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こいわらい 単行本 – 2006/10/19

4.0 5つ星のうち4.0 18個の評価

プラダのリュックに一本の棒、それが秘剣こいわらい。女子大生にして美人剣士メグルの大活劇。謎の剣術、見えない敵、鍵を握る人間の死・・・・現代京都を舞台に、圧倒的な筆致で描く、超絶エンタテインメント・ミステリー。
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商品の説明

著者からのコメント

 江戸時代を背景としていないのに時代小説と言われたりしてい
ます。舞台は現代の京都で、主人公のメグルは20歳の女子大生。でも藤沢周
平的美的気分。
 かつてファンタジーノベルズ最終選考に残ったとき、もっとウソを付け、大ぼ
らを吹け、と言われた審査基準に違和感がありました。
 編集者の方々もそう思っていたようで、
「ファンタジーとも言えるけど、新カテゴリーだよね。人情エンターテイメント
で池波正太郎さんのあとを継げるかと思いきや、ハチャメチャな着想は筒井康
隆さんみたいに面白いし」
 ここを出発点にこの話の骨格が決まりました。
 現実をかするウソから始める。飽きることなく伏線を張り巡らせる。歴史に遡
る出来事は正確に時代考証する。「読み走れる」ように、上方しゃべくり漫才リ
ズムを徹底研究する。アガサクリスティのエレガンス、気品と色気は絶対欲し
い。読んで良かった、と思いたい!
 主人公はさまざまな重さに耐えながら走る、走る。でも20歳の女の子。
キャーキャー言いながら、2006年の今を生きています。
 是非ご一読を。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ マガジンハウス (2006/10/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 287ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4838717199
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4838717194
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 18個の評価

著者について

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松宮 宏
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大阪生まれ、東京、ニューヨークで暮らし現在は神戸。小説は虚構。虚構だから伝えられる、人間や世界の真実。アメリカの犯罪小説、イギリスの探偵小説、サスペンス、時代小説、人情話、剣術小説、落語、漫才、新喜劇全部大好き。「バッハのフーガみたいな小説を書きたい。そして、作家的良心を持ちたい。(本人談)」

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
18グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年11月1日に日本でレビュー済み
先日の東京国際映画祭で「こいわらい」が日活からプレゼンされていたようなので早速読みました。映像の世界にいる人間として、改めて目から鱗というか文章という媒体の楽しさに目が覚めた思いです。映像化の際は尺の兼ね合いもあって抽出された要点を強く再現しますが、小説はキャラ設定からモチーフ、伏線の計算まで、慎重かつ深く書かねばなりません。読者を混乱させず渦に飲み込むようにはめ込んでいくにはかなりの力量が要求される世界です。このドラマはひとつのモチーフを押さえながらも表面を事件やらドタバタなどで飾っていますが、あくまでリズミカルで、読者の脳みそに浮かんだ絵を途切らせないまま最後まで持っていってしまっている。世代間では好き嫌いもあるかとは思いますが、こういうタッチの原作は楽しい。もっと読みたかったですね。280ページ程度では短いと感じました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買って一気に読みました。テンポが速くて、先を読ませそうでいて、そうでは無い、そんな感じの作品です。登場人物(?)の扱い方がちょっと赤川次郎風でもあると思う。

内容もおもしろかったけど、何より最初から出てくる題名にもなっているフレーズ「こいわらい」がずっと頭にリフレインしていて、主人公と一緒になって「こいわらい」を探っていく感じが、妙な一体感を感じさせてくれました。あえて注文を付けるなら、京都に4年住んだ私には京都の食べ物をもうちょっと深く描写して欲しかったかな?

