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日本語の歴史 1 ―方言の東西対立― 単行本(ソフトカバー) – 2010/4/15
柳田 征司
(著)
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もうすぐ春だ。
――もうすぐ春じゃ。
はやく起きろ。
――はよ起きい。
東西方言の違いは、いつ、どのようにして、なぜ、生じたのだろうか?
【目次】 はじめに
一、 先学の研究―基層語説と方言周圏論と
現代諸方言間に認められる顕著な違い
「子音優位の東部方言と母音優位の西部方言」
基層語説
方言周囲論―伝播と内的変化
二、 ハ行動詞の促音便とウ音便
室町時代京都における音便
室町時代・江戸時代初期東国資料における音便
江戸時代後期東国における音便
平安・院政・鎌倉時代の京都における音便
平安・院政・鎌倉時代の東国における音便
二つの音便の生起
促音便からウ音便へ
オ段長音の開合の混同
山陰地方と沖縄方言
ハ行動詞のラ行化
J.ロドリゲス『日本大文典』の記述
「買って」と「借りて」
三、 東部方言における促音の多用
現代東部方言における促音多用
東部方言における促音多用の由来
四、 形容詞連用形の音便
室町時代以前の音便
東部方言のウ音便
東西対立の成功
J.ロドリゲスの記述と『醒酔笑』の笑話
五、 断定の助動詞「ダ」と「ジャ」「ヤ」
希頊周顓講『論語講義筆記』の「ダ」「ヂヤ」
「ダ」・「ヂャ」二形の成立
エ段音の口蓋化
「ダ」・「ヂャ」東西対立の成立
六、 打消の助動詞「ナイ」と「ン」
東歌・防人歌の「ナフ」
「ナフ」の語源
大和に「ナフ」が生まれなかったわけ
「ナフ」から「ナイ」へ
七、 命令形「起きろ」と「起きよ」「起きい」
東歌・防人歌の命令形
「~レ」形の成立
東部方言におけるカ変動詞「来る」の命令形
東歌・防人歌に見える連体形「~ロ」
東歌・先持ち歌以外にも見られる連体形O形
連体形O形の起源
「~ヨ」形から「~ロ」系を生じた方言と生じなかった方言
東部方言における命令形「~ロ」
八、 東京式アクセントと京都式アクセント
京都アクセントと東京アクセントの分岐
分岐の時期
方言間における特殊音素の独立度の違い
音便によって生じた特殊音素
上代における特殊音素
特殊音素の独立
音便の定着とアクセント体系の分岐
全国主要都市アクセント体系
全国主要都市の名詞のアクセント
二音節第五類名詞のアクセント
名詞への影響の実際
三音節第七類名詞のアクセント
四音節名詞のアクセント
二音節名詞のその他の類のアクセント
特殊音素の独立度の違いの生起
九、 母音連続の融合と非融合
融合する方言と融合しない方言
V+i
V+u
〈名詞+格助詞「へ」〉・〈名詞+格助詞「を」〉の融合と非融合
a+e
おわりに
あとがき
――もうすぐ春じゃ。
はやく起きろ。
――はよ起きい。
東西方言の違いは、いつ、どのようにして、なぜ、生じたのだろうか?
【目次】 はじめに
一、 先学の研究―基層語説と方言周圏論と
現代諸方言間に認められる顕著な違い
「子音優位の東部方言と母音優位の西部方言」
基層語説
方言周囲論―伝播と内的変化
二、 ハ行動詞の促音便とウ音便
室町時代京都における音便
室町時代・江戸時代初期東国資料における音便
江戸時代後期東国における音便
平安・院政・鎌倉時代の京都における音便
平安・院政・鎌倉時代の東国における音便
二つの音便の生起
促音便からウ音便へ
オ段長音の開合の混同
山陰地方と沖縄方言
ハ行動詞のラ行化
J.ロドリゲス『日本大文典』の記述
「買って」と「借りて」
三、 東部方言における促音の多用
現代東部方言における促音多用
東部方言における促音多用の由来
四、 形容詞連用形の音便
室町時代以前の音便
東部方言のウ音便
東西対立の成功
J.ロドリゲスの記述と『醒酔笑』の笑話
五、 断定の助動詞「ダ」と「ジャ」「ヤ」
希頊周顓講『論語講義筆記』の「ダ」「ヂヤ」
「ダ」・「ヂャ」二形の成立
エ段音の口蓋化
「ダ」・「ヂャ」東西対立の成立
六、 打消の助動詞「ナイ」と「ン」
東歌・防人歌の「ナフ」
「ナフ」の語源
大和に「ナフ」が生まれなかったわけ
「ナフ」から「ナイ」へ
七、 命令形「起きろ」と「起きよ」「起きい」
東歌・防人歌の命令形
「~レ」形の成立
東部方言におけるカ変動詞「来る」の命令形
東歌・防人歌に見える連体形「~ロ」
東歌・先持ち歌以外にも見られる連体形O形
連体形O形の起源
「~ヨ」形から「~ロ」系を生じた方言と生じなかった方言
東部方言における命令形「~ロ」
八、 東京式アクセントと京都式アクセント
京都アクセントと東京アクセントの分岐
分岐の時期
方言間における特殊音素の独立度の違い
音便によって生じた特殊音素
上代における特殊音素
特殊音素の独立
音便の定着とアクセント体系の分岐
全国主要都市アクセント体系
全国主要都市の名詞のアクセント
