とにかく平易で適切、論理的な日本語の記述がすばらしい。技術系の書籍でこれほど読みやすい本も少ない。
著者がJSFのフリー実装であるMyFacesの日本語化に関わっていることもありJSFの解説はすばらしい。ただし、全ページの半分がJSFの解説に当てられており、肝心のSpringに関しては20ページしか割かれていない。この本だけでJSF/Hibernate/SpringのWebアプリケーションが理解できるとはとうてい思えない。特に、それぞれをどのように連携させるかの記述が浅く、タイトルと内容が一致していない。
しかしながらJSFの入門書だと割り切れば、星5つだとおもう。
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Light Weight Java: JSF/Hibernate/SpringによるフレームワークでWebアプリケーシ 単行本 – 2005/4/1
岡本 隆史
(著)
付属資料:CD-ROM(1枚)
- 本の長さ439ページ
- 言語日本語
- 出版社(株)マイナビ出版
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104839917779
- ISBN-13978-4839917777
商品の説明
出版社からのコメント
本書では、次世代のJavaの標準となりつつあるJSF、O/Rマッピングフレームワーク、DI/IoCコンテナを利用したWebアプリケーション開発のノウハウを解説しています。JSFの実装には、Apache MyFacesを、O/Rマッピングフレームワークには、高いパフォーマンスと豊富なツールのサポートによる使いやすさに定評のあるHibernateを、DIコンテナについては、現在、世界で最も普及しているSpring Frameworkを利用します。
いずれも次世代のJavaを担うフレームワークで、これらの技術に共通しているのは、軽量なPOJO(Plain Old Java Object)を利用していることです。POJOを利用した軽量開発では、ユーザーは普通のJavaBeansを実装するだけでよく、開発は非常に簡単になり、テストも容易に行えるようになります。POJOによる軽量開発こそが次世代のJava技術の鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。
本書では、単に上記のフレームワークを紹介するだけではなく、それらを使って実際にシステム構築を行う中でよく直面する課題とその解決方法についても解説しています。また、EclipseやApache JMeterなどの各種補助ツールを利用することによる効率的な開発・性能試験など、実践的なノウハウについても解説しています。
いずれも次世代のJavaを担うフレームワークで、これらの技術に共通しているのは、軽量なPOJO(Plain Old Java Object)を利用していることです。POJOを利用した軽量開発では、ユーザーは普通のJavaBeansを実装するだけでよく、開発は非常に簡単になり、テストも容易に行えるようになります。POJOによる軽量開発こそが次世代のJava技術の鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。
本書では、単に上記のフレームワークを紹介するだけではなく、それらを使って実際にシステム構築を行う中でよく直面する課題とその解決方法についても解説しています。また、EclipseやApache JMeterなどの各種補助ツールを利用することによる効率的な開発・性能試験など、実践的なノウハウについても解説しています。
登録情報
- 出版社 : (株)マイナビ出版 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 439ページ
- ISBN-10 : 4839917779
- ISBN-13 : 978-4839917777
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,815,356位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 149,614位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、JSF/Hibernate/SpringでのWebアプリの開発効率向上をうたっていますが、それぞれの技術を均等に解説しているわけではありません。
本書の概要は以下の通りです。
1.JSFの解説はかなり充実してます。これがこの本のメインディッシュです。
2.Hibernateの解説では、Hibernateの基本部分をさらっと説明している程度です。が、DBスキーマからマッピングファイルやPOJOを生成するツール(middlegen)の使い方が載っているのは参考になります。
