著者の本気が伝わってくる本でした。いくつかの具体的な変わって行った学生の例が紹介されていましたが、著者のゆるぎない学生への愛情が、行間からも伝わってきました。一人でも多くの人たちがこの本に触れて自信を持って教える気持ちを思い出してほしいと思いました。
今日、スタント教授の授業に参加させてもらいました。思った以上に、学生同志の支えあいがあるのには感激しました。
スタント教授の学生への気持ちがこのようなかたちで伝わっていくのだなとあらためて感じました。
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「できない大学生」たちが、なぜ、就職で引っ張りだこになったか 単行本 – 2006/1/1
カワン スタント
(著),
Ken Kawan Soetanto
(原名)
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「あなたも必ず『できる人』にしてみせる!」――勉強嫌い、無気力、無感動の劣等生を企業が欲しがる人材に! 日経新聞『月曜コラム「インタビュー領空侵犯」』で大反響の「熱血先生」のすごい教え方!
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日2006/1/1
- ISBN-104837921752
- ISBN-13978-4837921752
登録情報
- 出版社 : 三笠書房 (2006/1/1)
- 発売日 : 2006/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4837921752
- ISBN-13 : 978-4837921752
- Amazon 売れ筋ランキング: - 995,339位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 71,659位教育・学参・受験 (本)
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2015年1月9日に日本でレビュー済み
彼の講義、Basic Digital Technologyの課題として読むように指示されたので拝読した。
彼の授業を受講したことのある立場として、この本を読んで目を疑ってしまった。一冊の本に傑物の虚像を投影することは容易なことだ。だが本来読者が望むもの、望むべきものは多少いびつであっても実像であるはずだ。
ただ本の内容自体のみに関しては賛成できる点も無い訳ではないので、参考程度に読み流すには良いかもしれない。
彼の授業を受講したことのある立場として、この本を読んで目を疑ってしまった。一冊の本に傑物の虚像を投影することは容易なことだ。だが本来読者が望むもの、望むべきものは多少いびつであっても実像であるはずだ。
ただ本の内容自体のみに関しては賛成できる点も無い訳ではないので、参考程度に読み流すには良いかもしれない。
2008年10月6日に日本でレビュー済み
「やる気のない生徒が8割」という大学の教授である著者が、いかに生徒たちを変え
たかという話。
就職活動に役立つノウハウや気づきが多いわけではないのでご注意を。
基本的に「やる気があればなんでもできる」というスタンスで書かれている。著者
が生徒をどう変えたか、具体的なエピソードが書かれているので教員の方には大いに
参考になるだろう。
ただ、著者自身が生徒に対して愛情を持っていたからこそ、生徒のやる気を引き出す
ことができたのだろう。愛情も何も無いのに著者と同じことをやる教師がいたらウザす
ぎる。そこは注意して読むべきだと思った。あ、そもそも愛情のない教師は「生徒のや
る気を引き出してやろう、変えてやろう」なんて考えないか。
たかという話。
就職活動に役立つノウハウや気づきが多いわけではないのでご注意を。
基本的に「やる気があればなんでもできる」というスタンスで書かれている。著者
が生徒をどう変えたか、具体的なエピソードが書かれているので教員の方には大いに
参考になるだろう。
ただ、著者自身が生徒に対して愛情を持っていたからこそ、生徒のやる気を引き出す
ことができたのだろう。愛情も何も無いのに著者と同じことをやる教師がいたらウザす
ぎる。そこは注意して読むべきだと思った。あ、そもそも愛情のない教師は「生徒のや
る気を引き出してやろう、変えてやろう」なんて考えないか。
2006年5月9日に日本でレビュー済み
研究志向大学に勤務される偉い先生方には何の参考にもならないかもしれないが、著者の考え方と教育実践の方法論には個人的に大賛成。日本の将来を実働部隊として担うのは、圧倒的多数を占める様々なレベルの私立大学卒業生であるからだ。ただし、自分の教え子に愛情を抱かずして著者を模倣するだけでは、かえって自分の身を危うくするだけかもしれない。
2009年2月1日に日本でレビュー済み
こんな素晴らしい先生が早稲田大学にいるのであれば、「有名大学だから」という理由で早稲田進学を考えている高校生も安心だろうと感じました。
それほど熱心で情熱的な魂をもった大学教員の本です。
筆者が実際に行った授業での取り組みが細かく記されていますが、どれも参考になるものばかり。
大学は高い学費を支払って進学しているはずなのに、その授業を寝たり、休んだりして過ごしてしまっている学生が、今では本当に多いと思います。
そんな状況に困っている大学教員は、ぜひこの本を手にとって、熱い授業とは何なのかを根本的に考えてみてほしい。
少子化が進んで、定員割れ大学が半数だというニュースも飛び交っておりますが、そんな中でこの筆者のような熱い教員が日本に増えてほしいと思います。
それほど熱心で情熱的な魂をもった大学教員の本です。
筆者が実際に行った授業での取り組みが細かく記されていますが、どれも参考になるものばかり。
大学は高い学費を支払って進学しているはずなのに、その授業を寝たり、休んだりして過ごしてしまっている学生が、今では本当に多いと思います。
そんな状況に困っている大学教員は、ぜひこの本を手にとって、熱い授業とは何なのかを根本的に考えてみてほしい。
少子化が進んで、定員割れ大学が半数だというニュースも飛び交っておりますが、そんな中でこの筆者のような熱い教員が日本に増えてほしいと思います。
2008年7月30日に日本でレビュー済み
筆者は大学教員は熱意を持てという。さらに、授業内容を社会での実践とつなげるようにしようと提案する。
しかし、大学教員に熱意を持てといっても持てないのではないか。特に、非常勤講師の現状は目に余る。しかも、授業内容を社会での実践とつなげるようにしよう、という提案には乗れない。そうしたら、大学は専門学校と変わらない。大学はもっと抽象的な力を磨く場であっていいと思う。もっとも、そうであっても授業をどうにかしなければならないのは確かである。
しかし、大学教員に熱意を持てといっても持てないのではないか。特に、非常勤講師の現状は目に余る。しかも、授業内容を社会での実践とつなげるようにしよう、という提案には乗れない。そうしたら、大学は専門学校と変わらない。大学はもっと抽象的な力を磨く場であっていいと思う。もっとも、そうであっても授業をどうにかしなければならないのは確かである。