京都が好きで、本が好き。
旅行者より、京都で生活を始める人向けのガイドブックになるだろう。
本を片手にくつろげそうな場所や、古本市などの本に関わる生活、主題別の専門書を見つけられそうな場所に、本に関わる職業の人など、地図付きで紹介されている。
装丁もお洒落で綺麗な本で、面白い視点でまとめられていると思った。
今住む場所にもようやく馴染んで愛着を持つようになったが、かつて住んでいた町は私にはいまだ思い出深い特別な場所である。
自分の身の回りでも、こういう感じの自分だけの隠れ場所をいくつか見つけられたらいいな。
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京都読書空間 (act books 4) 単行本 – 2005/10/1
- 本の長さ111ページ
- 言語日本語
- 出版社光村推古書院
- 発売日2005/10/1
- ISBN-10483810359X
- ISBN-13978-4838103591
登録情報
- 出版社 : 光村推古書院 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 111ページ
- ISBN-10 : 483810359X
- ISBN-13 : 978-4838103591
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,075,237位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月21日に日本でレビュー済み
私は、本棚や読書をしている人達の写真を眺めるのが好きです。
この本は、数年前に、ここでその類の書籍を適当に探している時に発見しました。
書影を見て、装丁が面白いので、思い切って購入しました。
結局、私にとって、この本は、数年に1度、出会うか否かの至福の一冊となりました。
雨を見るための中庭を設けたブックカフェや、
古民家を利用した味わい深い一室、
新しい文学運動の胎動を予感させる酒場など、
京都にある色々な読書空間を紹介した本です。
同時に、この本自体が、1つの至福の読書空間でもあります。
書架、本の置かれた机、ページに目を落とす人達の姿、
それらが、光の強すぎない、甘い色合いで、写真に収められています。
添えられた文章も、情報は伝えつつも、その筆致はどこかしらのんびりとしていて、
日曜の昼間に、一人でぶらりと散歩に出たような長閑な気持ちにさせられます。
しばらくその写真に見入って、ふと本を置くと、何だか読書がしたくなって来る。
そこで、刺激の強すぎない、私小説か何かを、2、3ページめくる。
そして、またこの本の空気を、ぱらぱらと数ページばかり、吸い込む。
夢見心地に、読書空間にいるような錯覚を味わいつつ、私小説を手に取る。
このようにして行われた読書の後味は、本当に何とも言えないものがあります。
私がこの本で一番好きなページは、最初の絵本風の序文です。
本を開いて、文字をひろって行くことの楽しさを、思い出させてくれます。
書物に有益な情報を求めるばかりで、殺伐としていた心を、和らげてくれます。
食事やお茶を楽しむような、そんな読書も、あっていいんじゃないか。
中間に挟まれた森毅さんの随筆にも、同趣旨のことが書かれています。
あなたも、贅沢な読書時間に舌鼓を打ってみませんか?
無論、京都を訪ねた際の読書案内としても、最適だと思います。
この本は、数年前に、ここでその類の書籍を適当に探している時に発見しました。
書影を見て、装丁が面白いので、思い切って購入しました。
結局、私にとって、この本は、数年に1度、出会うか否かの至福の一冊となりました。
雨を見るための中庭を設けたブックカフェや、
古民家を利用した味わい深い一室、
新しい文学運動の胎動を予感させる酒場など、
京都にある色々な読書空間を紹介した本です。
同時に、この本自体が、1つの至福の読書空間でもあります。
書架、本の置かれた机、ページに目を落とす人達の姿、
それらが、光の強すぎない、甘い色合いで、写真に収められています。
添えられた文章も、情報は伝えつつも、その筆致はどこかしらのんびりとしていて、
日曜の昼間に、一人でぶらりと散歩に出たような長閑な気持ちにさせられます。
しばらくその写真に見入って、ふと本を置くと、何だか読書がしたくなって来る。
そこで、刺激の強すぎない、私小説か何かを、2、3ページめくる。
そして、またこの本の空気を、ぱらぱらと数ページばかり、吸い込む。
夢見心地に、読書空間にいるような錯覚を味わいつつ、私小説を手に取る。
このようにして行われた読書の後味は、本当に何とも言えないものがあります。
私がこの本で一番好きなページは、最初の絵本風の序文です。
本を開いて、文字をひろって行くことの楽しさを、思い出させてくれます。
書物に有益な情報を求めるばかりで、殺伐としていた心を、和らげてくれます。
食事やお茶を楽しむような、そんな読書も、あっていいんじゃないか。
中間に挟まれた森毅さんの随筆にも、同趣旨のことが書かれています。
あなたも、贅沢な読書時間に舌鼓を打ってみませんか?
