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おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2 単行本 – 2011/7/7
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- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2011/7/7
- ISBN-104838722508
- ISBN-13978-4838722501
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2011/7/7)
- 発売日 : 2011/7/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4838722508
- ISBN-13 : 978-4838722501
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,068位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,534位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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エルサレム賞の「壁と卵」スピーチや、
カタルーニャ国際賞での、
東日本大震災や福島原発事故のことを語ったスピーチとかですね。
このエッセイの中でも、スピーチの冒頭で使われた部分が出てきます。
スペインのサイン会でキスを求められたってエピソード、
あれはジョークだと思ってたんだけど、
本当だったんですねえ。
何が「僕は最後まで作家として責務を果たします」だか(笑)。
村上さんがインターナショナルな作家になるにつけ、
こういう大きな場面での公的な言葉ばかりが取り上げられますけど、
もう少し「村上ラヂオ」みたいなゆるゆるの文章も認知されると、
そんなにおっかない人じゃないってわかるのなあって、思ったりします。
かちかちの村上さんじゃなく、
ふにゃふにゃの村上さんを味わえる本です。
軽妙で,妙に刺激的で,それでいて聞き流そうとしても聞き流せない。
こういう番組があったら本当に良いと思う。
自分で想像することの楽しさを教えてくれる一冊です。
まず実績から言うと、「村上朝日堂」を初めとして、彼はかなりのエッセイを書いていることは確かであるし、むしろエッセイの名手として定評があると僕は思う。そんな村上が自分ではエッセイは難しいと言うとはどういうことなのだろうか。村上は「誰に向けてどういうスタンスで何を書けばいいのか、もうひとつつかみずらい」と本書で書いている。
村上の小説は物語を強く志向しているし、その傾向はどんどん強くなっていると僕は思っている。おそらく小説に関しては「誰に向けてどういうスタンスで何を書けばいいのか」が良く分かっているということなのだろう。最近の彼の小説は実に良く売れているが、本当は万人向けだとは思えない。彼の小説の強さは、読んでいる読者が、自分こそが村上の言う「誰に向けて」の「誰」に該当しているのではないかと思ってしまう点にあると僕は思っている。読んでいて「これは自分の為の物語だ」と思う人が多いということが、無村上のカリスマだ。
それを踏まえて、エッセイを考えてみるとどうなのか。
これは僕の仮説なのだが、村上のエッセイのかなりの部分に、実は作られた物語ーーフィクションと言っても良いかもしれないーーが埋め込まれているのではないかと思う。エッセイだからと言って、そこに書かれていることが本当でなくてはいけないという理屈は無い。そもそも村上は処女作でハートフィールドという架空の小説家を引用したことでも知られているくらい、したたかな作家なのだ。
ということで「誰に向けてどういうスタンスで何を書けばいいのか、もうひとつつかみずらい」という村上の言葉は額面通りに受け取るべきかどうかは大いに慎重に検討しなくてはならないと僕は思う。まあ、読者としては、作者に上手に騙されることは大事なのだが。
いったい、父親以上に年が離れている著者が、どのような内容を選ぶのであろうか、
と思いきや、自由気ままに実に楽しそうに書いており、その気持ちがダイレクトに
伝わってくる。
特に雑誌のターゲットは気にしていないようで、先述の対象から外れいる人でも
違和感無く読め、読者である私たちまで、楽しい気分になる。
そして、文章以上に、と言っても過言ではない、大橋歩さんの銅版画が素晴らしい。
このエッセーに、この絵か!と唸ること多々あり。
顔、特に目の表情に魅せられ、画集の一面も。
若い子だけでは、もったいない。大人のみなさまも、ぜひ。
そして、anan読者も、毎号、間違っても読み飛ばさないように。
上質なオトナの世界への入り口へ。
このエッセイは片手間すぎて、満足度はイマイチ。
旅行や音楽や映画、この作家が何が好きで、何を考えて、何に興味を持っているか、を
読むだけでいいのに、
おちゃらけエッセイに終始している。「アンアン」の制約があったのだろうか。
名エッセイ『スクラップ』のようなエッセイが読みたいだけなのに。
微妙な力の抜け具合がよいです。
仕事で疲れた帰りに読むと、ほぐれる感じ。。。