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twinkle (MAG COMICS) 単行本 – 1997/4/1
冬野 さほ
(著)
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日1997/4/1
- ISBN-104838708971
- ISBN-13978-4838708970
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商品の説明
出版社からのコメント
お洒落な女の子たちの間で人気急上昇の冬野さほ。著者初の作品集がついに刊行。絵もストーリーも抜群、江口寿史・高野文子・岡崎京子らが唸った作品世界をぜひ。
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (1997/4/1)
- 発売日 : 1997/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 180ページ
- ISBN-10 : 4838708971
- ISBN-13 : 978-4838708970
- Amazon 売れ筋ランキング: - 380,741位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 209,781位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃の感覚が、とても上手に描かれています。とにかく癒やされます!
2012年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本に描かれるこどもは、みんな大人にとって「都合のいいこども」じゃないところが面白い。
ホームドラマによくある「健気なこども」でもないし、かといってモンスターのように理解不能な存在でもなく、単に小さな大人でもない。
お菓子の包みのセロファン越しに見た世界のように、誰もが見ていたはずのなのに、大人になるとすっかり忘れてしまっていた世界が、この本の中に広がっている。
バラバラの短編を寄せ集めたように見えて、いろいろなモチーフ(ルービックキューブ、猫、くちぶえ、チョコレートなど)があちこちに現れる。一冊の本で一つの物語にはなっていないけれど、全体で一つの世界を形作っているように感じる。その世界に触れたくて、何度でも手に取ってしまう不思議な本。
絶版なのが本当に惜しまれる一冊。
ホームドラマによくある「健気なこども」でもないし、かといってモンスターのように理解不能な存在でもなく、単に小さな大人でもない。
お菓子の包みのセロファン越しに見た世界のように、誰もが見ていたはずのなのに、大人になるとすっかり忘れてしまっていた世界が、この本の中に広がっている。
バラバラの短編を寄せ集めたように見えて、いろいろなモチーフ(ルービックキューブ、猫、くちぶえ、チョコレートなど)があちこちに現れる。一冊の本で一つの物語にはなっていないけれど、全体で一つの世界を形作っているように感じる。その世界に触れたくて、何度でも手に取ってしまう不思議な本。
絶版なのが本当に惜しまれる一冊。
2020年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前持っていて手放してしまったけど、また手にしておきたいと思った本。ちょっと切ない子供の頃を思い出す物語たち。
2007年4月19日に日本でレビュー済み
ハッキリ言って、「cloudy wednesday」だけで5点確定。他はそんなに読んでいない。
この短編は、核となるストーリーが特にあるわけではなく、クリスマス間近の主人公(幼い女の子)の視点でその生活を淡々と描写しているだけの詩のようなマンガである。
世に溢れかえっている「子供」の描写が全て嘘臭く感じられるほど、この作品内の子供はリアルだ。
特に衝撃を受けたのは、作品全体に漂う“幼児特有の倦怠感”である。
ピアノの稽古に対する苦痛。
親との理不尽な契約。
迫るクリスマスに躍る心。
毛糸が肌に当たって痒い。
セロファン越しに見る風景。
不安と喜びと絶望感と高揚感がグチャグチャに混ざったこのカオティックな倦怠を表現し得た作品は、恐らくこの作品以外に存在しない。
胸を締めつけられるような冬の匂いに、私は泣いた。