二音節第五類名詞のアクセント
名詞への影響の実際
三音節第七類名詞のアクセント
四音節名詞のアクセント
二音節名詞のその他の類のアクセント
特殊音素の独立度の違いの生起
九、 母音連続の融合と非融合
融合する方言と融合しない方言
V+i
V+u
〈名詞+格助詞「へ」〉・〈名詞+格助詞「を」〉の融合と非融合
a+e
おわりに
あとがき
- ISBN-10483860422X
- ISBN-13978-4838604227
- 出版社武蔵野書院
- 発売日2010/4/15
- 言語日本語
- 寸法18.8 x 13.1 x 1.6 cm
- 本の長さ208ページ
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商品の説明
著者について
元、安田女子大学専任講師、愛媛大学、奈良女子大学、奈良大学格教授。 現在東洋文庫研究院
登録情報
- 出版社 : 武蔵野書院 (2010/4/15)
- 発売日 : 2010/4/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 483860422X
- ISBN-13 : 978-4838604227
- 寸法 : 18.8 x 13.1 x 1.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,225,181位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月24日に日本でレビュー済み
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東西の方言の差異が万葉集の時代から整然と続いてるわけではなく、多くはもっと後世、ものによっては江戸時代に成立したことを実例をあげながら示しています。最初に読んだのは数年前ですが、正直いって細かいことを延々と書いているなと感じました。最近再読して文献と音韻論に基づいてよく論じていると思い直した次第です。最初の時2回読めば良かったのでしょうね。興味深い日本語論です。
2011年7月22日に日本でレビュー済み
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方言の東西対立についてはだれもが実感している事実です。
この対立について筆者は過去の文献から歴史的な対立を中央、西日本、東日本などでの使用から分析しています。
ウ音便、促音便の使用の実態などを、歴史を通して音声面からの東西対立を分析し、解説されています。
この対立について筆者は過去の文献から歴史的な対立を中央、西日本、東日本などでの使用から分析しています。
ウ音便、促音便の使用の実態などを、歴史を通して音声面からの東西対立を分析し、解説されています。
2011年10月17日に日本でレビュー済み
奈良時代にはすでに文献的に確認できる方言差は、日本語の特徴のとされることもあるが、いつどうのように生じたかというと研究上の課題が多い。本書はこの謎について、日本語史の転換期である室町時代語を議論の起点に迫ったものである。
方言研究に関する「基層語説」「方言周圏論」といった先行研究を踏まえながら、音便・断定、打ち消しの助動詞、命令形、アクセント、母音連続と言った諸項目についてつまぴらかに考察を進めていく。必要以上にテクニカルな議論は、なく比較的読みやすいと思われる。その結果、現代の諸方言は「奈良時代をさかのぼることそれほど遠くない時期に日本列島の上に比較的短い時間の間に広がった」ものであると結論し、異なる言語がったとしても、その痕跡は根幹部分には残っていない、とする。
日本語史・文化史・日本語起源・系統論を論じる上で、大いに視座を提供するものであろう。
方言研究に関する「基層語説」「方言周圏論」といった先行研究を踏まえながら、音便・断定、打ち消しの助動詞、命令形、アクセント、母音連続と言った諸項目についてつまぴらかに考察を進めていく。必要以上にテクニカルな議論は、なく比較的読みやすいと思われる。その結果、現代の諸方言は「奈良時代をさかのぼることそれほど遠くない時期に日本列島の上に比較的短い時間の間に広がった」ものであると結論し、異なる言語がったとしても、その痕跡は根幹部分には残っていない、とする。
日本語史・文化史・日本語起源・系統論を論じる上で、大いに視座を提供するものであろう。
2011年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の西と東で言葉が大きく違っているという印象は、広く受け入れられているといえるでしょう。本書は東西をひとつの軸、そして中央・地方という対立をもうひとつの軸として、方言の差異がいつごろ、どのようにして現れたのかについて論証しています。ある程度の音声学の知識を前提としており、万人向けとはいえませんが、興味深い論考と思います。