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東京の夫婦 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/10
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東京で家族を失った男に、東京でまた家族ができた。
夫は、作家で演出家で俳優の51歳。妻は、31歳の箱入り娘。
東京で出会って、東京で夫婦になった。
ときどきシビアで、ときどきファンタジーで。
東京の夫婦はたくさんいる。そのどれにもドラマがある。
これも一つの東京の夫婦のストーリー。
「大人計画」を主宰し、作家、俳優として活躍する松尾スズキさん。2014年に「普通自動車免許を持った一般の女性」(著者twitterより)と再婚した松尾氏がその結婚生活を綴ったエッセイ「東京の夫婦」(雑誌GINZAで2015年より連載)が単行本化。松尾氏ならではの諧謔的で赤裸々な描写に笑いつつ、ときに本質を鋭く見据えた視点からあぶりだされる「今の社会に漂う閉塞感や歪み」に共感させられる、多面的な魅力を持つ作品となりました。「今までの著作の中で最も文章を練り上げて書いたものの一つ」と著者も認める、34の「結婚」の像。
「この本には、僕が大好きな松尾さんがたくさん詰まっています。」 (帯コメント・星野源)
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社マガジンハウス
- 発売日2017/8/10
- ISBN-104838729618
- ISBN-13978-4838729616
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
20歳下の一般女性と再婚した松尾スズキが語る「何で結婚するのか?」
「大人計画」の主宰者として、また映画やドラマで俳優として大活躍する松尾スズキさん。3年前、20歳年下の一般女性と2度目の結婚をした。
「『GINZA』(女性ファッション誌)で、何かコラムを書いてくれと頼まれたときに、おしゃれな雑誌だし、当時代官山に住んでいたので、ここでのふたりの生活を題材にしようと思いました。代官山って僕の大好きなラーメン屋もないようなキザな街だから。東京では地方から人が出てきて、東京の人になる。出会うはずのない人が出会い、家族を作る。自分たちも含めて、『東京の夫婦』というのはそういうものです。今までの著作の中でも、かなり文章を練り上げて、読みやすさを追求しました。生活自体は大したことではないことが多いので、何を書くか毎日考えています。読ませるものにしたいと」
好きなお笑い芸人の話から、子どもを持たない決断、家族との断絶といった深い話まで。コミカルなだけじゃない、私小説的な文体だ。
「愛情は、婚姻で永遠を約束することではありません。愛を持続させるためには怠慢であってはならないことを知っているのが、2度結婚した強みです」
前の結婚のときにはやってこなかった「記念日を祝う」ことを実行する松尾さん。結婚記念日にバラを100本用意し、妻を泣かせ、1週間の休みにはハワイへ。かわいげのある年寄りになるために松尾さんはがんばる。
まつおすずき/1962年、福岡県生まれ。作家、演出家、俳優。97年『ファンキー! ~宇宙は見える所までしかない~』で岸田國士戯曲賞受賞。2001年『キレイ―神様と待ち合わせした女―』でゴールデンアロー賞受賞。06年と10年には小説が芥川賞にノミネートされる。
「年をとることはつらいです。やりたいことが多すぎて、死ぬまでにとても追いつかない。限界が区切られていくので、剥がれ落ちるものに対してもがき続けています。物覚えの問題もあるし。でも、彼女がいるからだいぶ手間を短縮できる。セリフ覚えを手伝ってくれるので、台詞の多い役を受けられるようになりました」
20年前の著書の中で、松尾さんは、会社を辞め演劇の道で生きることを決めたとき、運転免許を川に捨てたと書いている。劇団員を含め一筋縄ではいかない個性派がまわりを固めているだろう松尾さんのもとに、普通運転免許を持ち、福祉の大学で介護の実習経験も積み、過去に銀行員だった彼女がやってきた。
「夫婦になって生きやすくなりました。ないものを補い合うのが結婚というシステム。何で結婚するか? という考えが、昔は欠落していました。好きであれば何でもいいじゃないかと。今は、ないものを求めてくれるほうが、愛より安心できます」
評者:「週刊文春」編集部
(週刊文春 2017.09.28号掲載)著者について
登録情報
- 出版社 : マガジンハウス (2017/8/10)
- 発売日 : 2017/8/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 184ページ
- ISBN-10 : 4838729618
- ISBN-13 : 978-4838729616
- Amazon 売れ筋ランキング: - 313,394位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,713位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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そんな途方にくれた私に、冒頭の、松尾さんの子持ちに対するキッパリとした見方に心掴まれました。
そういえば私はずっと、大人計画の演劇に惹かれ続けてきた人間でした。
多くの人に支持される、その方がおっしゃる言葉なので、私ももっと自信を持ってもいいのです。
感覚に対する見た事のない比喩表現が適切で
面白すぎる。天才的でした。
ポエム?まるで純文学の一節?のようで、
いやあんな難しい感覚を演劇にしてる方なんだから、純文学的な表現くらい出来るのはあたりまえですよね。
人生紆余曲折、歳を重ねた故の松尾さんの、妻への純真な思いが伝わってくる。
おちゃらけた言葉でも深い意味がありそうな会話の切れ端
そんな繊細な感覚の、それを受け取る30前半の妻は、時折けっこう重かったりもするのだろうか。
だって30代前半なんて、けっこうまだ若い感覚ひきづってたりするし、2人はどう擦り合わせてきたのだろう、これからどう紡いでいくのだろう。
テレビで見る周りの俳優さんやスタッフはどんな感じで見てるんだろ、楽屋で女優さん同士なにか話してたりするんだろうかとか、ちょっと想像してみたりして面白かったです。
ただ妻の会話の受け答えが、素直そうで、気難しく繊細なそうな松尾さんを癒してくれてるんだろうな。 奥さん顔出しして欲しいなぁ
私は今30代で、自分達に子供がいないことと、親の老化が気にかかり始めている。
この本を読んで、それらの事は間違いなく私たちの今後の生活に覆い被さってくるけど生きてはいける、と思うことが出来た。
少なくとも、私はほんの少し息苦しくなくなった。
お母さまの介護にかかるお金うんぬんの扶養の件は、お姉さん怒るのも無理ないと思いますよ。
お父さんの位牌の件も、どうしようもなく悩んだ末に、松尾さんのことを困らせたかったんだろうな・・
松尾さんも日々色々あって苦労されたのだと思うけれど、お姉さんも相当苦しんだと思う。
本のレビューとは言えないかもしれないけど、お姉さんへのエールを送りたくて、レビューを書きました。
どうか穏やかな心を取り戻せますように。
私も夫の14歳年下、ただし子どもがいます。松尾さんが他のエッセイで書かれていたような親子の偽善にとっても同意!するので、子どもとは、そういう親子にになりたくないナと思っています。なので、いずれ夫が亡くなったあと、子に依存せず自分で自分をいかにして幸せにしていくか。そのために今からなにをしたらいいかと、私も思案しているところでした。
つまり、それは年の差婚をした年下妻の共通の課題であって、子どもの有無の問題じゃないです。
だとすると、この奥様への思いはあふれる愛情ってことで・・・もしやこれはのろけ本???
うわぁ、50男のこんなのろけ方ありか。
いろいろと、ニヤニヤしながら読みました。
面白いです。
もうおふざけは封印したのでしょうか
松尾スズキさんコレクションの奥の方に置いてしまいました…
でも、新作は書い続けるのでしょう
TV Brosの連載は読み続けるのでしょう
大人計画30周年!今年も楽しみだ!
松尾さんが子供を持たないことについての考えなどは、私も実はそう思ってるんだよね…と、共感しました。