人を見る目があるとか、ないとか。
いったい何を以って、そういうのでしょう。
非常に直感的なことだと思っていました。
人を見る目を養うという本は、これまでにも数多くありましたが、結果は個人の判断に行き着きます。例えば、企業で人を採用する際に、客観的判断にできるような人を見抜く技術論なんてのは、ほとんど巡り会いませんでした。
本書は非常に科学的に人を見抜く基準や見抜く技術の身につけ方を説いています。そういう意味で、非常に画期的な本だと思います。
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眼力 単行本 – 2004/7/6
齋藤 孝
(著)
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日2004/7/6
- ISBN-10483792087X
- ISBN-13978-4837920878
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
人の上に立って仕事をする人間に必須の能力「眼力」。人物やモノの「本当の力」を見抜くカリスマたちの「眼力」の基準を紹介し、どんな人物も面白いほど見分けられる斎藤式「座標軸思考法」の具体例と作り方について解説する。
登録情報
- 出版社 : 三笠書房 (2004/7/6)
- 発売日 : 2004/7/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 203ページ
- ISBN-10 : 483792087X
- ISBN-13 : 978-4837920878
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,492,544位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,048位倫理学入門
- - 29,953位社会学概論
- - 132,309位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年3月15日に日本でレビュー済み
内容は、他の著作でもなじみのあるものであり、齋藤さんの座標軸やスタイルを改めて認識した。この「眼力」を踏まえて、この本を批評するとしたら、「あんまり力を入れていない著作かな」、「自分自身のために書いているのかな」、そんな印象を抱いた。説得力や読ませる力という点で他の著作よりも劣っていると感じ、客観的な眼力に欠けた本といえる。
2005年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
齋藤氏は「『できる人』はどこが違うのか」などの著書において、少数の要素的な技術を反復練習によって必殺技にまで高めること(氏はこれを「技化」という)の重要性を一貫して説いてきた。本書では他人を評価する能力としての「眼力」をテーマとして取り上げ、その「技化」の方法を説いている。
抽象的になりがちな人物評価能力を、X-Yの座標軸を使うことによって出来るだけ具体的な技術として再提案している点が本書の成果である。スカウトや採用担当者の例が多く紹介されており、そのせいか多少「ビジネス書」的な、または「マニュアル本」的な趣を感じる。しかし、人間のどのような資質(真面目さや器用さ等)を基準として選び、どのように評価するかはあくまで読者に委ねており、自分だけの確固たる判断基準を養うように説いている。
想定される読者像がいまひとつ判りにくいが、人間関係について多少なりとも意識的でありたいと思う人には何らかのヒントを得られるかもしれない。
抽象的になりがちな人物評価能力を、X-Yの座標軸を使うことによって出来るだけ具体的な技術として再提案している点が本書の成果である。スカウトや採用担当者の例が多く紹介されており、そのせいか多少「ビジネス書」的な、または「マニュアル本」的な趣を感じる。しかし、人間のどのような資質(真面目さや器用さ等)を基準として選び、どのように評価するかはあくまで読者に委ねており、自分だけの確固たる判断基準を養うように説いている。
想定される読者像がいまひとつ判りにくいが、人間関係について多少なりとも意識的でありたいと思う人には何らかのヒントを得られるかもしれない。
2009年5月3日に日本でレビュー済み
斎藤式・座標軸思考法、参考になりました。
軸を立てるときのコツは、性質の違う評価基準をクロスさせることを意識すること。
座標軸で評価すると、自分の好みのスタイルを押し付けることを避けて、
客観的に評価することができる。
すぐれた眼力の持ち主は、すぐれた座標軸の評価基準をいくつか組み合わせて持っている。
それを言語化して、外に出すことがあまりない。
著者一押しなのが、自己客観性と自己肯定力の座標軸だ。
中盤からの内容が特によかったが、自分としては、有名人の実例をあげたエピソードがちょっといただけなかった。
軸を立てるときのコツは、性質の違う評価基準をクロスさせることを意識すること。
座標軸で評価すると、自分の好みのスタイルを押し付けることを避けて、
客観的に評価することができる。
すぐれた眼力の持ち主は、すぐれた座標軸の評価基準をいくつか組み合わせて持っている。
それを言語化して、外に出すことがあまりない。
著者一押しなのが、自己客観性と自己肯定力の座標軸だ。
中盤からの内容が特によかったが、自分としては、有名人の実例をあげたエピソードがちょっといただけなかった。