最後の最後ににやりとさせる、それがこの作者の味かも知れませんね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月22日に日本でレビュー済み
レビューにあるように一気に最後まで読めるが、それは、決して面白いからではなく「軽い」からだ。 話に対してのツッコミ所は言わないが、料理、植木の表現、折角の京都の町も、読者が京都に住み込むほどの描写能力が作家になく、思いつきで書いたようなエピソードばかり。まるで、小ネタはいいが、トータルでは破綻しているDJプレイのようだ。ノリはいいから高校生までの人には勧めるが、それより上の年代には、いただけない。 「文学」としてではなく、「ゲーム」「アニメ」感覚で読むなら止めませんが、マガジンハウス、カバーイラストで察するべきでした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙で妖しげに微笑む女性。ピンクの文字の「こいわらい」。現代日本に生きる女の子の恋愛小説を期待して開くと、そこは京都を舞台にした平成の時代劇。清水寺の産寧坂を下ったところにある石塀小路の石畳の上で静かに戦う女性。引き込まれ、先が読みたい気持ちと残り少なくなるページ数のジレンマ。あとがきの後、目を上げて空の先にある日本を思いました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月6日に日本でレビュー済み
この本に出会ったのは、大学のある授業でコンテンツビジネスプロデュースの勉強に際してでした。

本を手にしたその日から、『こいわらい』の5文字が放つ強烈なインパクトに惹かれていたのですが、

当初は分からなかったその言葉の意味も、読み進めるにつれ作者の深遠な想いが込められていることに気づかされました。

私は普段あまり本を読まない人間なのですが、

この「こいわらい」に関しては完全に物語にのめり込んでしまって一気に読み終わりました。

スピード感溢れるスリリングな展開は本当に読んでいて爽快です!

主人公、和邇メグルが「棒」とともに繰り広げる気迫溢れるアクションシーンは

この作品の大きな魅力となっていますが、

メグルと五郎との恋模様や緻密に描かれた京都の街並みなど、

実にいろんな角度から楽しめる作品だと思います。

私は音楽作品を制作する人間なのですが、

今まで感じたことのない非常に新鮮なインスピレーションをこの作品から得ることが出来ました。

ぜひ多くの方に読んでいただきたい一冊です!
2007年9月24日に日本でレビュー済み
ジャケ買いしてがっかり…。
美少女が棒を武器に颯爽と活躍する冒険活劇という新鮮さは感じるものの、正直、小説としての素人くささは否めないと感じる。
文章や描写もそうだが、構成もちょっともたっとしている。
なにより、いろんな種明かしを、会話の中で処理してしまっているのが興ざめ。
長々と、昔話を聞かされている間、物語は停滞している。
いろいろ面白そうなキャラクターも出てくるのだが、活かしきれていない感がある。
特に幼馴染の男が本当にただ出てくるだけだった。びっくりした。
少しぐらい活躍するのかと思った。

知識やアイデアは買うが、ツッコミどころが多すぎる。
今後の期待を含め星三つとするところだが、いろんな感想を持つ人がいると、伝える意味であえて星二つ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月23日に日本でレビュー済み
とても面白く、一気に読んでしまいました。

現代の話なのですが、なぜか読み進むうちに時代活劇を読んでいるときと同じ感覚に。。。

徐々に解き明かされる謎と、次から次と迫りくる新しい危機。

やさしい関西弁の感じも良く、わくわく・はらはら・どきどきしながら楽しめます。

登場人物たちもユニークで愛すべきキャラクターたちで、意外と親戚とか友達とか、身近なところにいてもおかしくないような、、、気持ちにさせてくれます。

読み終えたときの爽快さは、時代活劇を読み終えた時のものと同じ感覚で、時代劇好きの方にもお勧めです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月1日に日本でレビュー済み
実は私が買ってきた本なのに、先に小学生の娘が読んでいて、やっとのことで手元に戻ってきていっきに読んだ。テンポがよくて、気持ちいい。最初は「京都宮内庁って何よ」「そんなことあるわけないやん〜」と思っていたのに、松宮宏ワールドに引き込まれて、自分がメグルになっていた。いろんなエピーソードがいろんなところで起こっていて、それぞればらばらなのに、実は全部つながっている。

最後まで読んで、はっはーんときたもんだ。まるで映画のように映像が浮かぶ。主人公メグルは今なら旬の長澤まさみ、それともエロかっこいい倖田來未かな。ともかく一気に読めて気分爽快。例えば大阪から東京への出張の間、なんか気分展開したい週末、映画でも見るような気分で読めばスカーッとした感じになる。読んでみて損はなし。多分対象は20代の女性だと思うけど、内の娘もはまったから10歳から40歳までいける。太鼓判。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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