自分があきらめてはいけないものは何か。
逆にあきらめた方が良いものは何なのか。
そして、あきらめられない苦しみを、
どう扱えばよいのか。
そんな悩みから抜け出す為の、
ヒントをくれる本です。
思いつきを書いたエッセイのようなタイトルですが、
内容は理論的で実践的です。
09/03/08追記
この本は
「あきらめの悪い人 切り替えの上手い人」
と改題され文庫化されました。
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あきらめ上手は生き方上手 単行本 – 2005/1/20
下園 壮太
(著)
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あきらめるには、勇気と決断がいる。がんばり屋で責任感の強い人、物事に粘り強く取り組む人は、なおさらだ。だが、見込みのない物事はさっさと見切り、「あきらめる」ことで、人は次の行動に移ってゆけるもの。そんなポジティブな「あきらめ」のススメ。「あきらめ上手」で、人生ずっとラクになる! 著者は、『人はどうして死にたがるのか』の心理療法カウンセラー、下園壮太氏。
- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2005/1/20
- ISBN-10483871517X
- ISBN-13978-4838715176
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商品の説明
著者からのコメント
長いカウンセリング経歴の中で、私は「人生とはいかにうまく(上手に)さまざまなことをあきらめるかがテーマだ」と考えるようになってきた。私にしてみれば、現代は“あきらめ”が不当に虐げられている社会だと感じる。クライアントの多くが、このあきらめに対する偏見が原因で苦しんでいるからだ。
あきらめることに対する偏見を取り払うと、心の動きが軽くなる。心が軽くなれば、苦しみも少なく、また自分らしい人生を見つけることもたやすくなる。上手にあきらめる人は、精神的な疲労もたまらない。(本文から)
あきらめることに対する偏見を取り払うと、心の動きが軽くなる。心が軽くなれば、苦しみも少なく、また自分らしい人生を見つけることもたやすくなる。上手にあきらめる人は、精神的な疲労もたまらない。(本文から)
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2005/1/20)
- 発売日 : 2005/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 277ページ
- ISBN-10 : 483871517X
- ISBN-13 : 978-4838715176
- Amazon 売れ筋ランキング: - 395,802位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,850位臨床心理学・精神分析
- - 2,456位倫理学入門
- - 57,383位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年4月1日に日本でレビュー済み
前著の「人はどうして死にたがるのか」がかなりの名著であったので続けて読んでみました。ちなみに鬱と闘病中です。
テーマが前著よりも難しいのとボリュームが増えているのとでちょっと最後まで読破するのにエネルギーが必要でした。決して内容が悪いと言うわけではありません。ただ、あきらめ論とともに幸福論も一緒に説明しているため哲学的な部分が多くなり、且つ著者がわかりやすく説明しようとしたためだと思いますが冗長っぽい説明になってしまっている印象を受けました。
ちょっと鬱病の人間にはボリュームと難易度的にツラい感じがしましたが、健常者であればまったく問題ないと思いますので元気なうちに又は回復期に読みたい書籍ですね。
テーマが前著よりも難しいのとボリュームが増えているのとでちょっと最後まで読破するのにエネルギーが必要でした。決して内容が悪いと言うわけではありません。ただ、あきらめ論とともに幸福論も一緒に説明しているため哲学的な部分が多くなり、且つ著者がわかりやすく説明しようとしたためだと思いますが冗長っぽい説明になってしまっている印象を受けました。
ちょっと鬱病の人間にはボリュームと難易度的にツラい感じがしましたが、健常者であればまったく問題ないと思いますので元気なうちに又は回復期に読みたい書籍ですね。
2009年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人が毛嫌いしそうな内容を、カウンセラーの立場から恐れずに踏み込んで書いてくれています。
あきらめるプロセス、なぜ人はあきらめられないのか?
日本人特有のあきらめに対する考え方とは、どうすれば上手にあきらめ上手になるのか、
どんな諦め方がいい諦め方なのか?
色んな角度から見て、対策に至るまで詳しく書いています。
あきらめるプロセス、なぜ人はあきらめられないのか?
日本人特有のあきらめに対する考え方とは、どうすれば上手にあきらめ上手になるのか、
どんな諦め方がいい諦め方なのか?