3.Springの解説も、Hibernateと同じく基本をさらっと解説している程度です。
JSFをメインに学びたい人にはお勧めしますが、SpringやHibernateを詳しく学びたい人にはかなり物足りない内容だと思います。
本書の概要は以下の通りです。
1.JSFの解説はかなり充実してます。これがこの本のメインディッシュです。
2.Hibernateの解説では、Hibernateの基本部分をさらっと説明している程度です。が、DBスキーマからマッピングファイルやPOJOを生成するツール(middlegen)の使い方が載っているのは参考になります。
3.Springの解説も、Hibernateと同じく基本をさらっと解説している程度です。
JSFをメインに学びたい人にはお勧めしますが、SpringやHibernateを詳しく学びたい人にはかなり物足りない内容だと思います。
2008年5月25日に日本でレビュー済み
JSFを使ったWEBアプリの実装方法を理解するために本書を購入しました。
JSFをまったく知らない状態で読み始めましたが、図を使った説明が多いので内容が
とても分かりやすいです。JSFを使った基本的なアプリはすぐに作れるようになりました。
他の方も言っていますが、概要を手っ取り早く理解するにはとても効率的な本です。
ただ、内容は浅く広いので、実務で使う場合には、他のより詳しい本が必要になると思います。
JSFの全てのタグのリファレンスも載っていますが、使いこなせるようになるほどの説明は
付いていません。とりあえず載っているって感じです。
自分は概要を浅く広く理解したかったので、本書を買ってとても良かったです。
一応、良い点だけでなく、本書を読んで気づいた欠点も参考に述べておきます。
まず、内容はとても分かりやすいのですが、本文で参照している図や表の番号が所々
ずれているので、正しいものを探すのがやや面倒です。誤字脱字も目立ちました。
2005年の初版以降、校正したものは出ていないようです。
あと、EclipseのJSFプラグイン、ApacheのJSFリファレンス実装MyFacesが紹介されていますが、
2008年現在情報がもう古いです。新しい版を期待したいものです。
JSFをまったく知らない状態で読み始めましたが、図を使った説明が多いので内容が
とても分かりやすいです。JSFを使った基本的なアプリはすぐに作れるようになりました。
他の方も言っていますが、概要を手っ取り早く理解するにはとても効率的な本です。
ただ、内容は浅く広いので、実務で使う場合には、他のより詳しい本が必要になると思います。
JSFの全てのタグのリファレンスも載っていますが、使いこなせるようになるほどの説明は
付いていません。とりあえず載っているって感じです。
自分は概要を浅く広く理解したかったので、本書を買ってとても良かったです。
一応、良い点だけでなく、本書を読んで気づいた欠点も参考に述べておきます。
まず、内容はとても分かりやすいのですが、本文で参照している図や表の番号が所々
ずれているので、正しいものを探すのがやや面倒です。誤字脱字も目立ちました。
2005年の初版以降、校正したものは出ていないようです。
あと、EclipseのJSFプラグイン、ApacheのJSFリファレンス実装MyFacesが紹介されていますが、
2008年現在情報がもう古いです。新しい版を期待したいものです。
2005年4月27日に日本でレビュー済み
JSF、Hibernate、Springなど、最近よく耳にはするJavaの最新技術・ツールについて、手っ取り早く概要がつかめる本です。
私も含め、「流行(?)についていくために勉強しなきゃと思ってるんだけど、あまり時間がとれない・・・」という現場SE・プログラマに最適だと思います。
また、個々のツールの解説が他の専門書よりも薄いのですが、それらをどう組み合わせてWebアプリを開発するかが解説されているので、実際の開発でそれぞれのツールを使うかが具体的にイメージしやすくなりました。「よしこれから使ってみるぞ!」という気にさせてくれました。
さらに一歩踏み込んだ解説が必要であれば、専門書の方を合わせて読んだ方がよいと思いますが、最初の一歩はこの本で十分でしょう。そういう意味で、星5つとしました。
私も含め、「流行(?)についていくために勉強しなきゃと思ってるんだけど、あまり時間がとれない・・・」という現場SE・プログラマに最適だと思います。
また、個々のツールの解説が他の専門書よりも薄いのですが、それらをどう組み合わせてWebアプリを開発するかが解説されているので、実際の開発でそれぞれのツールを使うかが具体的にイメージしやすくなりました。「よしこれから使ってみるぞ!」という気にさせてくれました。
さらに一歩踏み込んだ解説が必要であれば、専門書の方を合わせて読んだ方がよいと思いますが、最初の一歩はこの本で十分でしょう。そういう意味で、星5つとしました。