無論、京都を訪ねた際の読書案内としても、最適だと思います。
2005年10月27日に日本でレビュー済み
ひっそりと佇むとっておきの場所、そんな場所には本がとてもよく似合います。
「京都読書空間」はそんな本にまつわるお店をピックアップしたものです。
雰囲気と味のある装丁、柔らかい文章が特徴。
所々見られる挿絵もとても可愛らしい感じです。
古くから愛されている書店やゆったりと読書できそうな喫茶など、本が大好きな人に是非読んでもらいたい1冊です。
もちろん京都が大好きな人にもおすすめ。
こだわり図書館やちょっと不思議な書店なんかも掲載されています。
京都と本の関係ってなんだかとっても魅力的だと感じることができるのでは?
京都の本屋さん、ブックカフェを全部回ってみるものいいかも!
「京都読書空間」はそんな本にまつわるお店をピックアップしたものです。
雰囲気と味のある装丁、柔らかい文章が特徴。
所々見られる挿絵もとても可愛らしい感じです。
古くから愛されている書店やゆったりと読書できそうな喫茶など、本が大好きな人に是非読んでもらいたい1冊です。
もちろん京都が大好きな人にもおすすめ。
こだわり図書館やちょっと不思議な書店なんかも掲載されています。
京都と本の関係ってなんだかとっても魅力的だと感じることができるのでは?
京都の本屋さん、ブックカフェを全部回ってみるものいいかも!
2016年4月24日に日本でレビュー済み
装丁に惹かれ購入しました。
今まで知らなかった光村推古書院、京都朝あそび、京都語源案内、京都石碑探偵、京都の不思議 など京都に纏わる
本を出版されています。とても丁寧でセンスが光る編集です。
本にまつわるコラム、LIBRARY,OLD BOOK STORE,BOOK STORE 1,2と所謂
旅行雑誌や案内書にないセレクトです。
本好きが、足しげく通うような個性のあるお店ばかりです。
情報の処理の仕方が、うまいです。
今まで知らなかった光村推古書院、京都朝あそび、京都語源案内、京都石碑探偵、京都の不思議 など京都に纏わる
本を出版されています。とても丁寧でセンスが光る編集です。
本にまつわるコラム、LIBRARY,OLD BOOK STORE,BOOK STORE 1,2と所謂
旅行雑誌や案内書にないセレクトです。
本好きが、足しげく通うような個性のあるお店ばかりです。
情報の処理の仕方が、うまいです。
2006年4月16日に日本でレビュー済み
皆さんはどこで読書をしていますか。自宅で落ち着いて読むのもまた良し。しかしながら外に出てお気に入りの場所を見つけて、そこで読書をする。いつもとは違う雰囲気で読書をする。
本書では京都を舞台にした本にまつわる空間を取り上げている。それはブックカフェだったり私設図書館だったりする。ゆったりとくつろげる場所が紹介されている。
こういう場所を見つけるとまた読書の楽しみが深まるかもしれませんよ。
本書では京都を舞台にした本にまつわる空間を取り上げている。それはブックカフェだったり私設図書館だったりする。ゆったりとくつろげる場所が紹介されている。
こういう場所を見つけるとまた読書の楽しみが深まるかもしれませんよ。