プロの将棋指しがアジア各国を旅しながら、各地の将棋系ゲームと出会い、(日本)将棋の起源について考察する。
木村義徳著『持駒使用の謎』を読んでいたので将棋の起源に関する仮説は知っていたが、本書には、著者が実際に現地まで行って対局したさいの、体験記としての魅力があふれている。
各国の将棋系ゲームをやってみたくなるとともに、旅に出たくなる、そんな一冊。
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将棋の来た道 単行本 – 1986/12/1
大内 延介
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社めこん
- 発売日1986/12/1
- ISBN-104839600325
- ISBN-13978-4839600327
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登録情報
- 出版社 : めこん (1986/12/1)
- 発売日 : 1986/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4839600325
- ISBN-13 : 978-4839600327
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,282,528位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,905位将棋 (本)
- - 117,776位エンターテイメント (本)
- - 173,232位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2022年6月5日に日本でレビュー済み
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大内先生が如何に将棋がお好きで指すだけじゃ飽き足らず将棋の歴史にまで踏み込んだ!がよく分かります。
2009年4月1日に日本でレビュー済み
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将棋は、世界でいちばん複雑な盤上対局ゲームである。
チェスでは、スーパーコンピュータが人間のチャンピオンに勝てるようになった。
しかし将棋は、「取った駒を手駒として使える」という破天荒なルールにより、その複雑さはチェスの比ではなく、コンピュータはまだまだ人間の名人には勝てないでいる。
極めて面白いゲームであるにもかかわらず、他国に同じものがないのをかねがね不思議に思っていた。囲碁は、韓中と共通しているのに!
本書を読んで将棋のルーツがかなり分かった。「同じもの」はないが、「似たもの」は世界中にたくさんあるのである。どうやらインドで発祥したゲームが、インドシナを経て黒潮交流圏によって日本に到来したものらしい。日本での将棋はそれから千年以上の歴史を閲しているという。そして「手駒」ルールこそは日本で独自に付け加えられたものらしい。
本書はそういう学術的にも意味のある論考が本書で述べられているのだが、読んで楽しいのは著者が将棋(に似たゲーム)を介して各国の「(それぞれの国の)将棋ファン」と交流する様子である。ルールや駒の形は違っても、勝負に熱中する「将棋好き」のビヘイビアは驚くほど万国共通なのだ。各国における歓待ぶりと将棋を通じた交流の様子は実に楽しげであり、かつ「お国ぶり」が顕著に表れていて、読んでいて誠に面白かった。
チェスでは、スーパーコンピュータが人間のチャンピオンに勝てるようになった。
しかし将棋は、「取った駒を手駒として使える」という破天荒なルールにより、その複雑さはチェスの比ではなく、コンピュータはまだまだ人間の名人には勝てないでいる。
極めて面白いゲームであるにもかかわらず、他国に同じものがないのをかねがね不思議に思っていた。囲碁は、韓中と共通しているのに!
本書を読んで将棋のルーツがかなり分かった。「同じもの」はないが、「似たもの」は世界中にたくさんあるのである。どうやらインドで発祥したゲームが、インドシナを経て黒潮交流圏によって日本に到来したものらしい。日本での将棋はそれから千年以上の歴史を閲しているという。そして「手駒」ルールこそは日本で独自に付け加えられたものらしい。
本書はそういう学術的にも意味のある論考が本書で述べられているのだが、読んで楽しいのは著者が将棋(に似たゲーム)を介して各国の「(それぞれの国の)将棋ファン」と交流する様子である。ルールや駒の形は違っても、勝負に熱中する「将棋好き」のビヘイビアは驚くほど万国共通なのだ。各国における歓待ぶりと将棋を通じた交流の様子は実に楽しげであり、かつ「お国ぶり」が顕著に表れていて、読んでいて誠に面白かった。
2018年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こどもの自由研究で「将棋の歴史を調べたい」とのことで購入。kindle版なのですぐに読み始められ、興味深く読みました。全体的に読みやすく、面白かったと思います。