安藤氏が世界的建築家として成功した一番の要素はこの世界旅行であると私は思っている。
この本は連載コラムを集めたもので内容は、旅行記、いうより、旅行先で出会った建築物や絵画などのアート
の他に人物や音楽について思いつくまま書かれたエッセイとなっている。著者がの多才さを感じさせる。
だから文章としてはわかりづらい点もある。旅行先で撮影した写真などは一切ない。
この本の空白にされている下半分のスペースは読者の自由な書き込みスペースに思えて仕方がない。
また著者の国内の建築作品のモノクロ写真も数点あるが、建築作品の紹介、といった感じには見えない。
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安藤忠雄の都市彷徨 単行本 – 1992/5/1
安藤 忠雄
(著)
- 本の長さ185ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日1992/5/1
- ISBN-104838703597
- ISBN-13978-4838703593
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登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (1992/5/1)
- 発売日 : 1992/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 185ページ
- ISBN-10 : 4838703597
- ISBN-13 : 978-4838703593
- Amazon 売れ筋ランキング: - 722,571位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 356位建築家・様式
- カスタマーレビュー:
著者について
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1941年大阪生まれ。建築家。独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。1979年、「住吉の長屋」で日本建築学会賞受賞。イエール大学、コロンビア大学、ハーバード大学の客員教授を務める。1997年から東京大学教授、2003年から同大学名誉教授。日本芸術院賞(1993年)、プリツカー賞(1995年)、国際建築家連合(UIA)ゴールドメダル(2005年)など受賞多数。2010年、文化勲章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『TADAO ANDO Insight Guide 安藤忠雄とその記憶(ISBN-10: 406218298X)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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2016年12月28日に日本でレビュー済み
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2009年1月11日に日本でレビュー済み
この本の最初に置かれた言葉は
「旅は人間をつくる」だ。
ベトナムのフエから始まり、
インドのカシミールに終わる著者の都市彷徨の記録。
執筆時49歳、すでに国際的な建築家の名声を確立した著者が、
この本の中でもっとも数多く言及しているのは、
1965年、25歳に行われた最初の長期間建築視察旅行のことだ。
雑誌ブルータスに連載されていたこともあって、
建築以外の文化的事柄も多く含まれ、読んでいて刺激的だ。
装丁は、本体が白の厚紙で、透明のカバーがかけられ、
通常の単行本よりも、大きめのワイドサイズ。
読みやすい本文レイアウトと、たっぷりとした余白は、
ひとつひとつの都市訪問の記録を、味わい深いものにしてくれている。
「旅は人間をつくる」だ。
ベトナムのフエから始まり、
インドのカシミールに終わる著者の都市彷徨の記録。
執筆時49歳、すでに国際的な建築家の名声を確立した著者が、
この本の中でもっとも数多く言及しているのは、
1965年、25歳に行われた最初の長期間建築視察旅行のことだ。
雑誌ブルータスに連載されていたこともあって、
建築以外の文化的事柄も多く含まれ、読んでいて刺激的だ。
装丁は、本体が白の厚紙で、透明のカバーがかけられ、
通常の単行本よりも、大きめのワイドサイズ。
読みやすい本文レイアウトと、たっぷりとした余白は、
ひとつひとつの都市訪問の記録を、味わい深いものにしてくれている。
2007年7月4日に日本でレビュー済み
大阪出身、ボクサーから建築家へと転身を図った異色の建築家・安藤忠雄のその建築家になるきっかけを作った青年時代の海外の旅行記みたいなものである。
しかし、そんな異例の転身をし、世界的にも有名になろうとは誰が考えたであろうか?また、彼の作品は「住吉の長屋」をはじめとするコンクリート打ち放しのものが多いが、何故か無機質な感じがしない。そして荒唐無稽な感じでも無い。或る一定のベクトルに則っている。
この本の中には、インテリアデザイナー・故・倉俣史朗氏についてだとか、他の建築家についても彼なりの視点で書かれているのは興味深い。
しかし、そんな異例の転身をし、世界的にも有名になろうとは誰が考えたであろうか?また、彼の作品は「住吉の長屋」をはじめとするコンクリート打ち放しのものが多いが、何故か無機質な感じがしない。そして荒唐無稽な感じでも無い。或る一定のベクトルに則っている。
この本の中には、インテリアデザイナー・故・倉俣史朗氏についてだとか、他の建築家についても彼なりの視点で書かれているのは興味深い。