ、それぞれは突っ込んでいないので、概論編と思って、気になったテクニック(例えば速読とかヒアリング)があったらそれぞれのテーマの本を探すといいのではないでしょうか。
とはいえ、本当に重要なのは「効率的に(○○を)勉強したい」という気になることで、テクニック魔になってしまっても本末転倒かもしれません。