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ガールズファイル: 27人のはたらく女の子たちの報告書 単行本 – 2007/11/1

3.5 5つ星のうち3.5 5個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ マガジンハウス (2007/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 189ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4838718195
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4838718191
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 5個の評価

著者について

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柴崎 友香
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1973年、大阪府生まれ。大阪府立大学卒業。

99年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」(文藝別冊)でデビュー。

2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞・織田作之助賞大賞、10年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、14年『春の庭』で芥川龍之介賞を受賞。

著書に『きょうのできごと』(行定勲監督により映画化)、『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』、『主題歌』、『星のしるし』、『週末カミング』、『ビリジアン』、『わたしがいなかった街で』、『千の扉』『公園へ行かないか? 火曜日に』『よう知らんけど日記』など。『寝ても覚めても』が映画化され、2018年9月1日公開、カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品。

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
5グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年1月13日に日本でレビュー済み
全26話のインタビュエッセイ「ガールズファイル」と
全13話の連作短編「毎日、寄り道」の2章構成。

副題の「27人のはたらく女の子たちの報告書」は、26人のレポートと、短編の主人公で合計27人なのかな?

「ガールズファイル」では、今まで一度も彼氏ができたことがない二十四歳、わがままなお嬢様、チアにはまる女性…などなど、年齢も職種もまるで違う、でも働いているという観点では同じの26人の「彼女」たちの日々の生活を、インタビュを経てエッセイという形で綴られる。
話の中心はさすが女性が女性に聞くあたり恋愛に重きを置いた話が多い。
じっさい周りに居る居るそんな子、とかあるいは共感出来る人も多く居るのではないだろうか。
各話の頭では、インタビュ対象の女性の紹介を、導入的なコメントが入る。
「転職なんて言葉もあるけれど、やりたい仕事と向いてる仕事はまた別だし、好きなことを目指すだけが、自分に合った仕事を見つけることにつながるわけじゃないとも思う」本文117ページより

とはいえ、インタビュを挟んでいるためか、居心地が悪い時間も多々あった。
柴崎友香の最大の魅力は、何と言っても後述「毎日、寄り道」のような何気ない日常を、独自の視点で切り取り、優しい視点で表す圧倒的な表現力である。
残念ながら、こちらではその魅力が明らかに半減していた。

一方「毎日、寄り道」は柴崎友香節が全開で、心地よく読み進められた。
かつて同じマガジンハウスから刊行された「フルタイムライフ」に雰囲気が非常に似た作品。
営業事務のOLの日常を追う世界は、何気ない毎日や会話をやさしく丁寧に切り取って、彼女独自の表現であらわしてくれる。

「ああすればとかこう言うたらとか…、仮定っていうやつ?そういうのはこれから先のことに使うんちゃうんかなって、最近思う」 ―毎日、寄り道―本文168ページより
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月29日に日本でレビュー済み
夏目漱石『それから』の代助のようなモラトリアムは
かつて青年男子の専売特許の感があったが
本書を読むと、現代においてそれは
完全に20-30代女性の代名詞のようだ。

論理的・統計的分析は無いが
小説も含め、その気分を良く掬い上げている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月23日に日本でレビュー済み
さまざまな個性の女性が出てくるので
こないだ一緒に夜ご飯をともにした後輩の女の子に読ませたい、と思った。
だって彼女は残業が立て込んでたその夜、休憩に出たスパゲティ屋でホワイトクリームをからめながらこう言ったのだ。「一人暮らしの女性って普段仕事のあと、何してるんだろう…」
毎晩、帰りの電車で読むにはぴったり、でも内容なんか物足りないです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート