知的好奇心を満足させるには、本業以外のことに使える時間が必要だ。
それを捻出できたかどうかで、人生の豊かさは圧倒的に違ってくるのだということを力説、解説してくれる本。
そして、その時間をどうやったら捻出できるのかということを具体的に教えてくれている。
個人的に刺激的だったのは、
「自分の信条にそった生き方をすることが、幸せを感じる方法である」とか、
「努力感とは脳がやりたくないと抵抗するものをやり遂げることにより生じる」とか、
「集中力とは自分で脳をコントロールすることで、このための訓練が大切」などという内容のところであった。
古い本ではあるが、文章に無理がなくて読みやすいところもよかった。
最後に訳者によるアーノルドベネットという人物に関する解説がある。

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自分の時間 単行本 – 1994/12/31
一日の帳尻を合わせる法、手軽にできる「ものを考える」訓練法など、意欲に満ちた、賢明な1日を過ごすためのヒントを紹介する。
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社三笠書房
- 発売日1994/12/31
- ISBN-104837955142
- ISBN-13978-4837955146
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
一日の帳尻を合わせる法、手軽にできる「ものを考える」訓練法など、意欲に満ちた、賢明な1日を過ごすためのヒントを紹介する。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月27日に日本でレビュー済み
汝自身を知れという言葉があるとおり、どう生きるかとは
「どう自分の時間を過ごしたいのか」と言うことに繋がることを項目ごとに導いているように思えました。
最後の12章の「ゆとりをもって一生を生きるということ」ということに集約されています。
著者の人格や価値観も参考になり、文中で紹介される本も是非読みたくなりました。
「どう自分の時間を過ごしたいのか」と言うことに繋がることを項目ごとに導いているように思えました。
最後の12章の「ゆとりをもって一生を生きるということ」ということに集約されています。
著者の人格や価値観も参考になり、文中で紹介される本も是非読みたくなりました。
2015年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買ってよかったです。
学生なのですが、他の学生にも読んでほしいと思いました。
学生なのですが、他の学生にも読んでほしいと思いました。
2017年3月8日に日本でレビュー済み
私がこれまで読んだ本の中で、本当に良かったと思う本の中の一冊。
現在も同じようなタイトルのハウツー本はたくさん出ているが、本書がそれらと一線を画するのは、本書がテクニック的ではなく、ちょっと考え方を変えることで、時間を有効に使えることを示した点。
最新機器等を使い、作業時間を短縮しても、もっと大きな、まとまった時間をロスしていないだろうか。
繰り返して読み、血肉化としたい本である。
私はこのような本を、これからの時代を担う若者に、ぜひ、読んでほしいと思う。
そして、ぜひ、自分の人生を大事に生きてほしい。
現在も同じようなタイトルのハウツー本はたくさん出ているが、本書がそれらと一線を画するのは、本書がテクニック的ではなく、ちょっと考え方を変えることで、時間を有効に使えることを示した点。
最新機器等を使い、作業時間を短縮しても、もっと大きな、まとまった時間をロスしていないだろうか。
繰り返して読み、血肉化としたい本である。
私はこのような本を、これからの時代を担う若者に、ぜひ、読んでほしいと思う。
そして、ぜひ、自分の人生を大事に生きてほしい。
2008年5月23日に日本でレビュー済み
著者はイギリスでも有名な、著作物も数多い大作家である。
どうしてそれだけの数の著作を書けたのか、そのヒントが
この本の中にある。
筆者は、「時間」は誰にも公平に与えられていて、一定の
速度で進む、唯一絶対の物理的なものであるという概念を
持っている。だからこそ、ことわざで見られる「時間は金」
を拡大解釈し、「時間は金以上」という概念を持っている。
その大切な「時間」をどうやってすごすべきなのか、
ということを展開した本。
時間管理が上手であったからこそ、大作家になれただろう
著者の考えを知れる本。
また、巻末の渡部省一教授による解説も嬉しい。
どうしてそれだけの数の著作を書けたのか、そのヒントが
この本の中にある。
筆者は、「時間」は誰にも公平に与えられていて、一定の
速度で進む、唯一絶対の物理的なものであるという概念を
持っている。だからこそ、ことわざで見られる「時間は金」
を拡大解釈し、「時間は金以上」という概念を持っている。
その大切な「時間」をどうやってすごすべきなのか、
ということを展開した本。
時間管理が上手であったからこそ、大作家になれただろう
著者の考えを知れる本。
また、巻末の渡部省一教授による解説も嬉しい。