色んな角度から見て、対策に至るまで詳しく書いています。
2005年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読み、あきらめることで人生がひらけていく
あきらめかたにも上手、下手があり そして他の可能性
を見つけていく手法が書かれていく
もう少し早くこの本が出ていたら可能性が広がっていた
だろう
うつ病の私には、非常に強いマイナス思考があり、
夢をあきらめざる終えなかった
その対処方法が書いてあり、私には毎日のように
後悔があり、この本ではそういうことの対策
が書かれています 様々な対処が書いてあり
私には非常に役立っている
非常に読み易くなっているので、読者にも
役にたつと思う
あきらめかたにも上手、下手があり そして他の可能性
を見つけていく手法が書かれていく
もう少し早くこの本が出ていたら可能性が広がっていた
だろう
うつ病の私には、非常に強いマイナス思考があり、
夢をあきらめざる終えなかった
その対処方法が書いてあり、私には毎日のように
後悔があり、この本ではそういうことの対策
が書かれています 様々な対処が書いてあり
私には非常に役立っている
非常に読み易くなっているので、読者にも
役にたつと思う
2015年3月20日に日本でレビュー済み
最初は、本を読むことにためらいがありました。諦めたくないなと。。。
でもこの本は、諦めることを推奨するものではありませんでした。変に頑張り過ぎて廃人のようになったり、精神の誤作動で自殺したりしないようにと訴え、現実をうまく生きていくスキルが書かれています。
「可能性の低い夢をうまく諦め、もっと可能性のある他の夢を追え。人生そのものを諦めるな。」心に響きました。
でもこの本は、諦めることを推奨するものではありませんでした。変に頑張り過ぎて廃人のようになったり、精神の誤作動で自殺したりしないようにと訴え、現実をうまく生きていくスキルが書かれています。
「可能性の低い夢をうまく諦め、もっと可能性のある他の夢を追え。人生そのものを諦めるな。」心に響きました。
2015年9月5日に日本でレビュー済み
あきらめられない状態が、どんなメカニズムで起こるか詳しく、わかりやすく書いてある点に救われました。
うつになった方や、うつじゃなくても、
弱い自分と戦ったり、仕事サボる人が許せなかったり、あきらめるのが怖い、けど、疲労がたまりにたまって、自分がいったい何をしたいのか分からなくなってる人に読んでほしいです。
うつになった方や、うつじゃなくても、
弱い自分と戦ったり、仕事サボる人が許せなかったり、あきらめるのが怖い、けど、疲労がたまりにたまって、自分がいったい何をしたいのか分からなくなってる人に読んでほしいです。
2009年7月18日に日本でレビュー済み
あきらめるって簡単そうで簡単じゃない。
自分の中の心のプライオリティーを整理しておくことが
あきらめのテクニックにつながるのか・・・
と勉強をさせてもらいました。
強くもなく、弱くもなく、中庸なこの文章には強い説得力と未来への希望の光を感じさせられます。
自分の中の心のプライオリティーを整理しておくことが
あきらめのテクニックにつながるのか・・・
と勉強をさせてもらいました。
強くもなく、弱くもなく、中庸なこの文章には強い説得力と未来への希望の光を感じさせられます。
2005年2月16日に日本でレビュー済み
筆者の優しくおもしろいタッチで楽しみながらに自分の問題の乗り越え方を気づかせてくれる本でした。
人間皆捨てられないものってたくさんありますよね。仕事・趣味・異性関係・・・特にやめなければならないのにやめられない・・・わかっているけどできないもの、それとどう折り合いをつけるのか、今の私はどうすれば良いのかをわかりやすく面白い具体的事例を交えて、そのやめられないメカニズムから語りかけてくれます。
専門的知識を全く必要とせず面白い喩えがいっぱいなので弱っている時にも読めてしまうかも!
あきらめるというよりも幸福になる方向に前進する道しるべのように私は感じました。
問題を持っている人も、普段の生活に退屈さを持っている人も、幸せを継続したい人もきっと何か新たな気づきやヒントが見つかりそうな本だと思います♪
人間皆捨てられないものってたくさんありますよね。仕事・趣味・異性関係・・・特にやめなければならないのにやめられない・・・わかっているけどできないもの、それとどう折り合いをつけるのか、今の私はどうすれば良いのかをわかりやすく面白い具体的事例を交えて、そのやめられないメカニズムから語りかけてくれます。
専門的知識を全く必要とせず面白い喩えがいっぱいなので弱っている時にも読めてしまうかも!
あきらめるというよりも幸福になる方向に前進する道しるべのように私は感じました。
問題を持っている人も、普段の生活に退屈さを持っている人も、幸せを継続したい人もきっと何か新たな気づきやヒントが見つかりそうな本だと思います♪