余談ですが、この作品を大人視点でカバーした高野文子の「cloudy wednesday」も、また違った味わいのある傑作です。
この短編は、核となるストーリーが特にあるわけではなく、クリスマス間近の主人公(幼い女の子)の視点でその生活を淡々と描写しているだけの詩のようなマンガである。
世に溢れかえっている「子供」の描写が全て嘘臭く感じられるほど、この作品内の子供はリアルだ。
特に衝撃を受けたのは、作品全体に漂う“幼児特有の倦怠感”である。
ピアノの稽古に対する苦痛。
親との理不尽な契約。
迫るクリスマスに躍る心。
毛糸が肌に当たって痒い。
セロファン越しに見る風景。
不安と喜びと絶望感と高揚感がグチャグチャに混ざったこのカオティックな倦怠を表現し得た作品は、恐らくこの作品以外に存在しない。
胸を締めつけられるような冬の匂いに、私は泣いた。
余談ですが、この作品を大人視点でカバーした高野文子の「cloudy wednesday」も、また違った味わいのある傑作です。
2005年10月7日に日本でレビュー済み
とにかくうまい。その一言に尽きます。
絵もうまいし、話もうまいし、展開もうまいし、セリフもうまい。
そして、「私って才能あるでしょう」という、てらいのようなものもない。
野球にたとえると、時速170kmのストレートを投げる
ピッチャーというところでしょうか。
その分、表現が先鋭的すぎるので、読む人をかなり選ぶと思います。
特に男性。女性には「よくわからないけど絵がかわいい」という理由で
ウケはいいと思います。
何度も何度も何度も何度も、繰り返して読める、実にいい本です。
絵もうまいし、話もうまいし、展開もうまいし、セリフもうまい。
そして、「私って才能あるでしょう」という、てらいのようなものもない。
野球にたとえると、時速170kmのストレートを投げる
ピッチャーというところでしょうか。
その分、表現が先鋭的すぎるので、読む人をかなり選ぶと思います。
特に男性。女性には「よくわからないけど絵がかわいい」という理由で
ウケはいいと思います。
何度も何度も何度も何度も、繰り返して読める、実にいい本です。
2003年3月17日に日本でレビュー済み
マンガというより、まるで絵本のような本。
パズルみたいなコマ割りとか、表情とか、色とか、セリフとか。
そして『それぞれの人がそれぞれに感じる』お話の数々。
感覚に直接働きかけてきて、とても詩的。
『かわいい』だけでは、語れない内容です。
収録作品の『cloudy wednesday』は、
高野文子さんが『黄色い本』(単行本)でカヴァーしています。
原作とは違った味付けが面白いので、こちらもオススメ★
パズルみたいなコマ割りとか、表情とか、色とか、セリフとか。
そして『それぞれの人がそれぞれに感じる』お話の数々。
感覚に直接働きかけてきて、とても詩的。
『かわいい』だけでは、語れない内容です。
収録作品の『cloudy wednesday』は、
高野文子さんが『黄色い本』(単行本)でカヴァーしています。
原作とは違った味付けが面白いので、こちらもオススメ★
2007年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冬野さんの絵が好きなので楽しめました。ただ、話の展開やコマ割り?が大変個性的なので、漫画というよりは画集のような感覚かなぁと。子供の表現等がすごく素敵な本なので、私は買ってよかったです。漫画として読みたい方は『ポケットの中の君』のほうが読みやすいかもしれません。
2002年4月6日に日本でレビュー済み
まるで絵で描かれた詩のような漫画。
小さな子供たちの感性を、これほどうまくすくいあげた作家は他にはいまい。
幼い頃、すべてのものが驚きだった頃の気持ちを思い出させてくれる。
瞬間の切り取り方が素晴らしい。
ひとコマひとコマがキラキラと輝いているよう。
彼女の作品は、ともすれば「かわいい」の一言で済まされがちだが、
冬野さほのテーマや表現手法は
夫である松本大洋の最近の作品にも、大きな影響を与えているように思う。
小さな子供たちの感性を、これほどうまくすくいあげた作家は他にはいまい。
幼い頃、すべてのものが驚きだった頃の気持ちを思い出させてくれる。
瞬間の切り取り方が素晴らしい。
ひとコマひとコマがキラキラと輝いているよう。
彼女の作品は、ともすれば「かわいい」の一言で済まされがちだが、
冬野さほのテーマや表現手法は
夫である松本大洋の最近の作品にも、大きな影響を与えているように思う。