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ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 単行本 – 2006/5/8
購入オプションとあわせ買い
良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか―
この「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示した、
アメリカの大ベストセラー。
アメリカでは、この本に書いてあることが、
業界を超えて「大きなうねり」になっている。
日本も例外ではない!
私は、この本の翻訳を二つ返事で引き受けた。
それほど、これからの日本人にとって大きな意味があるからだ。
なぜ、この本が現在の我々にとって重要なのか。
本書には、日本人がこれから一番身につけなければならない
『右脳を生かした全体的な思考能力』と
『新しいものを発想していく能力』
そしてその実現の可能性を検証する左脳の役割などについて
わかりやすくまとめられているからだ。
これからは、これまでの思考の殻を破った
「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)の時代」であり、
本書は、そういう「突出した個人」が持つ「六つの感性」の磨き方を示している。
■目次
第1部 「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)」の時代
なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか
これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」
右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ)
第2部 この「六つの感性」があなたの道をひらく
「機能」だけでなく「デザイン」
「議論」よりは「物語」
「個別」よりも「全体の調和」
「論理」ではなく「共感」
「まじめ」だけでなく「遊び心」
「モノ」よりも「生きがい」
■著者 ダニエル・ピンク
■翻訳 大前研一
- ISBN-104837956661
- ISBN-13978-4837956662
- 出版社三笠書房
- 発売日2006/5/8
- 言語日本語
- 本の長さ349ページ
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登録情報
- ASIN : 4837956661
- 出版社 : 三笠書房 (2006/5/8)
- 発売日 : 2006/5/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 349ページ
- ISBN-10 : 4837956661
- ISBN-13 : 978-4837956662
- Amazon 売れ筋ランキング: - 20,646位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 117位ビジネス交渉・心理学
- - 1,545位経営学・キャリア・MBA
- - 1,559位人生論・教訓
- カスタマーレビュー:
著者について
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1943年、福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13ヶ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男(長男:創希,次男:広樹)。
【略歴】
1943年福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。
1970年6月マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。
1970年(株)日立製作所へ入社。(原子力開発部技師)
1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。この頃書きためたノートを書籍「企業参謀」として1975年に出版。
マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長、を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。
1992年政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任。
1994年20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職。
同年、国民の間に議論の場を作るとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。現在はファウンダー。
1996年起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。
1997年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部総長教授に就任。
1997年~
1998年スタンフォード大学大学院経営学部(MBA)客員教授
1998年(株)ビジネス・ブレークスルー設立、代表に就任。2005年4月に本邦初の遠隔教育によりMBAプログラムとして大学院開校、学長に就任、2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学開校、学長に就任。
2002年中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。
2006年大連の名誉市民に選出。
2007年3月財団法人大塚敏美育英奨学財団設立と同時に理事に就任。
2010年重慶の経済顧問に就任。
2011年CCTV (China Central Television(中国中央電視台))顧問に就任。
2012年4月公益財団法人の移行登記をもって公益財団法人大塚敏美育英奨学財団理事に就任。
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イメージ付きのレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2000年代前半まではブラック企業が多々あったと思いますが、労働環境は大きく変わり、モチベーション2.0を前提にした企業は生存できなくなったと思います。
モチベーション向上の仕組みは現代でも変わらないなと思いました。そういう意味ではピンク氏の言っていたことが現実になったのですね。
自分がどんなことをしていかなければいけないか
考えるきっかけとなった。
AIの発達や情報格差の減少、世界的なナレッジの蓄積など、これから自分が世界に価値を残すために。
古い知識に頼るだけでなく、何かを発想して考えていかなければいけない
そのために、本では右脳を鍛えるとのことだが、全体感を見ながら繋がりや本質的に足りないところを踏まえて考えることかなと感じた。
左右の脳をうまく使える人財になることを目指したい
本書は、それらの疑問に答える決定版といえるかもしれません。
デザイン、物語、調和、共感、遊び心、生きがいというこれからの世界で重要視される六つのコンセプトについて、豊富な具体例をまじえて解説しています。
選択と集中がもてはやされた物質主義の時代が終わろうとした先に控える世界は、あらゆる場ですでに始まっているのだなとあらためて実感します。普通に暮らしていても、様々な場で本書が指摘しているような現象がおきているように思います。(もの消費からこと消費がもてはやされている等)
ちなみに、六つの分野について、どのようにしてそれを伸ばしていくかについても解説があります。自分自身はもちろん、これからの世の中で子供にどんな教育を受けさせるかを考える参考になると思います。
本書は、ビジネス書という体裁をとってはいますが、究極的には人間らしい幸福を入れることについて書かれているようにも思いました。
私たちは、幸福=豊かさという物質主義のままに、「左脳」的なものを追い求めることで、本来人間がもっていた「右脳」的なものを切り捨てたり、軽視したりしてきました。その結果、物質的には豊でも幸福感は薄いという状況が生まれています。
今、私たちが自分を売り込む時にとりあえずの指標としているものが、無価値になっていくかもしれないけれど、本書で掲げられているものがそれにとってかわった時、むしろ幸福感はあがるのではないかと感じました。