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私のスフレ 単行本 – 2007/1/18
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- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2007/1/18
- ISBN-104838717601
- ISBN-13978-4838717606
商品の説明
出版社からのコメント
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2007/1/18)
- 発売日 : 2007/1/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 197ページ
- ISBN-10 : 4838717601
- ISBN-13 : 978-4838717606
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,462,001位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 129,140位ビジネス・経済 (本)
- - 372,604位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1954(昭和29)年、山梨県に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろ う」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「み んなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 本朝金瓶梅―お伊勢篇 (ISBN-13: 978-4167476359 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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初読の時はそんなに感じなかったけど、林氏のエッセイとすると「全体的にちょっと辛気臭い」のがちょっと「個人的に林氏に求めてるモノ」と違う。
本書自体は面白い。けど、やっぱり氏のエッセイは傍若無人な程のパワーと力技的華々しさでねじ伏せる感じの方が好みです。
甘酸っぱいというより、むしろほろ苦い。いや、痛い。
いわゆる青春時代や思春期って、ドラマや漫画だと美しく恋愛や友情だらけみたいに
描かれることが多いけれど、林真理子は、「恥ずかしくてみじめったらしさに
充ちている時代」と言い切っている。
ゆえに、このエッセイを読んで、他人事のように無邪気に「もてない女の子って
大変なのね」とかのんきに笑えた人は、きっと幸せで明るい青春を
何の疑問も持たずに送ってきた人だろう。私は、そういう意味では
笑えなかった。引き出しの奥に仕舞い込んで、もうなかったことにしておいた
エピソードをいくつか思い出してしまったほど、他人事じゃなかった。
そして、こういうエッセイを読んでしみじみした時点で、自分はもう若くは無い、
ということを知るのだった。
今は、何もかもを手に入れた強い女性という印象の強い林さんだけど、
恋愛や就職や女の子同士のグループ分けなどのさまざまな場面で、
「選ばれたい自分が選ばれない悲しみ」を味わってきた経験をたくさん
されてきたようで、それをあますところなくこの本に書かれているから、
読んでいるうちに、当時の真理子さんを抱きしめてあげたくなった。
一緒に、18歳の、時には卑屈で臆病なくせに、どこか自分を可能性の
カタマリみたいに思ってた自意識あふれていた頃の自分も。
というわけで、きっぱりと「自分の青春を思い出せる本」と言い切ると
「みじめで恥ずかしかった」と認めちゃうことになるのでなかなか
堂々とはいい難いけど、「何これ」とは絶対に言えない、無視できない
そんな1冊でした。
林真理子が、主に小学生〜大学生のころを振り返ったエッセイなのですが、
当時の自分をきちんと見つめていて、
ものすごく恥ずかしかったであろうことも逃げずに書いていて、読ませます。
「好きな人告白大会」で、自分には彼氏ができないと友達の前で泣いてしまった話とか、読ませました。
また感心するのが、異常なくらい文章力があることです。
それはこの本に掲載されている、子供の頃の文集に載せた作文を見てもわかります。
内容は子供の文章なのに、構成とか言葉選びが、文章のうまい大人でもこうはいくまい、といった感じなのです。
読んでいてすごく爽やか・・・というか、微笑ましいというか、幸せというか、まあ元気なおばちゃん見てると、自分も元気になったりするでしょ。あれだ。
「十五歳の時に戻りたいかと問われたら、
私は即座にノーと答える」
これは私も全く同感である。
私も本当につまらない事でいちいち傷ついていたのだ。
あの頃の小心さをもう一度体験などしていたら、
きっと身が持たないだろう。
しかし、本当に『みずみずしさ』でいっぱいのエッセイ集である。
幼い頃に沢山の感情を感じ取ってしまった事は、
きっと少しは今の自分の糧になっているだろう。
なっているといいのだけれど。
一度は読みたいけどずっと本棚におきたい作品は少ない作家だと思っていました。
でも時々こういう鋭い視線のものがあるから、やっぱりまた彼女の本を買ってしまいます。
「女と言うのは、15歳の時にどういうポジションにいたかということですべてが決まってしまう」こんな風に、
特に女性の中でずっと負け組的なポジションにいた女性の気持ちをここまで書ける作家は他にはいないと思います。
それは彼女が経験したことだからでしょうね。
昔彼女がコンプレックスをいだいていた「きれいで金持ちの都会の女性達」にいまやあこがれられ、
彼女たちからもちやほやされる立場になり、だからこそ書けるエッセイなんだろうな。
途中に出てくる、彼女の子供の時の作文もとてもよかったです。